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ゴルフクラブ

とや

ゴルフグリップチューンで飛距離アップ!引っかけ防止も!

こんにちは、ライターのとやです!

ゴルフのグリップが滑り始めたりすると、余計な力が入ってスコアにも直結してしまうことは有名なお話です。

ゴルフのグリップはただそれだけではなく、太さによってボールの傾向を少しだけ変えることができるんです。

グリップの太さが太いとどうなるの?

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グリップの太さが太いとボールはどんな傾向になってくるのでしょうか。

グリップが太くなればなるほど、手首を使う動きが抑制されます。そのため急激なフェースターンを抑えられ、ボールを引っかけるミスが少なくなります。

これは引っかけ癖のあるゴルファーにはいいことなんですが、スライサー傾向のゴルファーだとさらにスライスがひどくなってしまう可能性もありますね。

また共通のデメリットとして、ヘッドが走りにくくなりますので飛距離を少々犠牲にすることになります。

グリップの太さが細いとどうなるの?

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逆にグリップが細いとどのような影響が出るのでしょうか。

グリップが細くなればなるほど、ヘッドを効かせてスイングができるようになります。その結果ヘッドスピードがアップして飛距離を稼げるようになるというわけです。

スイングでヘッドを効かせられず、体と一緒にヘッドが流れてしまうゴルファーは、グリップを細くすれば、ボールのつかまりも良くなって、さらに飛距離が出るようになるんです。

反面ヘッドのコントロールがしにくくなり、ボールの方向性が多少犠牲になるデメリットが出てきます。

グリップ交換のタイミングで太さを変えてみる!?

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あまりお金をかけずに飛距離がほしい、スライスを直したい、引っかけ癖をなんとかしたい、と思っている方。

グリップ交換のタイミングでグリップチューンをしてみてはいかがでしょうか。

グリップチューンの方法は2つ。

1つ目はグリップを太いものに変更してあげること。

グリップは58、60、62などのサイズに分けられ販売されているのですが、58が太め、60が標準、62が細めとなっていますので、変更すればグリップの太さが変わります。

ちなみになぜ数字が大きいと細くなるのかというと、この数字が内径を表しているからなんです。

外径が同じで内径が小さくなれば、ゴムの厚みが大きくなるので、同じ太さのシャフトに挿入すれば結果として小さい数字が太く、大きい数字が細くなるわけです。

ショップで間違えて購入しないようにしましょう。

2つ目はグリップの下巻きテープの巻き数を増やしてやること。1巻きだったものを2巻き、3巻きと増やすとグリップを太くしていけます。

グリップはクラブと体の唯一の接点、テープ1巻き違うだけでも分かる

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グリップはクラブと体の唯一の接点です。テープが1巻き多いだけでも、その違いを感じ取ることができます。

グリップの太さがしっくりこないという方は、グリップチューンをして自分が欲しい性能にグリップを近づけてあげてもいいかもしれませんね。

ただグリップチューンは欠点もあるんですよね。実際にグリップの太さを変えてみて、「やっぱりダメだな~」と思っても気軽に元に戻せません。

スイングの感覚も変わってしまう場合があるので、心配な方は中古クラブなどで1本だけお試しをしてみたほうがいいかも。

とはいえグリップチューンがハマれば費用対効果は抜群。次回のグリップ交換のタイミングでぜひ一度お試しあれ。