ゴルフクラブ
おっ3
意外と打てるぞ!ブレードアイアン!
週末のラウンドのために、宅配便で送ってしまったレギュラー使用のクラブ。
でもちょっとボールを打ちたくて持ち出したのは、昔使っていたブレード(マッスルバック)アイアン!
『もう打てないだろう』と思って、ソフトにスイングしてみたら最高の感触と打球音を残して、打球はホップして伸びていきました。
意外と打てるものなんですね!
沁みついたクセ!
『おっ3』の憧れは、ゴルフを始めた頃から変わりません。
ベン・ホーガンこそ、憧れて止まないゴルファーです。
父の書斎にあった『モダン・ゴルフ』は何度も読みました。
パーシモンにブレードアイアン、糸巻きボールの時代の理論です。しかし、今でもこれがゴルフの『バイブル』と信じています。
そして『おっ3』も、父のお下がりのパーシモンとブレードアイアンでゴルフを始めました。
休みの日には500~600球もボールを打ち、タメの強いハンドファーストなインパクト、ダウンブロー、リストターンでボールをとらえることを身につけました。
これが身体に沁みつき、今やクセになってしまいました。
スキーも同じく……
今のスキー板は、ほとんどがカービングですね。
長さは短いのですがトップとテールに幅があり、クビレを大きくすることで、板を傾けるだけでターンができる構造です。
『おっ3』が以前使っていた板は、木材をカーボン素材で囲むようなボックス構造でした。
2メーターを超える板の、そのしなり感が好きでした。
しかし……。
モノコックのカービングスキーでは、踵(かかと)を蹴り出す動作は不要です。
そしてスタンスは、足を肩幅くらいに開いて立つようになりました。
『おっ3』は、『膝を縛ってでもくっつけて滑る』のがきれいと思っていた世代です。
スキーもゴルフと同様、身に付いている技術が古くて、新しい道具に馴染まない感じがします。
スィートエリアだけは少し広めがGood!
ハンドファースト、レイトヒット、タメ……。
このクセをクラブに合わせて直すのって、本末転倒だと思いませんか?
スイングのクセに合わせてクラブを選ぶべきで、クラブの特性にスイングを合わせたら、ガタガタになってしまいます。
もう一度、ブレードアイアンを探してみようと思います。
往年のスイングスピードはないですし、18ホール同じスイングを続けるフィジカルな能力も落ちています。
そのため、スイートエリアだけは少し広めが良いと思います。
あの打感と音、ホップして行くような球筋、ラフでもカマのように芝を切る切れ味!
あ~打ちたくなって来ましたぁ。