ゴルフクラブ
Gridge編集部
ミズノプロの新ドライバーを打ってみました!ヒッティの試打レポート
ごきげんよう、Gridge編集部のヒッティです。
2018年末に発表され、メディア向けの試打会があった「Mizuno Pro MODEL-E(ミズノプロモデルイー)」と「Mizuno Pro MODEL-S(ミズノプロモデルエス)」。
発売は2019年2月の予定ですが、契約プロたちはトーナメントでも使用しており、その評判はすでに記事にした通り。
ただ、気になるのはアマチュアの私たちにも飛ぶようなクラブなのかどうか。
僭越ながら、ヘッドスピード約39m/s(メートル/秒)の私ヒッティが、打ってみた感想をお伝えいたします!
目次
Mizuno Pro(ミズノプロ)はフィッティング専売モデルです!
より一人ひとりのゴルファーに合うクラブを提供できるように、フィッティングをしてカスタムオーダーをする販売スタイルで展開しているミズノプロシリーズ。
2017年からアイアンが発表されたのを皮切りに、続々と新しいモデルが投入されてきましたが、今回ドライバー、フェアウェイウッド、ユーティリティがラインナップに追加され、カスタム専用オーダーモデルのフル装備がそろったことになります。
2つのタイプどちらを使おうかな? と迷っている方は、フィッターがあなたのスイングタイプにぴったりのクラブを選んでくれるので安心です。
まずは【モデルS】を試打!
モデルSは「Signature(象徴・伝統の意)」のS。
435ccと小ぶりなヘッドと、こだわりのハイバック形状で、やさしいというよりもプロやハードヒッターが好む形です。
構えは実にシンプルでスッキリとしているので、「これが打てたらかっこいいだろうな〜」と思ってスイング!
……したものの、やはり私のゆったりスイングではあまり球が安定せず。
何球か打ち込んでコツをつかんできたら、とても操作性がよく、ドローやフェードが思い通り打ちやすく感じました。
小さいヘッドの良いところはまさにそこ。一般的に大きなヘッドはミスには強いですが、返りが遅く右プッシュなどが起こりやすいのです。
このモデルSは、最近の大きいヘッドが主流になってきている市場において、まさにプロやアスリートゴルファーが待ち望んでいた形!
ハイバックといって、お尻(ヘッド後方)に厚みがあるので、アッパーブローよりもレベルブローに振っていくイメージの人におすすめです。
つづいて【モデルE】を試打!
モデルEは「Evolution(革新の意)」のE。
ミズノこだわりの形がSであるのに対し、こちらのEは「やさしく遠く。そして、強く」がコンセプト。
個人的にはやはりこちらのモデルのほうが楽に飛ばせました。
大きいヘッドながらも漆黒のヘッドはスタイリッシュで、構えた時のサイズの違和感を抱かせません。むしろカッコいいです。
シャローバック形状、つまりお尻の部分が低く薄くなっているので、自然とアッパーブローに振り抜きやすく、球も適度に上がってくれます。
グラファイトデザインと共同開発のTour DのRシャフトを振りましたが、とても気持ち良く振り抜けました!
ドライバー・フェアウェーウッド・ユーティリティが同じ感覚で振れる!?
今回の2つのドライバーは、重心距離が浅め。
スムーズなヘッドターンができてスクエアにインパクトしやすいというのが売りですが、実はもう一つ、他のクラブとの「流れ」の良さも大きな魅力なんです。
「今日はドライバーが調子いいのに、他のクラブはイマイチだ……」とか、また逆の日もありますよね?
それはクラブが違うから当然といえば当然。でも、ミズノは少しでもその差を埋めようと追及しました。
ドライバーの重心距離はモデルEが36.0ミリ、モデルSで34.5ミリ。
3番フェアウェイウッドの重心距離は33.0ミリで、ユーティリティ3番は32.7ミリです。
この重心距離の差が小さく収まっていることにより、ウッド系のクラブは同じような感覚で振りやすくなります。
実際、私もフェアウェイウッドとユーティリティを打たせてもらいましたが、とても感触が良かったです!
クイックスイッチ機能でその日の調子で微調整も可能
ドライバーはもちろん、フェアウェイウッドやユーティリティもライ角・ロフト角・フェース角が調整できます。
低重心で力強い高弾道と打ちやすさ。これは、一度試打したら全部欲しくなっちゃうパターン……!(笑)
全国350店舗のミズノGCFショップ(ゴルフカスタムフィッティングショップ)で、フィッティングを体験してみましょう。