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初心者

今日一

初心者向けスイングチェックリスト「グリップ、隙間なく握れてる?」

みなさんこんにちは! ライターの今日一です!!

今回の記事は、左右の方向性が安定しない方にぜひ読んでいただきたい内容です!

ドライバー(1W)からウェッジまで、全般的に左右の方向性が安定しない。

長いクラブになればなるほどその傾向が顕著で、「1Wは狙った方向に飛んだ試しがない・・・」という方、もしかしたら私と同じ過ちを犯しているかもしれませんよ?

画像は小祝さくらプロ。力強いスイングで、しかも全然曲がらない!

その小祝プロと先日優勝争いを繰り広げ、見事勝利したアメリカのアマ女王、クリスティン・ギルマンは更に曲がらない!!

8歳からゴルフを始め、そのときからまったくショットが曲がらず、OB経験も記憶にないそうですね。

羨ましい・・・。

おさらい! 力み過ぎを解消する応急処置!!

以前、「スイングチェックリスト②」で、右手に力が入り過ぎる時の対処方法として、「右手の親指と人差し指を離してグリップする」という方法をご紹介しました。

今でも「何だか今日は力み過ぎている・・・」「特に手に力が・・・」という時にはお世話になっている応急処置です。

グリップする指の中で、一番悪さをしてしまう右手親指と人差し指を離してしまいますので、無駄な力が抜ける訳です。

しかし! 私今日一が良く陥る失敗、「だったらいつもその方法でいこう!」という短絡的思考。

力み過ぎを抑えてくれる代わりに、実践し続けたこのグリップ方法が別の問題を招いてしまいました・・・。

右手の仕事「方向性の調整」がないがしろに・・・

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後で知りました。ゴルフにおいて左右の手(腕)にはそれぞれ仕事があると。

左手
・クラブとボールの距離を保つ
・クラブの軌道、角度を調整する etc

右手
・方向性を調整する
・飛距離を伸ばす etc

左右それぞれの手の仕事についてある『師匠』から教えてもらった際、特に右手の仕事内容に驚きました!

「右手はスイングの邪魔をする存在。添えるだけで何もさせなくていい」と聞いたことがあり、それを信じて長いこと右手を邪魔もののように考えてきました。

そう、それから、ずーーーっと「右手の親指と人差し指を離してグリップ」し続けていたんです。

そしてある時、1Wの方向性が安定しない私に対して、またまた別の『師匠』が指摘してくれたんです。

「右手の親指と人差し指、何で離して構えているの?」と。

力み過ぎ対策として以前教わった旨を伝えたところ、「それ、応急処置として教わったんでしょ? いつまでも続けるとデメリットの方が大きくなるよ」とも。

で、結果として方向性が安定しなくなっていた私。

「確かに右手を握りしめる必要はない。でも、右手の親指と人差し指を毎回同じグリップの仕方で固定することで、方向性が安定するようになる」と教えてもらったんです。

「隙間なくグリップする!」

で、結論です。

「隙間なくグリップする」

強く力を入れる必要はありません。

ただただ、右手の親指と人差し指の間に隙間ができないように握れば良いだけです。

これ、実は「スイングチェックリスト①」でご紹介していた内容につながっていたんです。

そう、スイングチェックリスト①は「右手のy字が喉仏を向くようにできているか?」という内容でした。

このy字、親指と人差し指に隙間があるとできないんです。

なので、私自身スイングチェックリストに従ってグリップし続けていたら「方向性の安定」を手に入れていたはずだったんですね。

ただその当時、とにかくスライスしまくる力み過ぎスイングをどうにかしたくて、上記のような状況を生み出してしまっていた訳です・・・。

応急処置は、あくまで応急処置・・・

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先日記事にした「クラブを短く持つ」という方法も、今回の「右手親指と人差し指を離して握る」という方法も、あくまで「応急処置」なんですよね。

その応急処置に頼り過ぎて問題点解消のための努力を怠ったことによって、新たな問題を生み出していた訳です・・・

ゴルフって本当に『難面白い』ですね!!

引き続き「初級者」レベルの目線で、気付いたことや学んだことをアップしてまいりますので、応援よろしくお願いいたします!!!