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【14本のクラブセッティング編】☆失敗しない、クラブ選びのヒント

こんにちは。ラウンドの際、バックの中に入れてよい本数は14本!
もちろん、皆さんご存知ですよね。

では、1W(ドライバー)は何本? FW(フェアウェーウッド)は? アイアン・パターは? 何本いれてよいのででしょうか?
・・・そう、これには決まりがありません!(これも、ご存知ですよね。)

プロでも1Wがコースによっては2本入っていたり、常時ウェッジが3本あったり・・・と十人十色です。

そこで今回はビギナー・アベレージがコースで使える

"14本のクラブコーディネイト"

をお話しいたします。

コースで14本をフル活用できるようなセッティングを紹介いたしますので、最後までお付き合い下さいませ。
始まりはじまり・・・・

其の①、アイアンは何本必要?

まずはじめに、近年本数がめっきり少なくなりつつある『アイアン』のセッテイングに注目してみましょう。

これは、アイアンロフトのハイロフト化(番手表記はそのままで、実際のロフトだけが変わる事)に原因があります。

簡単に説明すると、楽に飛距離がでるようになり、3番〜5番のようなロングアイアンが必要でなくなってきた為に本数が減ったという事を意味します。

では、何番からバッグに?・・・

という点ですが『楽に打てる番手まで入れる』です。

極論になりますが、アイアンは特にコレが重要です。

例えばセットには5番からのセットで6番までしっかり距離を打てるが、5番はミスが目立つ・・・そんな時は、迷わず5番をバッグから抜いてみましょう!

打てないクラブや使わないクラブは入れず、活躍の頻度が多いであろうクラブで13本(パターを除く)を構成するという事です。

プロはまさしくコノ発想! 片山晋呉プロがよいお手本でしょう・・・

其の②、ウエッジは、PW・AW・SWの3本で大丈夫?

さて、アイアンのセッテイングが決まった所で次はウェッジに行きましょう。

上記でアイアンのロフトのハイロフト化は『ショートアイアンの飛び過ぎ』なる問題を生み出ました。

ロフトが立つ=飛ぶ=思ったより飛んでしまう・・・という問題、いわゆる、『100ヤード問題』なるものが浮上して参りました。

これは、ロフト角が全番手ひと番手分立ち気味になった事で、PW(ピッチングウェッジ)で100ヤードを打つのが困難になってきました。

そこで、これを解決するセッティング例として、お持ちのPWロフト角より4〜5度離れたロフトのクラブを入れます。(ギャップウェッジなんていいます)

例えば、PWが45度なら、49度。次のクラブも4度空け53度、そしてSW(サンドウェッジ)は、57か58度というように選びます。

これで、フルショットでのより正確な距離管理ができる・・・という訳ですな!

其の③、FW派のセッティング

クラブの特性を上手く利用してクラブセッティングを考える事も、より実践的なクラブ選択を考える上では必要です。

FWはティーアップしなくても、フェアウェーからも球が上がり易く距離を稼げるクラブです。

ですので、普段球が上がりにくく飛距離を求める方にはFWはオススメ。

おすすめなセッティング例として
3Wは、ティーショット用。
5Wはフェアウェイから距離を稼ぐ為に使用。
7Wはロングアイアン(2番・3番)の代わりに。

というふうにセッティングしてあげると、より実践的なクラブ選択になります。

シニアの方や女性には、さらに11番ウッドなんていうのもおススメです。

コンセプトは『軽く楽に振り抜けるクラブ選択』です。

その④、UT派のセッティング

では、UT(ユーティリティ)を上手くセッテイングする為に、まずご自分がアイアンで『コノ番手までなら狙った所に打てる』という番手を把握して下さい。

その次の自信が無い番手をUTに変えるというイメージです。

要は、"打てないアイアンの番手をカバーするクラブ”がユーティリティなのです。

大体の方が6番あたりからミスが多くなるので、26度位のUTを入れてその上に20度位という感じでセッティングすると、スゴく使いやすいセッティングになるのではないでしょうか?

やはり、全番手にいえる事ですが、コースで使う事を想定してのセッティングが大事だという事ですね。

使い分けができれば、もちろんOKですけどね!

その⑤、今回のまとめ

日頃、お店で皆さんのクラブセッティングをさせてもらっていると、13本(パターは含まない)の中で、けっこう使用頻度の少ないクラブがあるなぁ〜と思う事が多々あります。
ラウンド中1回か2回・・・みたいな。

でも、それで快心の1打が約束されれば良いのですが・・・
それならば、もっと使用頻度が多いクラブを確率がよいクラブへ変更しませんか?

というのが僕の提案です。

せっかく14本までクラブ選択できるんだし、その選び方に制約は無いからもっと個性が出てもいいかなぁ・・・と思っております。

プロみたいに1Wを2本入れたり、パターを2本使いもありですよね。

いかがです? 一度、キャディーバッグのセッティングを見直してみては!

では、また次回 皆様の少しでもお役に立てるようなネタ用意しておきます。   
押忍

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