外した時の影響は1打以上！ショートパットほど慎重に！

1メートル以内のショートパットを何度も外しているとスコアになりません。

わずかに左右にズレたり、カップの縁に蹴られてしまったりしていませんか？

こうしたミスは後々のプレーにまで悪影響を及ぼします。

決して油断しているわけでないのですが、なぜこのようなミスが出るのでしょう。

どんなに短い距離でも気を抜かない

ショートパットでのミスは、スコアを最も崩す原因の1つです。

しかも、そのミスだけに留まらず、カッとなって次のショットにまで影響を及ぼしますし、次のグリーンでのパットにも自信をなくさせたり、臆病にもさせますから、プレー全体を狂わせてしまいます。

それほど悪影響を及ぼす怖いミスだけに、ショートパットほど気を抜かず、慎重に打つようにしたいものです。

距離が短くなるほど早打ちになる

このミスの原因はほとんどが早打ちにあります。

性急にストロークしてしまうことがミスを生むのです。

特にテークバックが早くなると、ミスは避けられません。

距離が短くなるほど、テークバックも小さくなるため、性急にインサイドに引いたり、上方へ上げたりするのですが、パッティングでは少しの狂いも許されません。

ヒットした時の1センチの誤差が、1メートル先では何倍にもなり、カップの縁に蹴られたり、カップ周りの芝目に曲げられたりするのです。

どんなに短くてもフォロースルーを取る

また、短い距離のパットだからと、ボールをヒットした後、それでストロークを終えてしまう人が多いように思えます。

ボールをスタンスの中央に置いてアドレスしている人なら、左足の前くらいまではフォロースルーを出しましょう。

要するに、ゆったりテークバックをして、カップに真っすぐ打ち抜いていくことが大切なのです。

ショートパットのミスの“1打”は、その後を考えると1打以上の損と考えてもいいでしょう。

慎重になってもなり過ぎるということはないですよ。