初心者
パーシモン加藤
池とOB、どっちがいい? 100を切るためのコースマネージメント!!
Golf Dojo KATOU パーシモン加藤です。
今回は、100を切るためのコースマネージメントを解説させてください(^_−)−☆
よくある、左OB 右は池…。このような左右ハザードのホールを、どう攻略するか?
リアルラウンドレッスン動画を交えて解説します!
※イーグルレイクGC 14番ホールコースレイアウト(コースホームページより引用)。
視覚的プレッシャーに負けない思考
上記イーグルレイクGC 14番ホール
ティーグラウンドに立ち、まず目に入るのは右サイドの大きな池…。
左サイドのOBもめちゃくちゃ浅いんですが、視覚的プレッシャーは右サイドの池。
このようなホールでは、多くのゴルファーが右サイドの池を警戒して左に逃げたくなります(^^;;
しかし、これが大叩きを招く要因になってしまうのです…。
ローカルルールの特設ティーを!
今回のコースマネージメントは、100切りを目指すゴルファーに向けたものです。
もちろん、それ以外のレベルの方にももちろん参考になる部分もあります(^^;;
しかし、これからお話しする内容は、競技ゴルファーの方は除いて、100切りを目指すゴルファーのためのお話になります。
多くのゴルフ場には、ローカルルールと言うものがあります。
この中の、特設ティー(前進ティー)についてのお話になります。
この特設ティーは、コース側がプレーの進行を考えて設置しています。
OBで打ち直しをしていると、時間がかかる、難しいホールではつまって渋滞が起きてしまう…などを防ぐためです。
この特設ティーの多くが、「OBの場合は、特設ティーから4打目でプレーすることができる」となっています。
前進ティーとも呼ばれ、略して前4(マエヨン)とも呼ばれています。
イーグルレイクGC14番ホールでは、OBは特設ティーから4打目、池に入った場合は特設ティーから3打目となります。
この違いは、本来OBの場合は打ち直しとなります。
1打目をOBにすると、OBは1ペナルティーで打ち直しは3打目になります。
3打目を打って進んだと想定してのマエヨンなんです。
池に入った場合の処置
まずこの池や海、湖、川、溝などのことをウォーターハザードと呼びます。
通常、このようなウォーターハザードの周りは黄色い杭が打たれています。この黄杭がウォーターハザードの目印ですね。
さぁ、不運にもこのウォーターハザードに入ってしまいました。
この時の救済方法は以下の3つです。
1. ウォーターハザードの中からそのまま打つ。
この場合は無罰
2. プレーした所からもう一度打ち直す。
この場合は1打罰
(打ち直しがティーグラウンドの場合は、ティーアップしても良い)
3. ボールがハザード境界線を最後に横切った地点とホールを結ぶ線上の後方にドロップして打つ。
この場合は1打罰。
(線上後方ならどこまで後ろに下がっても良い)
ここでもう一つ!
コースには池や溝などの他に、ホールと並行して流れる川などがあります。
このような川のことをラテラルウォーターハザードと呼び、上記救済方法(3)“ボールがハザード境界線を最後に横切った地点とホールを結ぶ線上後方でのドロップ”で、どこまでいってもドロップすることができない水域の事を指しています。
このラテラルウォーターハザードには赤色の杭が打たれています。
この赤杭が打たれているラテラルウォーターハザードに入ってしまった時は、どうするのでしょうか。
この時の救済方法は以下の5つになります。
1 上記(1)と同様。
2 上記(2)と同様。
3 上記(3)と同様(規則上は可能ですが、現実的には不可能)。
4 ハザード境界線を最後に横切った地点から2クラブレングス以内でホール内に近づかない位置にドロップし打つ。
この場合は1打罰
5 ハザードを最後に横切った地点の対岸地点(ホールから等距離)から2クラブレングス以内でホールに近づかない位置にドロップし打つ。
この場合は1打罰
以上、5つのうちのどれかを選択してプレー続行するのが正式なルールです。
池に入って特設ティーからプレーする場合、イーグルレイクGCのローカルルールでは前進3打となります!
池の処置の、3・4・5を考慮し、前進して3打目になっています。
このように、同じ特設ティーで打つにしても1打違うんです!
前4 or 前3 どっちがいいと言われたら?
前4と前3、どっちがいいと言われたら、当然3の方がいいですよね(^^;;
これが視覚的プレッシャーに負けない思考につながるんです!
誰でもすぐに使えるコースマネージメント(^_-)-☆
決してセコくなんかありません!!
プロセスを選ぶか? 結果を選ぶか?
あなた次第です。