初心者
Golf72
意外と知らない?正しいヤード杭の見方でスコアメイク!
ゴルフ場に行くと、必ず見ると思います。
ティーグラウンドからグリーンまでの途中、コースの両端にヤード杭ってありますよね。
数字だけ見て、すぐにクラブを選んでしまうと、意外と間違いやすい落とし穴があります。
今回は「正しいヤード杭の見方」をご紹介させていただきます。
ヤード杭の種類
ゴルフ場によって、ヤード杭の種類はさまざまです。
一番多いのが数字が書いてあるタイプですが、線で残り距離を示してあるヤード杭もあります。
数字のヤード杭はわかりやすいですが、線で書いてあるものはいまいちわかりにくいですよね。
多くのゴルフ場で線の場合は、
1本:残り50ヤード
2本:残り100ヤード
3本:残り150ヤード
4本:残り200ヤード
といった具合になっています!
他にも、色で残りの距離を示しているゴルフ場もあります。
その場合、一般的には、赤(100ヤード)、白(150ヤード)、青(200ヤード)が多いです。
また、50ヤード刻みに目印となる苗木を植えているゴルフ場もあるので、注意が必要です。
必ずプレー前に、キャディーさんに聞くか、セルフの場合はマスター室に尋ねるなどして確認しましょう。
センター表示 or エッジ表示
表示されている残りの距離は、“どこまでの距離”なのでしょうか?
それによって、選択する番手が大きく変わります。
表示の方式としては、2つあります!
1.グリーンセンター表示
セルフプレーが多くなった現在は、グリーンセンター(中央)までの表示が主流です。
そのため、例えばピンが手前にある場合は、ヤード杭の表示に合わせて打つと、ピン奥に止まってしまいます。
受けグリーン(奥が高いグリーン)の場合は下りのパットが残ることになるので、注意が必要です。
例:
グリーンセンターまで150ヤード、ピンは5ヤード手前
=ピンまでの距離は145ヤード
2.グリーンエッジ表示
キャディー付きプレーがメインのゴルフ場は、今でもグリーンエッジ(手前端)までの距離表示をしているところが多いですね。
ということは「ピンがエッジから何ヤード奥に入っているか」という計算が必要になるので、「ヤード杭の表示+エッジからピンまでの距離を」打っていく必要があります。
例:
グリーンエッジまで150ヤード、ピンは25ヤード奥
=ピンまでの距離は175ヤード
また、エッジ表示のゴルフ場でも、「ショートホール(パー3)だけはセンター表示」など、混在している場合があるので、これもマスター室で確認しておくと無難です。
ピンの位置を確認しよう
ヤード杭の種類と、グリーンセンター・エッジ表示の見方はわかりました。
では、どうやってピンの位置を把握するのでしょうか?
そんな時、写真のようなピンポジションの図を見て、グリーンのどこにピンが刺さっているのかを確認します(通常はカートのハンドル部分に挟んであるか、前かごの中に入っています。グリーンマスター室前に置いてある場合もあります。キャディーさんがいる場合は、教えてもらえます)。
数字に従って、残り距離を計算し、番手を選びましょう。
ただし、『ピンポジションに関わらず、グリーンのセンターを狙うのが鉄則』とあの中部銀次郎(なかべぎんじろう:日本のレジェンド的アマチュアゴルファー)さんも言ってました。
ピンを狙うよりも、グリーンセンターまでの距離を狙っていくほうが、安全にスコアメイクしていくことができるかもしれませんね。