初心者
かずやん@ティーチングプロ
スコアを崩さないために!冬のプレーで気をつける6つのこと
こんにちは、かずやんです。
冬になると芝生は緑から茶色に変わって景色も冬らしくなってきますね。
冬は気温も低くなり、夏のプレーより気をつけるポイントがいくつかあります。
そこで今回は冬のプレーで気をつけることをご紹介します。
これを読めば冬の特徴を知ることができ、大きなミスを減らすことができるでしょう。
目次
準備運動は入念にしましょう
寒くなると筋肉は収縮して硬くなりがちです。筋肉が硬いままスイングをしてしまうと体を壊す可能性が高くなります。
なので、プレー前には夏より入念に準備運動をするようにしましょう。体を温めるためにその場で駆け足するのも良いと思います。
無理にストレッチするのも筋を痛めたりするので気をつけてください。気持ちいいくらいで十分効果があります。
スタート前の練習も、素振りを多めにすると体が温まります。クラブを2本持って素振りするとストレッチ効果があります。
冬の芝生はダフリやすくなるので注意
夏とは違って冬の芝生は枯れて茶色になってきます。
茶色の芝生は地面との距離が近くなり、芝生も薄くなるのでボールを打つ時には注意が必要です。
土の上で打つ感覚に近いので、ダフったりすると全然ボールは飛びません。
初心者の方は冬の芝生ではボールをトップ気味に当てることを意識しましょう。
ダフるよりは前へ飛びますし、ボールも良く転がります。
ボールをクリーンに打てる方は季節に関係なく普段通りのショットを心掛けましょう。
寒くなるとスイングリズムが早くなりがちなので、ゆっくり振ることを意識するといいと思います。
冬の飛距離を把握しておく
冬のゴルフは夏に比べて飛距離が落ちます。
その理由は3つあります。
・ボールの温度が下がり、ゴムが硬くなって本来の性能を発揮できない
・厚着すると体を動かしにくくなる
・寒さで筋肉が硬くなり、スイングスピードが落ちる
飛距離の落ちる数字は個人差がありますが、夏に比べて約10~20ヤード(ドライバーの場合)は落ちると思っておきましょう。
ボールをポケットに入れたり、カイロで温めたりして飛距離のロスを抑えてみようとしましたが、あまり効果はありませんでした。
打つ時は温かくてもボールを打った瞬間、冷たい空気と風圧によって一瞬で冷えてしまうからだと思います。
練習場である程度の飛距離を把握してからプレーすることをオススメします。
夏と同じ飛距離を出そうとすると、体を壊す恐れがありますし、スイングにも悪影響が出るので止めておきましょう。
冬の飛距離は普段と違ったプレースタイルになることを楽しんでみてください。
ウェアは薄着の重ね着がオススメ
冬のプレーは寒くて厚着をすると思います。
モコモコのダウンなどを着たいところですが、スイングができなくなってスコアがまとまらなくなります。
私の場合は薄くて温かい素材を重ね着するようにしています。
上半身は体を回すので、邪魔をしないような伸縮性のある素材を選びます。
メーカーが出しているゴルフウェアでハイネックのもの、ウインドブレーカー、ベストを着るのも良いと思います。
下半身もしっかり防寒対策をしておきましょう。
足元から冷えてくると、体温を維持するのにエネルギーを使うので体力を使います。
タイツや冬用のパンツを履いたり、レインウェアを着用するのもアリです。
手袋や使い捨てカイロなどの保温グッズを活用しましょう
コースでのプレーはほとんどが移動時間です。
移動中に体を冷やさないように手袋や使い捨てカイロなどを使うと良いでしょう。
温かい飲み物を飲むのも効果的です。
ネックウォーマーを着用すると顔も保温できるのでオススメです。
耳も冷たくなるのでニットの帽子をかぶれば防寒対策も完璧です。
寒さで体調を壊してしまったらせっかくのゴルフも楽しめません。
冬のプレーは入念な準備をしておくと良いと思います。
グリーンとティーグランドが凍っていた時の注意点
冬のゴルフ場ではパッティンググリーンとティーグラウンドが凍ります。
まず凍ったグリーンで注意することはセカンドショットなどで狙う時です。
カチカチに凍ったグリーンは、まるで舗装されたアスファルトのように硬くなるため、直接ボールが当たると勢いよく飛びます。
なので、直接グリーンに乗せるショットを打つと勢いよく跳ねてボールはグリーンの外へ出ていきます。
凍ったグリーンの時はいったん手前まで運び、アプローチで寄せるようにしましょう。
凍ったグリーンでのパッティングは、不思議ですがいつも通りの感覚で打てます。グリーンの表面に霜がついている場合は少し強めのタッチで打つと良いでしょう。
次にティーグラウンドについてですが、ティーグラウンドが凍るとティーが刺せません。
なので、冬の時期だけ穴を開ける道具がティーグラウンド脇に置いてあります。
先に道具で穴を開け、ティーを刺してショットしましょう。
凍ったティーグラウンドはアスファルトの上と同じと思ってもいいくらいの状態なので、アイアンでのティーショットでもティーを刺して打つことをオススメします。