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初心者

ノザ@ゴルフライター

突然理解できるから「ゴルフの知識」は頭に入れておこう!という話

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こんにちは~ノザ@ゴルフライターです!

今回は、「ゴルフの知識を入れておこう! 理解できる日が来るから!」をテーマに書いていきます。

突然ですが、ゴルフ雑誌は1ヶ月の間にどれだけ出ているか分かりますか?

その数なんと10誌以上(週刊誌含む)。

加えてテレビでもゴルフレッスン番組は毎日のようにやっている。なぜこんなにレッスン本や、レッスン番組が多いのか?

それはゴルフが「難解だから」です。

それ故に各雑誌が「100切りにはこれが必要!」「パターの選び方は?」「飛ぶドライバーとは?」「無駄の少ないスイングとは?」と連日のように取り上げるんです。

でもですよ?

一方で「このスイングが良い!」「もう一方であのスイング論は間違いだ!」と書かれ困惑したりもします。

知識を入れれば入れるほど、混乱したりもするんです。

どっちだよ! って(笑)。

では、ある程度の知識を入れたらもうそれ以上の知識は必要ないのか?

そんなことはありません。

ゴルフの知識はできるだけ取り入れましょう。

その時は分からなくても、突然理解できる

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これ、僕がまんまそうだったんですが、ゴルフの知識ってあればあっただけ無駄にならないんですよ。

詰め込み過ぎたりしたら頭パンクして、もう昔のことなんて忘れちゃうって思うじゃないですか?

でも実際は、「これってそうなの?」とか「そんなの初めて聞いた!」という内容は頭に残り続けるんです。

初めて聞いただけに、インパクトから頭に残り続けるんでしょうね……。

そして自分に必要になった時、突然理解できるんです。その時は分からなくても突然に。

知識を入れないと、気付くタイミングで気付けない

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突然理解するので、この入れた知識がいつ役に立つかは分からない。

1年後かも知れないし、5年後かも知れない。いやずっと役に立たないかも知れない……。

でも植え付けた知識が役に立つまでは時間が掛かるので、【無駄かも知れないとは思いつつも常に仕入れるべき】なんです。

プロだってみんなそうしてますよね? 新しいクラブが出れば試して、新しいスイングが流行れば一度は取り入れる。

最近で言えば「地面反力」なんて言葉がありますよね。

どんな無駄なことになるか分からないけど、とりあえず頭に放り込む。そこからすぐさま覚醒するか、一生日の目を浴びないかは分からない。

まあ、ゴルフも常に勉強ってことなんですよね。スイングもクラブもそうですが、完成はしないんです。

【実体験】アウトサイド軌道を理解したきっかけは「球を潰す」という言葉

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ここで僕の実体験を一つ。

当時の僕の悩みは強烈なダフり。

コースに出ると必ず2~3回は「2ヤードほどしか飛ばない超絶なダフり」をしてしまうんです。

というか、常日頃からちょいダフりはしていました。

師匠に聞くと、「軌道がインサイドから来過ぎているから、傾斜がちょっとでも変わるとダフってしまう」とのことで、もう少し「アウトサイドな軌道」を取り入れたら? という話になりました。

このアウトサイド軌道。これを理解するまでに相当時間が掛かりました……。

・クラブを外から持ってくるんだよ!
・クラブを立たせて!
・左足に向かって振り抜いて!

何を言われてもしっくりくる言葉はなく。1個ずつこなしてもちんぷんかんぷん。

クラブを外から? 外からって何? クラブを立たせる? 左足に向かって振り抜く? どういう意味?

で、そこを意識すると他がバラバラになるんだけど?


……全然上手くいきません。もっと初心者用のアドバイスしてくれよ! って心で思う時もありました……。

ただですね、意味は分からないんですがこの時何となく、受けたアドバイスは覚えていたんですね。

そしてある日、ゴルフのレッスン番組を観ている時です。

突然すべての言葉がつながりました。

そのレッスンプロはフェードを推奨している方で、「フェードが打てない人は球を潰すように打ってみよう」と言ってました。

この球を潰すという表現が僕にバッチリハマったんですよ。

球を潰す意識で打つと上からクラブヘッドを入れなければならないので、入射角が鋭角になる。

鋭角になるには、トップからの切り返しの時に外側に膨らまないといけない。

そんな感じで一度球を潰す意識で打っていると、なかなか良い球が打てるようになりました。

師匠に見てもらうと、「アウトサイド軌道になってる!」と言うんです。

球を潰すというワンフレーズで、あれほど大変だったアウトサイド軌道が手に入った訳です。

すると、受けたアドバイスの数々が突然理解できたんです。

感覚で言うと、点と点がつながったという印象。

気付いたのはたった一言。そこからつながってつながって一気に理解が深まった訳です。

しかしこう思う人もいるでしょう。「じゃあ、球を潰すのアドバイスだけで良かったのでは?」と。

確かにそれでアウトサイド軌道は作れましたが、それだとたった一つのアドバイスで何の裏付けもない訳ですよ。

他の点がつながり、理解が深まることが大切。だから最初のちんぷんかんぷんなアドバイスも決して無駄ではなかったんです。

まとめ・点と点がつながるから情報は大切

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僕はゴルフ雑誌は毎月買いませんが、レッスン番組は欠かさず見ています。

で、「つかまったドローの打ち方」なんてのを見るといろいろな理論で説明しているんですよね。

「もう新しい理論が出尽くして、適当なこと言っているのでは?」とか「もうドローは打てるから見なくてOK」とか思ってはダメです。

とりあえず知識を入れましょう。必要ないかも知れないけど、いつか役に立つかも知れない。

繰り返しますが、単なる点がいつか線になるかも知れない。

ということで、【訳が分からなくてもゴルフの知識はいつも吸収しよう!】という話でした。

それではまた!