初心者
iyori
知らないとマナー違反!ピッチマークとグリーンフォークとは?
みなさんは、ピッチマークという言葉をご存知ですか?
ピッチマークのことをちゃんと理解しておくことは、ゴルフコースでプレーする上で、とても初歩的なマナーです。
しかし、大変残念なことに、ちゃんと理解されている方はとても少ないのが現状です。
この記事で、ピッチマークに対する理解が広まるとうれしいですね。
ピッチマークって何?
ゴルフ初心者の方だと、ピッチマークという言葉自体、まったく初めて聞くという方も多いかもしれませんね。
ピッチマークとは、グリーンにボールが落下した時にできるへこみのことです。
ボールマークという呼び方も、一般的ではあります。フェアウェイ上でアイアンなどを打った後にできる穴を指す「ディボット」という言葉も、同じように使われることがあります。
ここではピッチマークとしてご紹介しますが、ピッチマークができたら、他のプレーヤーの迷惑にならないように直すのが、ゴルファーとしてのエチケットとなります。
そのときに使用する道具が、グリーンフォークとなります。
ピッチマークを直す理由
では、なぜピッチマークを直す必要があるのでしょうか?
ひとつ目は、芝の枯死を防ぐためでもあります。
ピッチマークをそのままにしておくと、その箇所と周囲の芝が枯死してしまい、そこは芝が再生しなくなってしまいます。
グリーン上に茶色く丸い枯芝を見かけたことがあると思いますが、それこそピッチマークを放置してしまった痕です。
なるべく早く修復しないといけませんので、ボールをグリーンにオンさせたら、最低でも自分がつけたピッチマークだけはしっかり修復しましょう。
ふたつ目は、他のプレーヤーのプレーに、影響を与えないようにするためです。
もし、自分が作ったピッチマークが、他プレーヤーのパッティングライン上にあった場合。
それは、相手のパッティングの妨げになってしまいます(もちろん、パッティングする前に修復できます)。
こんな風に言うと、なんだかピッチマークを作ることが悪いように聞こえますが、ピッチマークはグリーンオンができた証でもありますので、正しく直しておきさえすれば問題ありません。
ピッチマークの修復方法
ピッチマークを直すためにはグリーンフォークという物を使います。
グリーン上にできたピッチマークを、グリーンフォークを使って埋めていきます。
まずは、動画を見てみてください。
おすすめグリーンフォーク『スコッティ・キャメロン』
ピッチマークを修復する道具を、グリーンフォークと言います。
このグリーンフォークにもいろいろな種類があるのですが、カッコ良さと使いやすさで、定番中の定番となっているのが、このスコッティ・キャメロンのグリーンフォークです(同社では「ピボットツール」と呼んでいます)。
ちょっと高価なのですが、お気に入りのグリーンフォークがあれば、ピッチマークの修復も楽しくなりますよ♪
おすすめグリーンフォーク『ディボット・スティック』
ここ1年ほど、とても気に入っていて、みんなにオススメしているのがこの『ディボット・スティック』!
修復の仕方が下手だったりすると、かえってグリーンを痛めてしまうのですが、このディボット・スティックは、とにかく使い方が簡単で芝を傷めにくくできています。
詳しくは動画を見てください。ぜひ、一度使ってみてほしいアイテムです。
いかがでしたか?
これから、芝も新芽が出てきて、どんどん緑が美しくなってきます。
グリーンをきれいな状態に保てるかどうかは、プレーヤーの心がけでかなり変わります。
しっかりマナーを守ってプレーを楽しみましょう。