初心者
Yanagi@TPIトレーナー&ドラコンプロ
子育てゴルファー必見!!スナッグゴルフを楽しもう!!
みなさん「スナッグゴルフ」って聞いたことがありますか?
スナッグゴルフは、教える者、学ぶ者の両方にとって「やさしく」「正確に」「どこでも」「誰でも」ゴルフの基本を学ぶことができることを用具とプログラムの開発コンセプトにして、用具開発に4年、プログラム作成に2年を費やして開発されたスポーツです。
小さなお子様を育てているゴルファーの皆様には、ぜひお子さんとスナッグゴルフを楽しんでいただき、未来のゴルファーを生み出してください!
ということで、今回は「スナッグゴルフ」についてご紹介します。
スナッグゴルフとは?
スナッグゴルフ(SNAG GOLF)は、元PGAツアープレイヤーのテリー・アントンとウォーリー・アームストロングの2人の米国プロゴルファーによって2001年に開発された新しいスポーツです。
スナッグ(SNAG)は、“Starting New At Golf”(“ゴルフを始めるために”の意)の頭文字を採った造語であることが示しているように、子供や初心者でもクラブを握ったその日からプレーを楽しめるような工夫がたくさんされています。
また、「SNAG」には、「くっつく」という意味がありますので、スナッグで使用するターゲット類はすべてボールがくっつくようにデザインされています。
初めてゴルフクラブを握った日からナイスショットを連発する人なんてほとんどいませんが、スナッグゴルフなら子供でも何となくいいショットが打てます!!(6歳の娘がそうでした)
また、スナッグゴルフを指導する人のほとんどがゴルフ経験者で、「ゴルフの楽しさを伝えたい!」という強い思いを持っていると思います。
さすがに元PGAツアープレイヤーが開発しているだけあって、「教える側」のことも考えてあり、ゴルフ経験者でもアプローチ練習感覚で結構楽しめます。
スナッグゴルフのクラブはたったの2本!
■ランチャー
ゴルフクラブでいうアイアンです。
グリーンに乗るまではランチャー1本でフラッグを狙います。
1本で距離を調整しますから、フルショット・ピッチショット・チップショットを学ぶことができます。
また、後述の「ランチパッド」を使い、常にティーアップした状態で打てるのも、初心者に優しい点です。
サイズはS、M、Lの3種類が用意されているので、体格にあったものを選びましょう。
・Sサイズ 5~7歳 100cm~125cm
・Mサイズ 8~11歳 126cm~150cm
・Lサイズ 12歳以上 151cm以上
クラブ重量も軽く、幼児でも簡単に振ることができます。
■ローラー
ゴルフクラブでいうパターです。
ローラーを使う場合、ランチパッドは敷かずそのまま打ちます。
ロフト角は0度ですし、ゴルフコースほど整った芝の上でプレーしない場合もありますから、ここでもグリーン周りのセンスを磨くことができます。
■ランチパッド
ゴルフでいうティーの役割をしてくれます。
スナッグゴルフではグリーンに乗るまでは毎回ランチパッドでティーアップして打ちます。
前傾姿勢が多少崩れても、高めのティーと大きなヘッドで、何となく前に飛ぶように考慮されています。
■フラッグ
ゴルフでいうカップの役割です。
スナッグゴルフでは、ホールアウトではなく「スナッグアウト」といい、ボールがフラッグにくっついたら終了です。
フラッグにボールが当たってもボールがくっつかなければ「スナッグアウト」にはなりませんので、ある程度強弱を調整しなければいけません。
■ボール
ボールはゴルフボールと同じくらいの重さですが、柔らかくフワフワしたテニスボールのようなボールで、フラッグにくっつくように作られています。
スナッグゴルフのルールは超シンプル!
ゴルフと同様、ティーインググランドからスナッグフラッグに何打でくっつけられるかを競います。
ただ、小さな子供でも楽しめるように、ゴルフのような複雑なルールはありません。
◇基本ルール◇
1.ランチパッドを使用し、ティーショット→セカンドショットとショットを繰り返しながらグリーンを目指します。
セカンドショット以降は、プレイヤーはフラッグに向かって、ボールのすぐ後ろにランチパッドを置き、再びボールをティーアップして打ちます。
※グリーンの外ではローラーを使用してはいけません。
2.グリーンに乗ったらローラーでフラッグを狙います。
グリーン内に入ったボールに関しては、ボールの位置を動かすことはできません。
3.ボールがスナッグフラッグにくっついた状態になればホール終了(スナッグアウト)です。
◇こんな時はどうする?◇
1.急な斜面など、ボールがティーアップできない場合
スナッグフラッグに近づかないようにボールのある場所から最も近くて再びティーアップできる所まで行き、そこからルール1に従ってプレイを続けます。
2.ボールがコースから出た場合(OB)
出た地点に最も近い場所から、1打ペナルティを追加しプレーを続けます。
※ゴルフのOBに相当しますが、スナッグでは元の場所からの打ち直しではなく、ボールの出た地点に最も近い場所からの打ち直しとなります。
3. ロストボール
紛失したと思われる場所に最も近い場所から、1打ペナルティを追加しプレーを続けます。
4.ライン上に別プレーヤーのボールがある
ゴルフの様に、ボールのある場所にコインまたはその他の小さく、平らな物を代わりに置き、その場所をマークし拾い上げてOKです。
親子で楽しむスナッグゴルフ
私の子供はまだ小さく、なかなかゴルフの練習に行く時間を確保できません。
かといって、家の中でアプローチやパター練習を1人で行なっていると、子供たちに「パパ遊んで〜」とおままごとに巻き込まれてしまうのです。
そこで、子供たちをゴルフの練習に巻き込んでやろう! という邪(よこしま)な思いでスナッグゴルフのクラブを買ってみましたが、簡単にナイスショットが打てて子供は大喜び!
そして、パパもアプローチ練習の時間が確保できて大喜び! という最高の好循環が始りました。
子育てゴルファーのみなさん、「スナッグゴルフ」で親子の絆を深めつつ、ゴルフの技術を上げていきましょう!
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