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初心者

とや

初心者がスコアアップするために重要なのは「力まない」「無理しない」!

ゴルフを始めて数年以内という初心者の方、一生懸命練習してもなかなかスコアが上がらない、という悩みをお持ちの方も多いんじゃないでしょうか。

巷では「100を切るには!?」なんていう情報がたくさんありますが、実際に100を切ることはできたのでしょうか。

実は初心者がスコアアップをするためには重要な事実が隠されているんです。

熟練者やベテランには影響が少なく、初心者になるほど影響が大きな「ある真実」とは……。

ドライバーを飛ばす、バックスピンをかける、これは上級者の話

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ドライバーの飛距離を求めたり、バックスピンが効いたボールでグリーンで戻る球を打つ。

こういったことは上級者、もしくは中級者以上のゴルファーが狙うべきことです。

さて、飛距離を狙ったりバックスピンを考えると自然と力が入りませんか?

強く打ちたい、スピンをたくさんかけたいと思うと、初心者であればあるほど「力」が入ります。

逆にベテランになればなるほど、自分の打ち方、力加減というものをつかんでいますよね。

初心者のスコアアップの秘訣には、その「力が入る」という力みと関係がありそうです。

力むとボールは打てるのか?

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残り170ヤード、7番アイアンで思いっ切りスイングすれば届く……。

こんなシチュエーション、結構ありますよね。

この「思いっ切り」というのがミソで、正直しっかりボールをインパクトできるかどうか、はなはだ疑問です。

当然ちゃんと打てる時もあるのですが、力を抜いてリラックスして振り抜いたスイングよりも確率は落ちることでしょう。

むしろ盛大にダフったり、チーピンになったりと、まったくピンに近づくことができず打数だけを重ねてしまう。そんな可能性が増えます。

練習場ではナイスショットが打てていてもスコアが出ない方、心当たりはありませんか?

スコアアップしたいならフルスイングを封印してみよう

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もちろんフルスイングが悪いわけではありません。

スイングの精度を悪くしているのは、フルスイングを狙う時に出る「力み」なんですよね。

ならばフルスイングそのものを封印して、しっかりボールをとらえる確率を上げてみましょう。

いわゆるスリークォーターショットなんて言われていますが、ハーフスイングとフルスイングの中間くらいのスイングでボールを打ってみてください。

するとボールの飛距離は多少落ちるかもしれませんが、大きなトラブルの確率はグンと減るんです。

「力まないこと」これが初心者ゴルファーがスコアアップするための真実なんです。

ゴルフ初心者のスコアアップにはショット以外でも

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ゴルフ初心者がスコアを浪費する原因は力みでしたが、ショット以外にもスコアを浪費する原因が隠されています。

力みとは関係のないスコアアップのポイントも見ていきたいと思います。

まずゴルフ初心者がスコアを落としていくのは

・ミスショット
・マネジメント
・アプローチ
・パッティング

の4つに大きく分類されます。

ミスショットが起こる原因がこれまで紹介した「力み」になるんですが、力みとはまったく関係のない部分でも初心者ならではのミステイクが隠されています。

ゴルフ初心者が陥りやすいマネジメントミス

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ゴルフ初心者は、とにかくマネジメントミスが多いのが目につきます。

本人としては、番手通りの距離を選んで打っているだけのはずなのですが、それだけではOBや池ポチャ、1ペナ(ペナルティ=罰打)などでスコアを落としてしまうんです。

フェアウェイが広くOBが出ないようなところではドライバーでもいいでしょう。しかし狭い上にハザードやバンカーが配置してあるところではどうでしょうか。

「ティーショットはドライバー」と決められているわけではありません。

仮にOBを打ってしまえばプレイング4(特設ティー)から残り100ヤードほどで第4打目。パー4で350ヤードのホールとすれば、250ヤードの距離を3打かかって進んできたことになります。

それなら150ヤードくらい飛ぶ7番アイアンで2回打てば、2打で300ヤード進める計算になりますよね。どちらかのショットがミスをして100ヤードしか飛ばなかったとしても、3打目を100ヤード付近から狙えるわけです。

ドライバーだけに限らず、ハザード越えが必要な場面では「しっかり打てれば越える!」という場面。

毎回ナイスショットが出るわけでもないのにハザード越えを狙おうとしています。

越えれば気持ちいいですし、パーやバーディも狙えるかもしれません。

でも無理をしないという選択をすればパー、バーディは出ないにしてもトリプルボギーやそれを超えるスコアは出にくくなります。

無理をしないマネジメントが、結果的にスコアが安定してくる秘訣なんです。

スコアアップのためのマネジメントはどうすればいい?

ゴルフ初心者がスコアアップをするために必要なマネジメントは、「無理をしない」をキーワードにおいてプレーすることが大切です。

全然距離が出ないゴルファーでもスコアをまとめてくる人がいます。こうした人はとにかく無理をせず、スコアが崩れる可能性がある選択を避けています。

これがスコアアップのためのマネジメントなのです。

具体的にはティーショットでOBの可能性があるクラブは握らないようにしましょう。

セカンドショット以降ではハザードを避ける、グリーンを狙うショットでは短めに、をショットで徹底していきましょう。

斜面で受けているところでは、低いボールを打ってミスショットでも斜面に引っかかるようなボールを打てばOBの可能性が大きく下がります。

あと、打てるかどうかわからない距離が残っている時は、迷わず刻むようにしましょう。

これを徹底していくだけでボギー、ダボ(ダブルボギー)ペースを十分狙っていけます。

最初に思い描いた計画は1打ごとに修正する

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ゴルフ初心者がマネジメントで無理をしてしまうのは、最初に立てた計画を何がなんでも遂行しようとするからです。

ティーショットを林の中に打ち込んでしまったとしても、セカンドショットではグリーンを狙う、いわゆるパーオンを狙おうとしてしまいます。

ティーショット前に、「ティーショットを220ヤード飛ばして残り120ヤードをピッチングウェッジでパーオン。2パットで入れてパーだ!」と頭の中で計算しています。

ティーショットをミスったら、次でリカバリーをしようと無理をしてしまうんですよね。何が何でもパーオンを諦め切れないんです。

最初に攻め方の計画を立てるのは悪くはありません。

ただ計画通りに進まないのがゴルフなので、1打打つたびに計画を変更していくようにクセをつけておきましょう。

ティーショットをミスすれば、パーオンではなくボギーオンに修正する、セカンドショットで長い距離が残ってしまったらボギーオン狙いでクラブ選択をする、など。

マネジメントに長けている人ほど、無理をせず計画を変更しているんです。

ゴルフ初心者が陥りやすいアプローチのミス

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ゴルフ初心者がグリーン周りまでボールを運んできた時、アプローチでミスをしやすいポイントがあります。

ウェッジで高いボールを打ってベタピン狙い、という方はいませんか? むしろそればかり狙っている方もいるんじゃないでしょうか。

ウェッジで高いボールを打ってピンに絡めていくのは、成功すれば気持ちいいですが、ミスをしたときの代償も大きくなってしまいます。

グリーン周りでトップをして、反対側のバンカーや池に入れてしまった。

こんな経験がある初心者ゴルファーは多いでしょう。せっかくグリーン周りまでボールを運んできたのにも関わらず、これは本当に悔しい瞬間です。

駆使するのは技じゃなくクラブ

バックスピンをかけたり、高いボールで真上から落とす、などの技術を駆使するのはゴルフ初心者にはおすすめしません。

ミスの可能性が高くなってしまうからです。

グリーン周りで駆使するのはこうした技術ではなく、クラブを駆使しましょう。

せっかく14本もクラブがあるんですから、アプローチは「ウェッジ1本」という選択しかしないのはもったいないですよ。

カラーから転がしていける場面では、迷わずパターを選択するべきです。一番ミスの幅が狭く、ミスをしても大して問題にならない程度のミスで収まる可能性が高いクラブだからですね。

少し距離があるようなケースでは9番アイアンやピッチングウェッジを使ってみましょう。

サンドウェッジほどバウンスが強くないので、ソールが地面で跳ねる可能性がかなり低くなります。

ソールが跳ねなければトップのミスを減らせるので、普段からアプローチは9番アイアンやピッチングウェッジで練習をしておくと実際のラウンドで使いやすくなるでしょう。

またアプローチで、アイアンを使うとシャンクというミスが出る可能性もあります。

アイアンの構造上仕方がないのですが、ネック付近にボールが当たり大きく右に飛び出してしまうミスです。

このシャンクが出ないクラブでのアプローチもありです。それはフェアウェイウッドやユーティリティを使ったアプローチ。

思いっ切り短く持ってパターのように打てば大丈夫です。

パターよりもロフト角が大きい(パターは4度くらいが一般的)ので、打ち出しで芝の影響を受けにくいというメリットもあります。

かっこいいアプローチより寄せるアプローチを

高いボールでバックスピンをかけて、ベタピンにつける。こんなアプローチはめちゃめちゃかっこいいんですが、成功率も低く、失敗した時は大きなダメージになってしまいます。

スコアを少しでも良くしたいのならば、かっこいいアプローチではなく、確実に寄せられるアプローチを選択していくようにしましょう。

グリーン周りからのアプローチで「まず寄せればいい」という場面でも、それができていない初心者ゴルファーも多いのです。

手持ちのクラブで何が一番スコアを崩さないかを考えてクラブ選びをしていきたいですね。

動画のようなチッパーでも、寄ればいいんです。

ゴルフ初心者がスコアを崩すパッティングのミス

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「届かないパットは絶対に入らない!」

「弱気はダメ」

パターでこんな話を耳にしたことのあるゴルフ初心者も多いでしょう。

パッティングの距離感がつかめているゴルファーならそれでもいいかもしれません。

しかしパッティングの距離感が全然つかめていないのに、カップをオーバーする気持ちで打ってしまい、ファーストパットよりも長い距離がセカンドパットで残ってしまったというケースもよくあります。

届かないパットは入りませんが、さらに遠くなってしまったパットもまた入らないものです。

ゴルフ初心者はまずカップに寄せていくようにパッティングをしていってください。

届かなければ次にまた寄せていけばいいんです。

初心者がスコアアップをするためにパッティングは3打でOK

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ゴルフ初心者はグリーンに乗せたら2パット、という意識をまず変えていきましょう。

3パットでいいじゃないですか。

大オーバーして4パット、5パットという可能性を減らすことが大切です。

ファーストパットで偶然にもカップに寄っていったら2パットを狙えばいいんです。

パット2回でカップに寄せて3回目で入れる、これくらいの余裕があったほうがゴルフ初心者はパット数を減らしていけますよ。

「ちょっとオーバーさせる」のは初心者にはまだ早い!

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ゴルフ初心者でぜんぜんスコアが良くならないという方は、まず自身のパット数を数えてみましょう。

本当にパットが下手な人は54パット(18ホールすべてで3パット)をゆうに超えているはずです。

打ち過ぎて無駄にパット数を重ねているところが必ずあるはずなので、「パットはカップをちょっとオーバーさせる」という考えはまだ早いと心得ておきましょう。

ゴルフ初心者ならば、パッティングはショートしても大丈夫です。

ゴルフ初心者がスコアアップするためのポイント

ゴルフ初心者がスコアアップできるポイントを紹介してきました。

スコアアップに重要なポイントは

・ショットでは「力まない」
・マネジメントでは「無理をしない」
・アプローチでは「ケガを大きくしない」
・パッティングでは「短くてもいいから寄せる」

これらを実践するには、普段からこの意識を頭の中に置いておかなければいけません。わかっていてもラウンド中に悪魔のささやきが聞こえてくる時もあるでしょう。

そんな時「スコアを良くするにはどうしたらいいのか」をもう一度考えて、無理な博打は徹底的に避ける選択をしてください。

ショットについてはある程度の熟練者でも、力が入る場面ではミスショットが出ることがあります。プレッシャーがかかる場面で飛距離が求められる場合、ある程度経験を積んだゴルファーでも力みが起こるんです。

「力まず打てばこれくらいの飛距離が出る」という自分なりの基準さえ持っておけば、こうした場面でも、ボールをしっかりとらえることができるようになるでしょう。

力まないスイングを体得できれば、最低限ちゃんとある程度ボールを前に運ぶことができるようになります。

初心者の場合、練習場でいいボールが出ていても、コースへ出てバンカー、ウォーターハザードなどの様々なプレッシャーや、打ち出し方向に制限がかかる時などに力が入ってしまいます。

こうしてショットがバラつき、まともにボールをとらえられず、スコアを無駄に浪費していくんですね。

あれこれ考えるよりもまず「力まず、ボールをしっかりとらえることができる」、これを目標に練習を積んでいきましょう。

スコアアップにはまずボールにフェースを正確にコンタクトさせる、これができるように練習あるのみです。

そのためには、まず力を抜いてボールを打ち込みましょう。

ショットについてはなかなか難しい場合もあるかもしれませんが、他はどうでしょうか。自分の行動ひとつで変えられるポイントが多いですよね。

実はゴルフ初心者で100を切りたい、というような目標設定をしている方は、これらの約束事を自分の中で決めておくだけで、ずい分スコアが良くなってくるはずなんです。

だって考えてもみてください。これまでどれだけ冒険をしたショットを重ねて失敗してきたのかを。

すべて狙い通りに打てていればとっくに100どころか90、80ですら切れているはずなんです。

でもそんなスコアはそう簡単に出るものではありません。

だからこそゴルフ初心者がスコアアップをしようと思ったら「力まない」「無理しない」このふたつの約束をきっちり守ってラウンドしてみてください。