初心者
もーりー
グリーン周りからはパー3のティーショットをイメージする!?
皆さんゴルフを楽しんでいますか?
こんにちは、ライターのもーりーです。
今回はグリーン周りからのアプローチについてです。
まず結論から言います!
グリーン周りのアプローチは、1回でグリーンに乗せて2パットの『3打で上がる』ことに集中しましょう。
アプローチの1打にプレッシャーをかけ過ぎていませんか?
先日のラウンドでこんなことがありました。
距離の短いパー4。
ティーショットはまずまずで2打目はピンまで100ヤード。
『これはパーオンいただきだな!』
心の中でニヤリとしながら打った2打目はまさかのショート、ボールはグリーン手前のグラスバンカーにつかまってしまいます。
『ここからならピンも近いし寄せワンも十分に狙えるぞ!』
そう意気込んで打った3打目のアプローチは痛恨のザックリ。
同じようなところから4打目もミスしてしまい、5打目でようやくグリーンオン。
気持ちが萎えてしまったのか、そこからショートパットを外しまくり、結局このホールを5オン4パットの+5としてしまいました。
もちろん4パットもマズいですが、一番いけなかったのは3打目のアプローチです。
ただ普通ならここで『3打目でザックリのミスさえしなければ……』と考えてしまいがちです。
確かにザックリのミスをしてしまったことも反省すべきですが、それよりも問題なのは2打目のミスを取り返そうと無理に寄せワンを狙ったこと。
冷静に考えたらグラスバンカーからのアプローチは難しく、寄せワンの確率はかなり低いわけですから、無理に狙いにいってザックリのミスは起こるべくして起きたとも言えます。
つまり2打目のミスを取り返そうとして、アプローチの1打にプレッシャーをかけ過ぎてしまったということですね。
もし2打目のミスを最初から受け入れて、『ボギーでも仕方がない』と3打目を2パットが狙えるようなところに安全に寄せていたら、ザックリのミスも防げただけでなく、かなりの確率でボギーで上がれたと思います。
グリーン周りからは『1オン2パット』のマネジメントが基本です
このように寄せワンを狙おうという気持ちが全面に出過ぎることが、グリーン周りからのアプローチを難しくしていると言えるのではないでしょうか。
そしてなかなかパーオンができないアベレージゴルファーのほうが、アイアンショットのミスを取り返そう、そして寄せワンを狙おうという思いが強い傾向がある気がします。
グリーン周りからのアプローチなんかでミスを連発する人は技術的なことを気にしがちかもしれませんが、そもそもの考え方を見直す必要があると思うんです。
考え方を見直す、つまりしっかりマネジメントをしましょうということですね。
まずグリーン周りからのアプローチは『1オン2パット』が基本だということ。
まずはどうやったら2パット圏内にアプローチを寄せられるかを考えましょう。
ここで『寄せワンを狙おう!』という誘惑に負けてはダメですよ。
『前のショットでグリーンを外した時点で1打ペナルティを課せられるのは当然だ』くらいの気持ちが大切です。
グリーンから近いと簡単にピンに寄せられる、またはピンに寄せなければならない、
と思ってしまいがちですが、ボールのライやラフの深さなどを考えると、ピンに寄せられない状況のほうがむしろ多いくらいです。
プロゴルファーや上級者のように状況を見極め、外しても安全な位置からアプローチが打てるのなら果敢に寄せワンを狙ってもいいと思います。
しかしそんな計算なんてできないアベレージゴルファーは、まずは1オン2パットを優先するようにしましょう。
そして1オン2パットの『3打で上がる』イメージを先に作った後から寄せワンの可能性を探れば良いのではないでしょうか。
最初に寄せワンのことを考え前のめりになると、1オン2パットのマネジメントなんて頭から消えてしまいます。
それどころか気合いや欲にかられて、冒頭の私のような大叩きにつながってしまうのです。
パー3のティーショットのつもりで!
『そうはいってもどうしても寄せワンがちらついてしまう』
『ついついその前のミスを取り返そうとしてしまう』
そんな皆さんは、グリーン周りからのアプローチをパー3のつもりで打つようにしてみてはいかがでしょうか。
その前に何打費やしたかはいったんリセット。
グリーン周りからのアプローチをパー3のティーショットに見立てるというわけです。
パー3だと思えば、まずはグリーンに乗せてから2パットで上がることをイメージしやすくなりませんか?
消極策に感じるかもしれませんが、まずは1オン2パットでしのぐことがグリーン周りのアプローチの鉄則です。
アプローチが苦手な人は最初に確実に『3打で上がる』マネジメントを考えるクセをつけてから寄せワンを意識する、そしてそのためにグリーン周りのアプローチはパー3のティーショットのつもりで打ってみてください。
これだけでスコアメイクがかなり楽になると思いますので、ぜひ一度お試しあれ♪
といったところで今回はこのへんで。
それでは、また!