Gride

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初心者

Nick Jagger

使うクラブを限定すると、スコアアップする?

「5年も着てないなら、○○に売っちゃいなさい」なんてCMがありますよね。

さて、たいていの人のキャディーバッグには、14本のゴルフクラブが入ってます。

前回のラウンドで、14本のクラブを全部使いましたか? 「いや、ここ数ラウンド、一度も使ってないクラブがあるよ」なんて人もいるのではないでしょうか?

アマチュア、特にビギナークラスのゴルファーに14本のクラブは必要なのでしょうか?

ビギナークラスは14本のクラブを使いこなせない

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ひと昔前、ゴルフを始めようとする人は、最初はハーフセットを購入する人が多かったものです。

ウッドは、ドライバーとスプーン(3番ウッド)かバッフィ(4番ウッド)の2本。

アイアンは3番、5番、7番、9番の奇数番号の4本、それにピッチングウェッジにサンドウェッジ、そしてパターという組み合わせでした。

ゴルフクラブが高額であったこともありますが、そもそもビギナーは、14本ものクラブなど使いこなせません。

むしろ、使用するクラブを絞って、練習やラウンドしたほうが、早く上達するというわけです。

最近はハーフセットで販売されるクラブはめったに見かけなくなりましたが、この考えには一理あります。

少ないクラブで始めて、徐々に得意クラブを増やしていく

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その昔、中村寅吉プロは「100を切れないレベルであれば、一番得意なクラブ1本とパターだけでラウンドしたほうがいいスコアで回れるはずだ」と言っていたそうです。

確かに7番アイアン1本だけでも、パー4のホールは3オンできるわけですし、そうやって7番アイアンを使いこなせるようになったら、次に別のクラブも追加していくのです。

ある程度、自信のあるクラブをバッグに入れるようにしていけば、スコアは自然にまとまってくるだろうし、上達のスピードだって早くなるはずです。

難しいクラブでの失敗を思い出してください

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難しいクラブが入っていないのですから、選択肢が限られてきます。

少ない得意クラブでベストな選択をするゴルフと、難しいクラブでチャレンジするゴルフ、どちらのスタイルがスコアがいいか、誰でもわかるはずです。

「えっ、それではいつまでたってもドライバーをかっ飛ばす快感が味わえないじゃん」という人もいるでしょう。

もちろん、そういうゴルファーがいても不思議ではないですが、これまでドライバーショットの快感よりも屈辱のほうがより多かったことを忘れているだけのことではないでしょうか?

もちろん、今回はスコアアップを前提にした話であって、ドライバーショットの快感や難しいクラブでチャレンジするというのもゴルフの魅力であります。

スコアか快感か?

どちらのゴルフスタイルを選ぶかは、あなたのゴルフに対する考え方で決まります。