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ぽーりー

バランス良し!プロギア RSアイアンを打ってみた!

今回は、発売されてから少し時間が経ってしまいましたが、気になっていたプロギア RSアイアンを試打しました。

見た目は本格的ながら打ってみるとやさしさと飛距離性能に秀でた、今どきのアイアンという印象でした。

細かく特長をご紹介してきます!

今回のスペックは?

今回試打したスペックは以下となります。

番手:7番(ロフト:29度)
シャフト:スペックスチールIII Ver.2

シャフトはN.S.PRO(日本シャフト)のオリジナルシャフトです。

このアイアンのためのシャフトなのでしょうが、このデザインはプロギアのアイアンでは前にも見たことがある気がします。

振り心地はN.S.PRO 950GHと似た感じです。

今回試打したシャフトが中間的なスペックとなっていて、軽いほうではDiamanaのオリジナルカーボンシャフト、重いほうではダイナミックゴールド105の設定もあります。

オリジナルシャフトってなんだか贅沢な気がするのは私だけでしょうか?

見た目と構えた印象は?

構えてすぐ、予想外の小顔に驚かされました。

RS=Real Sportで、やさしさを重視したシリーズではないのですが、2タイプある中のやさしいほうではあるので、購入ターゲット層をある程度絞ったアイアンなのかなと思われます。

PRGRのホームページでは「セミグースネック」としておりますが、しっかり目にグースは効いてる印象です。

外国ブランドに比べたら「セミ」となるのでしょうか。

小顔ではあるのですが、トップラインに厚みがあり、全体的に丸っこい見た目なので、ヘッドサイズ程の緊張感はありませんでした。

試打した感想は?

getty

実際に打ってみました。

最初に感じたのは初速の速さです。ロフトが29度なので、その影響で初速も出やすいのでしょう。

しかし球は上がりやすいです。

製品サイトを見ても、タングステンは使用していないようですし、特別テクノロジーを感じない見た目ですが、プロギアのことですから何か秘密があるのでしょう。

初速が出て球が上がりやすいので、必然的に飛距離も出ます。自前のマッスルバックタイプと比較して2番手は確実に変わりました。

そんなアイアンですが、打感が損なわれていない点が、さすがプロギアです。飛距離と打感がマッチしています。

柔らか過ぎず硬過ぎず、「この打感ならこれくらい飛んでいるだろう」とイメージした通りというものです。

寛容性は縦にはあっても横にはあまりない気がしました。これは小顔のデメリットでしょうか。

総評

getty

まとめますとこんな具合です。

見た目:★★★☆☆
飛距離:★★★★☆
寛容性:★★★☆☆
操作性:★★☆☆☆
球の上がりやすさ:★★★☆☆

ちょっと自分の好みが出てしまってますが、こんな感じです。

RSという名前が付いてますし、ロフトも立っているので、ドライバーのヘッドスピードは38メートル/秒以上くらいあったほうが、このクラブの特長を引き出せる印象です。

飛距離性能があり球も上がりやすく、小顔なので実際に芝の上で打っても抜けが良いでしょう。

マッスルバックのように尖った特長ではなく、トータルでまとまったクラブですので、いろいろ求める欲張りな方にはぜひ試してほしいクラブです。

さすがプロギア、良いもの作ります。

(記事中写真の原江里菜、辻梨恵の両プロは、兄弟モデルのRSフォージドアイアンを使用中)