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初心者

つじかずや

プロドラマーが考える100切りへの道#7「ハーフスイングで成功体験!」

私はティーチングプロドラマーとして活動をしつつ、2年前にゴルフを始めて昨年コースデビューをしました。

年に4回程のラウンドですが、「86」だったベストスコアは、先日のラウンドでちょびっと更新して「84」になりました。

「ドラムとゴルフ」

ドラムとゴルフには共通点があるのではないかと、日々ドラムとゴルフに格闘しております!

第7回目は「成功体験」についてです!

練習とは、できないことをすること。

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練習場でナイスショットが出た! 次も出るはず!

こう思ってスイングするとスライスしたり、ダフったり、シャンクしたり……。私も何度も経験しています。本当に嫌ですよね。

ドラムのレッスンをする時に生徒に問うことがあります。「練習とウォーミングアップって何が違うと思う?」

いろいろな考えがあると思いますが、私の答えは「練習とは、できないことをすること」

できることをただ延々とやっていても、練習ではなくウォーミングアップです。その中で発見があるかも知れませんが、明確な意思を持って行うのとでは違うと思います。

練習は成功体験の連続?!

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ドラムを教える時に成功体験をすることが大事と教えています。

成功体験をすることで前向きになれますし、なにより気持ちが良いものです。

できないことを“いつかできるかも”と天に祈る気持ちも分かりますが、ちょっと考えを変えてみるのもいいかも知れません。

ドラムを教える時。いきなり難しいことはしません。まずは「叩きたい!」という欲求を満たします。好きなように叩いてもらいます。

その後、小さい動きから教えますが、これができないとその後もできません。

「できた!」という成功した満足感があるので、次のステップにも進みやすいのです。これが私の考える成功体験です。

ゴルフでも同じことが言えるのではないかと、最近取り入れているのが「ハーフスイング」です。

ハーフスイングで成功体験!

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「なんだー、ハーフスイングなんて知ってるよ」という方もいると思いますが、ちょっと考え方を変えてみます。

ドライバーでビックドライブ! アイアンでビシッとピンを狙うショット!

ゴルファーなら憧れですが、小さな動きの中で確実に打てないならば、大きな動きの中で成功すると考えるのは難しいと思います。

なので、ハーフスイングでまずは10球。これを自分が思った通りに打てたらフルショットするようにしています。

具体的にはティーアップして7番アイアンで打ちます。腰から腰。これくらいを目安にしてゴムティーを触らないように打ちます。

ポイントはちょっとトップするかな? と思うくらいがコツです。意外と球は上がります。ゴムティーに当たって……「バーーン!」と、音がしたら失敗です。

やってみるとこれが難しい。しかしこの小さい動きが洗練されてくると、フルショットの成功確率も上がります。

しかもハーフスイングですから、体力温存もできますし、なによりボールにきれいに当たるという成功体験のオマケ付きです。

ぜひ、お試しください!