初心者
おっ3
ラフからのショットを習得してワンランクアップ!~後編~
前編では、ボールの状態の観察ポイントや、スイング前の準備について投稿しました。
今回は、ショットについて考察します。
『クラブ選択』、『スイングの注意』、『ショットとアプローチの違い』について、『おっ3』の経験値と、レッスン書などで身に付けた知識をまとめてみます。
クラブ選択に無理は禁物!
ボールが半分以上ラフに浮いているこの画像の状態ならば、ウッドのソールを滑らせるように使うとスムーズにスイングできると思います。
ラフからの脱出のために、クラブ選択は重要なポイントです。
『おっ3』は握力70キロ、ヘッドスピード52メートル/秒なので、あくまでも参考値としていただきたいのですが、クラブ選択の目安は、こんな感じです。
【ボールが半分以上浮いている】
通常と変わらない選択。ボールの後ろに草が絡んでいる場合は、フライヤーに注意。
【ボールのアタマだけが見える】
草の密集度や、種類、葉や茎の強さにもよりますが、ミドルアイアンまで。
【ボールがスッポリ埋まっている】
基本的には脱出優先。ウェッジ以外は考えない。
これは、あくまでも目安です。状況に応じて変わるものとお考えください。
スイングの注意点!
ものすごい形相でラフからのショットを試みる松山プロ。しかし、腕力頼みで打っている訳ではありません(世界のトッププロがそんなことする訳がないですね)。
グリップエンドを少し余して持ち、グリップ位置は常に身体の正面にあるようにスイングします。
足で地面をしっかりと踏みつけて、胴体の回転する力を伝えるために、両脇の絞めは特に重要です。
アームローテーションは使いません。草にネックが絡まり、フェースが返り過ぎる可能性が高いからです。
ショットとアプローチの違い!
極端なつま先下がりで左足下がりの深いラフ。アマチュアならば、とても厳しい状況です。
しかし、さすがタイガー! ボールをフワリと上げています。
前段でショットの際の注意点を挙げましたが、アプローチの際は、さらにスイングスピードをイメージする必要があります。
ラフの抵抗によってスピードが落とされますが、ある程度のスピードがないと、ラフを切ることができません。
『おっ3』は適度なスピード感をイメージするために、ボールの近くでいつもより少しだけ素振りを多くします。
しっかりとした観察、スイング前の準備、スイングのイメージをしっかりと作って、ラフさえも楽しめるようなゴルファーになりたいものですね。