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初心者

Nick Jagger

プレショットルーティンによってショットを安定させよう

アドレスに入る手順にはいろいろな方法がありますが、共通して言えることは、常に一定の動作を行うといいということです。

これをプレショットルーティンといいます。

打つ前の動作が同じなら、いつも同じ構えができる

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スイングそのものも大事ですが、プレショットルーティンの動作もショットへの効果が大きいのです。

打つ前の動作を一定にすることによって、いつも同じ構えができ、目標に正しく立てるというメリットがあります。

さらに、慣れたいつも通りの動作を取ることは、プレッシャー対策にもなるのです。

自分が行うべき動作を決めておけば、プレッシャーのかかった場面でも、同じ動作を行うことで落ち着きや安心感が得られ、プレッシャーをある程度低減させられます。

そのような効果を踏まえたうえで、実際にどのような手順でアドレスに入るかを考えてみましょう。

ナイスショットの弾道を頭の中に描く

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プレショットルーティンの一例を紹介します。

まずティーアップをしたら、後方に下がって目標や目標ラインを確認します。

同時にどんな球筋でいくのか、ナイスショットのイメージを強く描きます。

ここで不安感を抱いていたら、ナイスショットはまず出ません。

これから打つショットに気持ちを集中させながら、ボールの飛んで行く弾道を頭の中に描きます。

ここで素振りをしても構いません。

次に右手でクラブを持ちながら、ボールの位置に戻ります。

右手で持つのは、このほうがグリップしやすく、クラブを目標に合わせやすいからです。

プレショットルーティンの時間は約15秒

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ボールの前に戻ったら、右足の大体の位置を決め、右腕を伸ばしてクラブフェースを目標に直角に合わせます。

次に左足の位置を決め、その間に両手のグリップを作ります。

最後に両足の位置の調節を行い、最終のアドレスを完成させます。

素振りの時間を入れても、プレショットルーティンの時間はわずかに15秒程度です。

しかし、スイングと同じくらい重要な意味を持つのが、このアドレスまでの手順です。

ショットの前の動作を一定にすることで、どんな状況においても同様なアドレスを作ることができるのです。

自分なりにショットへ入りやすいプレショットルーティンを探してみましょう。