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ゴルフスイング

レッスンプロ・クラフトマン 河野

飛ばしから?小技から?上級者を目指すスイングを作り上げていく考え方

こんにちは。

レッスンプロ・クラフトマンの河野です。

今回のお話は、上級者になるためのスイングを作り上げていく考え方です。

ゴルフは一生できるスポーツです。しかし、簡単には上手くなれません。

長い視野を持って考え、スイングを着実に作り上げていくことが最良だと思います。

強く叩こうとするとオーバースイングになりやすい

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スイングを作り上げるには、2通りの考え方があると思います。

(1)ボールを遠くへ飛ばす練習や、強く叩く練習です。この方法は、フルスイングからゴルフスイングを作っていく方法で、ジャック・ニクラウスやグレッグ・ノーマンなど多くの人が言っています。

しかし、強く大きい動きが必要なため、オーバースイングやシャフトクロスという弊害を招きやすいです。

そして、最初に付いたクセはなかなか治りません。

(2)小技から練習をして、正確なショットの打ち方を作り上げ、その方法で遠くへ飛ばすために筋トレやストレッチなど体を作り上げるという方法です。

しかし、(2)の方法を実行できる方はいないでしょう。

飛ばしは、ゴルフの魅力の第一番と言っていいでしょう。

その飛ばしを二の次にするのですから、よほど将来を見越した指導者に教わらない限り、この方法を選択しないでしょう。

ですが、あえて(2)を選択した場合の上達法を書いてみます。

80台前半でラウンドできる上級者くらいの技量を目標とします。

・小技をしっかり身に付けます(ライバルより小技が少し上手いくらいになればスコアで負けなくなります)

・スイングは8割の力で行います(ボールコントロールときれいなフォーム作りが優先です)

・コンパクトでフィニッシュが取れるオンプレーンのスイングを身に付けます。スムーズできれいなスイングを目指します(フルスイングをしませんので、コンパクトでオンプレーンのスイングも作りやすいと思います)

きれいなスイングを目指す

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この間は、ライバルに飛距離で負けます(スコアはそれほど変わらないと思います)。

ライバルのあなたのスイングへの評価は、「きれいなスイングだけど飛ばない」と言われれば悔しいですが、少しの我慢です。

アマチュアは、格好良くきれいなスイングを目指しましょう。

8割の力で7番アイアンを打ち、曲がらずにグリーンを狙えるスイングを身に付けられれば、80台前半から70台を狙えるゴルファーになっています。

ここまで来れば上級者ですが、しかし、この間も難問が山積みです。

小技にしても、パター、アプローチ、シャンク、バンカーなど、教え上手な指導者に教わらないと、どれも簡単には乗り越えられません。

上級者を多く育てている指導者を見つける

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上級者を目指すのなら、上級者を多く育てている評判のいい指導者を見つけるのが最短の上達法です。

ゴルフスイングの答えは簡単には見つかりません。

答えを探している内に、クセのあるスイングになってしまいます。すると限界が近くなります。

●飛距離を伸ばす

8割の力で作り上げたスイングのまま、筋肉トレーニングで筋肉を増やしたり強くします。そしてストレッチで稼働域を大きくします。

フルスイングをしても8割スイングと同じトップの形ができるようになれば完成です。

スイング習得の一番最後に飛距離という課題を持ってくればいいのだと思います。

そうすれば、ライバルよりきれいなフォームで、いいスコアが出せて、ボールも飛ばせるプレーヤーになれます。

宣伝です。私は今までに8名のクラブチャンピオンを誕生させました。

レッスンプロ・クラフトマンの河野でした。