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ゴルフコース・練習場

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神奈川県「磯子カンツリークラブ」“(隠れ)名門コース”を紹介するシリーズ〈前編〉第40回

ある時には東京都内の超名門コースを紹介、またある時には東北地方の隠れ名門コースを紹介と、地域を越えて初めてプレーするコースを取り上げて、名門または隠れ名門コースと感じて、紹介するシリーズです。

今回は、近くにありながら、これまでなかなかプレーの機会に恵まれなかった磯子CCが舞台です。

これまでラウンドした方から、磯子CCについてさまざまなことを聞いてきましたが、それをこの目で確かめてきました。

今回は、磯子CCの紹介の前編です。

磯子CCの歴史!

磯子CCの開場は、1960年(昭和35年)です。まもなく60年を経過する歴史あるコースです。

磯子CCは、横浜の南部に位置する緑豊かな円海山の麓に開場しました。

創立者の心にあった理想のゴルフ場は、「関東随一のコース」であり、開場時からその理想に近づけるために、「プレーヤーにより快適にプレーを楽しんでいただく」「絵のような美しいコースに育て上げる」を目標に、改造を重ねてきました。

コース設計は、全国で数多くのコースを設計した大久保昌です。

丘陵の多い横浜市南部の台地に位置しています!

磯子CCは、その名の通り横浜市磯子区にあり、京浜東北・根岸線の洋光台の駅からタクシー1メーターの距離にあります。

この辺りは丘陵地で、磯子CCもこの丘陵地にあります。

沿線道路から誘導路を上がって行くと、鉄筋2階建のクラブハウスが見えてきます。

クラブハウスは近代的な建物、内部は機能的にできていました!

クラブハウスは近代的な建物ですが、建物の中はこじんまりとしており、整然としてとてもきれいでした。

フロントは2人が受付できるほど小さいですが、ゲストが大勢来ることはない、ということが容易に想像できます。

レストランは落ち着いた雰囲気で、隣にはゆったりしたコーヒーラウンジがありました!

磯子CCのレストランは中華が有名です。

昼食時にはつまみ程度の中華料理と各種麺とご飯の中華メニューですが、プレー終了後には本格的な中華料理のメニューが提供されます。

このように本格的な中華が出されるのは、このコースを作ろうと動いたのが横浜中華街のオーナーのゴルファーで、その時に有名な中華の料理人を連れて来て、それ以来続いているという話を聞きました!

また、隣のラウンジでは、ゆったりとしたソファでお茶を楽しめ、朝のスタート前の懇談にはぴったりです!

練習場は鳥かごでしたが、アプローチ練習場はきちんとありました!

練習場は、残念ながら40ヤード程度の鳥かごでしたが、アプローチの練習場はバンカーもあり、アプローチ用練習グリーンはきれいに整備されていました!

今日のグリーンは「P」で、結構速いグリーンでした!

基本的にベント2グリーンで、その日によって、使用グリーンを決めるようになっているそうです。

この日は「P」グリーンで、距離は長めのほうでした。速さは9.3フィートでしたが、練習グリーンでは速いなぁと感じました!

この日は土曜日でしたが、どこも混雑することなく、練習グリーンもスムーズにパット練習ができました!

次回は、磯子CCのコースをご紹介します。お楽しみに!