ゴルフスイング
レッスンプロ・クラフトマン 河野
飛距離をアップさせようとして失敗して来た事 その2
こんにちは。
レッスンプロ・クラフトマンの河野です。
前回に続き、飛距離をアップさせようとして失敗して来た事を書いて見たいと思います。
ゴルフでのケガ
飛距離アップは、ゴルファーの誰でも望む事ですが、簡単ではありません。
今回は、腰を使って打つ打法でしばらくは良かったのですが、思わぬケガをしてしまい失敗した顛末を書いていきたいと思います。
シングルプレーヤーになってもドライバーは苦手でした。
以前に、朝イチ(朝一番最初に打つドライバーショット)が苦手でしたが、腰を使うようになり、40パーセントから90パーセントに成功確率が上がったと書きました。
この変革が出来たのはハンデ6の時でした。
文章で書けば3~4行くらいで済みますが、実際には試行錯誤して安心して使えるようになるまでに5年ほど掛っています(私の生徒様で基本ができている場合は数か月でできるようになります)。
左足首に激痛。
その時の腰の使い方は、トップで右にねじられた左腰を強く回転させてダウンスイングをリードさせていました。
強く回転させればさせるほど強い球が打てボールも良く飛び、失敗の数も少なく「これこそ俺の理想だ」と思っていました。
数年ほど何の問題もなかったのですが、いつものように練習場で練習をして最後に左腰を使ってドライバーを打ったところ、左足首に激痛が走りました。
強い左腰の回転を受け止めていた、左足首がとうとう悲鳴を上げてしまったのです(7~8年前に左足のステップダウンにより痛めた古傷のある場所です)。
2週間ほど安静にしていて、2週間振りにボールを打ちましたが、左足首の痛みは残っていました。
残っていると言うより「このまま痛みが一生残る」、そんな恐怖を感じました。
閃きました。
「飛ばすために行っていた左腰の回転を使うゴルフスイングができなくなってしまう」
そんな考えが頭に浮かび、ゴルフ人生の先行きに、明るい物が見えなくなりました。
練習もする気にもなれず、絶望的な数週間を過ごしていた時に、閃きました。
「左腰が駄目なら右腰がある!」
早速練習場でダウンスイングの初動を右腰で行ってみました。
思った以上に楽に打て、これなら左足首の負担が少なくて済むと、希望が得られました。
左腰を右腰に変えただけで腰の回転で打つのは一緒ですから違和感なくすぐになじみました。
練習して自分の物にして、ショットの安定感がより一層増しました。
この頃の年間平均スコアは78打になっていましたので、所属クラブの中では、トップクラスに入っていたと思います。
しかし、数年後に腰痛を感じ始めました。
また、暗雲が近づいてきましたが、今回はここまでにさせていただきます。
私のホームページに「ハンデ14からハンデ0までの軌跡」という、私の辿った道を書きましたので、お時間のある時にぜひ読んでみてください。
レッスンプロ・クラフトマンの河野でした。