ライフスタイル
Karen
“サイコ=サイバネティクス”で好スコアを出すメンタルコントロール(その2)
前回ご説明したサイコ=サイバネティクスという考え方に基づいて、ゴルフでの応用を考えます!
サイコ=サイバネティクスをゴルフに応用
前回は、コースでいいスコアを出すためには練習だけでは足りないということ、そしてサイコ=サイバネティクスという考え方について、一般的なお話をしました。
今回は各論として、具体的にこの考え方をゴルフでどう活かしていくべきか、私の経験を踏まえ、まとめてみたいと思います。
①目標をブレイクダウンしてコースに臨む
よく「今日は100を切りたいなー」とか「前回よりよければOK」と漠然とその日のラウンドの目標をいう人はいます。
しかしそれだけでは不十分なのです。
「100を切る」ことが目標であり、今日のラウンド後の自分の理想の姿なのであれば、その目標をブレイクダウン(分解)する必要があります。
100を切るためには何を達成すればいいでしょうか。
例えば、「スリーパットしない」や「ドライバーでOBは出さない」というさらに細かい目標が出てくるのではないでしょうか。
目標を行動に反映できるレベルにブレイクダウンしないと、「とにかくベストを尽くして100を切ります!」といっても過去と同じようなミスを繰り返し、何も変わらないでしょう。
②目標を達成している自分をとことんイメージする
100を切りたいと口で言っていても、内心では「本当にできるかな」「結局また110台かもな」と思っていませんか。
サイコ=サイバネティクス的に言えば、それでは出せるものも出なくなります。
100を切りたいなら100を切っている自分を前の週の週末くらいからひたすらイメージしましょう。
ドライバーでまっすぐきれいな球を打つ、アイアンでピタッとグリーンオンする、ロングパットを1パット圏内に寄せる。そんな自分です。
そしてそのイメージをショットを打つ時も持ち続けて、プレーするのです。
③スコアの足し算は考えない、ミスショットをくよくよ考えない
以前私より格段にうまい友人が「ラウンドの途中でスコアを足さないほうがいいよ」と言っていました。
その時はあまりピンと来ていなかったのですが、サイコ=サイバネティクスを知って、やっと納得しました。
スコアを足し算して、自分はハーフ50切れそうか、同行者に勝てそうか、と考えても、無駄な不安を抱くだけです。
今のスコアはどうでもいいのです。
「自分は今日100を切るんだ」ということだけを意識して、同行者との会話は適当に流せばいいのです。
またミスショットについて「また次もやっちゃわないかな」とか「何がいけないのかな」とくよくよ悩むのも意味がありません。
明らかに修正点がわかるのであればいいですが、反省会はお風呂場まで取っておきましょう。
いかがですか?
確かに意味のないことを頭で考えながらプレーしていたな、と思った点はありませんでしたか?
私も実践してから、練習でがむしゃらに打ち込まなくてもスコアがまとまるようになってきました。
皆さんもぜひ試してみてください。