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ライフスタイル

Karen

“サイコ=サイバネティクス”で好スコアを出すメンタルコントロール(その1)

コースでいいスコアを出すために必要なのは練習や体調管理だけではありません。

今回は良いゴルフをするために必要なメンタルとはどういうものか考えたいと思います。

いいスコアを出すために必要なもの

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「あれだけ練習場ではうまくいったのに・・・」
「ここぞというときにミスが・・・」
「一度崩れるともう収集つかない・・・」

皆さんもゴルフ中にこういった感情が沸き起こってきたことはないですか?

私も手にマメができるくらい練習したり、家で毎晩パター練習したのに、全然コースでうまくいかないと、このような気持ちになります。

確かに練習しないとショットの成功率が下がったり、練習場とコースの環境の違いで練習通りに打てないことはあるでしょう。

それは練習の量や質(実戦に近い練習)でカバーできる部分もあるでしょう。

ただ、本当に練習やり方だけなのでしょうか? それ以外の何かが自分のスコアメイクを妨げていると思うことはありませんか?

そんな皆さんに、今回は「スコアをよくするために必要なメンタルコントロール」をお話ししたいと思います。

心の持ち方次第で人は誰でも成功人間になれる

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具体的には、“サイコ=サイバネティクス”という考え方をお話しします。

今回はまず、このサイコ=サイバネティクスについて一般的な話をしましょう。

サイコ=サイバネティクスという言葉は、マクスウェル・マルツというお医者さんが考えた理論です。

簡単にいうと、心の持ち方次第で人は誰でも成功人間になれるというお話です。

こんな理論を提唱するのだから、彼は精神科医かとお思いかもしれませんが、実は整形外科医です。

整形外科医として外見をいくら手術しても、幸せになれない患者を見ているうちに、いったいどうすれば幸せになれるのか、ということを考え始めたのがきっかけだそうです。

サイコ=サイバネティクスとは?

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ではどういう心の持ち方が、人を成功に導くのでしょうか。

マルツ先生の書曰く、例えば、

・目標を設定する。最終目標とそれに至るまでに中間目標を設定する
・自分が目標を達成している姿を常に想像する
・準備したら、本番はリラックスする
・失敗をいちいち気にしない、忘れる

ということです。

この理論は人間の人生そのものに適用するためにマルツ先生は本を書いたわけですが、何かゴルフと通ずるものがある気がしませんか?

次回はこのサイコ=サイバネティクスをいかにゴルフに応用するか、考えてみたいと思います。