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ライフスタイル

Nick Jagger

スコアにも健康にも効く!ゴルフと食事について考えよう その2

では、プレーする日の朝食や昼食にはどんな食事を摂ればいいのでしょうか。

よく、活力をつけようと高カロリーのものを召し上がる人を見かけます。

もちろん、高カロリーの食事はエネルギー源を蓄えるという意味では、運動前の食事に適しているといえます。

高カロリーの食事は消化がよくない

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しかし、糖尿病の運動療法としてゴルフをしている人をはじめとして、中高年の成人病予防としてカロリー消費を目的にしている場合、ゴルフの消費カロリーはあまり高くないので、かえって運動した意味がなくなってしまいます。

また、高カロリーの食事は消化もあまりよくないので、エネルギーとして発散される前にプレーは終わっている、ということにもなりかねません。

糖質を多く組み入れたメニューを選ぶ

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糖尿病などのカロリー制限を必要とされていない人なら、どんなメニューでも構いません。

しかし、中高年の方の場合は、やはりなんらかの成人病の危険因子があることが多いので、カロリーが高くても、動物性ではなく、植物性の食品を多く摂るようにしたほうがいいでしょう。

基本的には、脱水やエネルギー不足を予防、解消するために、米飯、麺類、パンなどの糖質を多く組み入れたメニューにし、飲み物は、ナトリウムなどの電解質を含んでいて、体内での吸収もいいスポーツドリンクなどを摂るといいのではないでしょうか。

食後はゆったりと休憩を取る

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食事は食べ過ぎず、腹八分目にするように注意します。

満腹状態のままプレーをすると、動きが思うように取れなくなるばかりでなく、心臓にも負担がかかります。

また、食事を終えた直後は血液が胃袋に集中していきます。

このため、食後すぐにプレーをスタートすると、筋肉に血液が回りにくくなっているため、プレーに悪影響を及ぼします。

さらに、消化が悪くなり、胃にも負担がかかります。

後半スタート時間の都合で難しいこともあるかもしれませんが、できるだけ、食後はゆったりと休憩を取るようにしましょう。