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接待ゴルフマニュアル⑥手抜をきしてはダメ!

こんにちは! 家でパター練習を始めると子供が乱入して練習にならないはーしーです。

人気? かどうか分からない接待ゴルフマニュアル⑥

接待なら相手に勝たせないとダメ?

ちょっと聞きづらいプレーのウデについてお送りします。

ホントのところ、接待する側のプレーレベルは?

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接待ゴルフではお客様を「お・も・て・な・し」しなければなりません。

右へ左へ、山へ谷へと走り回って自分のプレーで手一杯になりお客様との会話や目配りが疎かにならないレベルが必要です。

私見では110を切れるかどうかのレベルで良いと思います。

実際は100切りが理想ですが、110切りでもさほど問題はありません。

そのあたりですと、相手のプレーを見たり会話に余裕が生まれ、お客様への気遣いも考えることができます。

逆に自分がとても上手な場合は自分のプレーに没頭してしまい、お客様の相手を疎かにする・・・という方もいらっしゃいますが、スコアを出すことに真剣になるのは接待以外の時にしましょう。

むしろお上手な方は練習と割り切って、普段のラウンドでは使わないテクニックを試してみてはいかがでしょう。

心の余裕はお客様とのコミュニケーションやプレーファストにも役立ちます。

キャディーさんはお客様最優先

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キャディーさんはお客様への対応最優先です。

ティーショット後、セカンド地点へカートが到着したらキャディーさんのお世話にならないよう自分で必要かと思われるクラブを何本か持ってボールの所へ行きましょう。

また予備のボールも常に必ず携帯のこと。

手ぶらとか、ダメ、ゼッタイ。

キャディーさんは付いてるが、接待する側としてはグリーンを読んでもらったり、残り距離をサっと見てもらう程度で基本的にはセルフ気分で回った方が気楽かも知れませんよ。

「本気」と書いて「マジ」でプレーしても良い?

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接待と聞くとお客様より上手ではダメみたいな流れは聞いたことありませんか?

私見ですが、接待と言えど相手に対して手の抜くのは失礼だと思っています。

人のウワサと言うのはどこでどう伝達されているか分かりません。

我々とのゴルフが決まった時点で、もしかしたらお客様は部下や仕事仲間に

「今度○○さんとゴルフをするんだ。あの方は上手なのかい?」

なんて話をしていた場合・・・、実際にラウンドした際にこちらが手を抜いていたら、「前評判とはまったく違うじゃないか!」なんて展開はちょっと厳しいものがあります。

すごく頑張ってプレーする必要はありませんが、せめて手を抜かずにプレーするのも相手に対するマナーであり礼儀です。

しかしお客様の調子が悪く、こちらの調子が良いというのも難しい展開ではありますね。

そんな時は徹底的に謙遜しましょう。

「今日はたまたま」

「お客様と回っているのが逆に良い緊張になって」

どちらにしても接待そっちのけにならない程度に、手は抜かずプレーしましょう!

まずまずの腕前になれば名前も売れるし誘われます

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私はゴルフを始めて5年と数か月が経ちました。

最初の頃はあまり熱が入らず淡々とこなしていましたが、2年と3か月が経ったある日、突然100を切り。

ここで「ゴルフってこんなに楽しいんだ!」のスイッチが入りました(笑)。

昨年は40ラウンド超え、今年は50を超える勢いです。

もちろんそれだけラウンド数も増えたので、右肩上がりとはいきませんが、緩やかにウデを上げ、2017年の年間アベレージは90程度、ベストは70台突入まで到達しました。

そして接待のラウンドやお客様のコンペへお邪魔させていただいた時に上位入賞やベストグロス賞の好成績を収めますと、お客様に関わらず回りの関係者の方にも会社と名前を知ってもらえます。

同時に周りから「仕事していないんじゃないか疑惑」も持ち上がりますが、仕事も全力で頑張りましょう!(笑)

その後、そのお客様に関わらず別のコンペやプライベートラウンドに招待されたりと多方面から声が掛かりますので人脈が圧倒的に広がります。

シングルハンデとまでは行きませんが、やはりまずまずの腕前があれば仕事でも一目置いてもらえますし、ゴルフ好きのお客様なら他方でプレーしたら話の種になりますのでいろいろと便利ですよ。

ただし教えてはダメ

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お客様にゴルフを教えてはいけません!

教えなければならないシチュエーションがあるとしたら、お客様がまだ初心者でプレーやルールに関する基本を教えてあげる程度です。

技術的な事は基本ノータッチを貫きましょう。

お客様からどうすれば良いのか聞かれてしまった場合、適当に濁しつつもキャディーさんに振ってしまうのもどうでしょうか。

「どうなんでしょう・・・キャディーさんはどう思います?」

「私も我流ですし見よう見真似ばかりでよく分かっていないんですよ」

できるだけ技術的な話はしない方が良さそうです。

「ゴルフって難しいけど楽しいですね~」

程度が一番です。

ゴルフはやはり性格が出ます

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ゴルフは丸一日掛かります。

お客様でも、我々でも、「本性」という言い方は失礼かも知れませんが、性格は絶対に隠せません。

言動・行動や心遣いなど、また常に手堅く行くのか冒険するのか・・・。

お客様の本当の性格を知るというのも、ゴルフならではの収穫と考えます。

飲み会でアルコールが入って化けの皮がはがれるのとはまた違いますね(笑)。

今後お仕事でのやり取りでも必ず役に立つと思います。


次回はついに? 最終回。

お土産とミニゲームについてお届けします。