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久しぶりの月例![前編]〜いつも80台を目指す“ラウンド日記”第37回

競技ゴルフについて記事を書いているライターもいますが、「月例杯」とは、ゴルフクラブの会員が自分のハンディで戦うクラブ競技で、基本的に毎月開催されています。

私はこれまでも時折月例に参加していましたが、今年はこれまで以上に積極的に月例に参加したいと思っていて、今回が今年初めての月例参加となりました。

今回のラウンド日記は、プライベートラウンドとはまったく違う、月例のラウンドの模様を前後編でお伝えします。

今回は、その前編です。

月例〈競技ゴルフ〉とプライベートラウンドの違い!

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月例は、ゴルフクラブによって違いはあるでしょうが、一般的にはA・Bのクラス分けがあります。

このクラス分けは、ハンディキャップでクラス分けされるのが大半です。

ハンディキャップ(HD)12~14を境にA・Bに分けます。

また、HDで分ける月例と年令で分ける月例を交互に開催しているコースもあります。

私のホームコースでは、HDと年令の区分けによる月例を隔月で行っています。

今回の月例はHD別で、12までがAクラス、13から下がBクラスになり、27ホールのコースでクラス別に分けて行われました。

競技ゴルフとプライベートラウンドとの大きな違いはグリーン上です。

プライベートゴルフではOKがありますが、競技では完全ホールアウト(OKがなく、カップインするまでプレーすること)になることです。

知らない会員との組合わせの緊張感!

月例は、知らないメンバーとのラウンドが一般的です。これがプライベートラウンドとの大きな違いです!

今回の組合わせは、年配のベテランメンバーAさん、女性のBさん、比較的若いCさんでした。

前日午前中まで降った雨の影響で、まだ少し下が緩んでいるところがありましたが、終日曇りで時折薄日も差し、微風程度の絶好のコンディションでした。

スタート前に挨拶をして、初めて女性が入っていることを知り、一人で月例に参加する女性とはどんな腕前の人なのかと興味津々でした。

なお、Aさんとは過去に数回ラウンドしたことがありましたが、BさんとCさんは初対面でした。

プライバシーに触れない範囲で、それぞれの方を紹介します!

Aさんは、数年前に大病をしたそうですが、奇跡的にゴルフができる身体に回復して、現在は天気の良い日を狙ってホームコースの予約をして、ゴルフを楽しんでいます。

HDは、前回の月例で上位に入り現在は11になったそうです。ベストスコアを聞いたら74。相当長いメンバー歴の方でした。

Bさんは、クラブ対抗競技の女子代表の選手の一人で、HDは9とのこと。見てすぐにわかりましたが、バリバリのシングルさんです。

年令的にはそれ程若くはありませんが、本格的にゴルフをやっている感じで、ベストスコアは73。

ちなみに、日頃の練習では、練習場のコーチに見てもらっているとのことでした。納得!

Cさんは、口数があまり多くない30代後半くらいの人で、他のコースに一人予約で行っているとのことでした。

CさんはHD12で、私と一緒です。ベストスコアは80。

さすが実力者が揃って、緊迫した前半のスタート!

さて、いよいよラウンドの模様をお伝えします。

東コースからスタートして、私とAさんがダボ、BさんとCさんはボギーでした。このホールのショットを見て、Aさんの実力は知っていましたが、Bさん、Cさんは上手いなぁ! と感じました。

2番ホールからBさんのショットはまったく隙がなく完璧!

Cさんも飛距離を生かして、少し曲がっても、リカバリーしてしのぐゴルフを展開していました。

Aさんはショットのミスもありましたが、パットが入らず苦しんでいました。

一方、私はスタートはショットのミス、5番は3パット2回のダボで苦しい内容でした。

5番を終わって、Aさん7オーバー、Bさん1オーバー、Cさん2オーバー、私は4オーバーでした。

しかし、少しずつショットにほころびが出て来て…

まず、6番の短いショート(パー3)で、私のティーショットがシャンクして、右崖下の隣ホールのバンカーの縁の深いラフに行きました。

グリーンは狙えず、2打目は打てるところに出すだけ、さらに3打目も乗らずグリーンの手前で、これはトリプルを覚悟しました。

しかし、4打目のアプローチがあわや入るかというスーパーショットで、何とかダボで命拾いしました。

一方、完璧だったBさんのショットが少しずつ曲がり出し、Cさんも不安を持っていたティーショットが曲がり出しました。

反対に、Aさんは、ショットが戻って堅実なプレーとなりつつありました。

後編に続く…