パットイズマネー！～ボールとパターのアライメント方法

ボールとパターの正確なアライメントは、カップイン確率を上げるうえで重要かと思います。

そこで今回は、ボールとパターのアライメント方法について考察してみます。

ボールのアライメントラインを目標に合わせてから、パターのシャフトで微調整する

ゴルフ用語でアライメントと言うと、肩、腰、つま先のラインをターゲットに対して正しくアドレスすることを意味するようですが、ここではボールとパターを目標に対して正しくセットするアライメント方法について考えてみます。

通常、ボールに引いたライン（マーキング）か、ボールのロゴマークなどを使って、アライメントする人が多いかと思います。

この場合、写真（左）のようにボールのラインが正確にターゲットライン（目標はカップ中央）に合っていればいいのですが、合わせたつもりでも写真（中央）のように目標から外れてしまうことがあります。

オリオットはどういう訳か、目標より少し右側にズレてアライメントする傾向があります。

これに気付かないままパッティングすると、カップイン確率を下げてしまう可能性があるので、アライメントが正しいかかどうかをチェックするようにします。

チェックする簡単な方法は、パターのシャフトを使う方法です。

写真中央のボールをパターシャフトのラインで見ると（写真右）、ズレていることがわかります。

このように確認してから微調整すれば安心です。

ボールを斜めから見るようなアドレスでは、アライメントラインの両端を結んだ仮想線を使う

次は、アライメントしたボールに対してパターをアライメントする場合を考えてみます。

写真（左）のようにボールを真上から見てアドレスする場合は、パターのアライメントラインとボールのアライメントラインを合わせればOKでしょう。

しかし、写真（右）の例のように、ボールを真上からではなく、斜めから見るようなアドレスでは、ボールのアライメントラインは円弧状に見えてしまいます。

そこで、この場合は円弧状に見えるアライメントラインの両端を結んだ線を仮想のアライメントラインとしてパターのアライメントをした方が良いでしょう。

ややこしいラインの場合は、2～3メートル先にスパットを決めてアライメントする

ショートパットの弱いスライスやフックラインの場合は、カップ周りに目標を決めてアライメントすればいいでしょう。

2～3メートルのパットでも、きついスライスやフックラインの場合には、カップ周辺よりもパッティングライン上にスパットを決め、そのスパットに対してボールとパターをアライメントした方が良い場合もあります。

ロングパットの場合は、ボールの転がる道のりは長いので、パッティングライン上の経由点にスパットを決めてアライメントした方が良いでしょう。

参考にしてみてください。