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Nick Jagger
2019年からの新ルールを知っておけば、スコアアップするかも!?
来年、2019年はゴルフのルールが大幅に改正される年です。
改正点の大きな特徴として、プレーの進行を迅速に行うためのルールが多いということです。
3月12日、R&Aと全米ゴルフ協会(USGA)が、新たなルールを発表しました。
その中から、皆さんのスコアに直結しそうな3つの新ルールを紹介しましょう。
※3月12日にR&AとUSGAにより発表された内容を元に、3月20日に加筆・訂正しました。
ビギナーを意識したバンカーでのルール
バンカー内のボールについてですが、バンカーショットの苦手な人や非力な女性ゴルファーには朗報かもしれません。
「アンプレヤブル」を宣言すれば、2打罰を受けることで、バンカーの後方からプレーできる救済措置ができるようになります。
バンカーから一発脱出できないようなビギナーを意識したルール変更だと推察できますね。
これまでは1打の罰でバンカー内にドロップするか、その前に打った地点まで戻る必要がありましたが、これでプレーの進行も速まりそうですね。
ロストボール、OBの新ルール
ロストボールやOBとなった付近に2打罰でドロップすることを認めるローカルルールも導入されることにしました。
これも一般アマチュアゴルファーの時間短縮を図るためのルールであって、プロやアマチュアの公式大会は対象になりません。
ドロップ方法は、従来はボールを肩の高さから落としていましたが、変更になります。
地面から1インチ(約2.5センチ)以上の高さから落とすことが推奨され、一瞬でも「空中にある状態になればいい」という緩やかなルールになりました。
→改正案だった当初は上記でしたが、正式発表では、膝の高さからのドロップになりました(3月19日加筆)
これで斜面からボールが何度も転がって、やり直すことも少なくなりますね。
2度打ちもペナルティーを取られない
止まっていたボールが偶然に動いてしまった場合、プレーヤーがボールを動かす原因であることが明確でなければ、その責任を負わないなど罰の削除や軽減も図られました。
そのほか、1度のストロークでボールが2度当たった場合の罰打もなくなり、そのほか、ロストボールの捜索時間も現行の5分から3分に短縮されることも決まりました。
この新ルールは2019年1月から施行される予定です。
このルール改正によって、プレーの進行が速められ、コース渋滞がなくなるだけでなく、一般アマチュアゴルファーのスコアも少しアップしそうですね。