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ゴルフウェア

Nick Jagger

ゴルフ用サングラスについて part1

日差しも眩しくなり、本格的なゴルフシーズンの到来ですね。

そこで、近年ゴルファーのマストアイテムになってきたのがサングラスです。

私の記憶では、タイガー・ウッズが出現する前の世界ランキング・ナンバー1だったデビッド・デュバルが、プロゴルフ界でサングラスをポピュラーなアイテムにしたのではないかと思っていますが…。

元々、白人の青い瞳は日本人のような黒い瞳に比べて、同じ明るさでも眩しさを強く感じるそうです。

ゴルファー以外でも、そのような理由で普段からサングラスをかけている白人が多いようです。

というわけで、今回はゴルフ用のサングラスに求められる機能について解説します。

サングラスに求められる機能とメリット

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スポーツ用のサングラスは、ゴルファーや、同じように日差しの眩しさを防ぐ野球選手だけでなく、先日、平昌オリンピックで活躍したスピードスケートの選手のように室内スポーツのアスリートにもポピュラーなアイテムになりました。

ちなみに、スケート選手がサングラスをする理由は、そのスピードで目を開けていられないことや、コンタクトレンズが外れてしまうからだそうです。

さて、ゴルフ用のサングラスに本題を戻します。

ゴルフの時にするサングラスに、何を求めるか、そしてサングラスをすることでどんなメリットがあるのか、皆さんはご存知でしょうか?

本来、サングラスはゴルフ用か否かに関わらず、眩しさを低減させる目的で、染色したレンズに紫外線(UV)をカット機能を付け、目を保護する機能を持たせた眼鏡です。

しかし、当然それだけではゴルフ用のサングラスとして十分ではありません。

眩しさを遮り目を保護するのがサングラスの主機能とはいえ、プロゴルファーが使用しているゴルフ専用となると、その機能はそうしたベーシックなものとは、少し次元が異なります。

そこでゴルフ用サングラスに求められる機能とは何か、どのような点に注意して購入するべきか、詳しく解説いたします。

購入する前のチェックポイント

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紫外線や花粉などから目を保護したり、眩しさを低減させ、見やすくするというのがサングラスにとって大前提の基本機能です。

白内障などの目の病気の予防という観点からも、紫外線と青色光線をカットできるサングラスは、極めて有効なアイテムになります。

紫外線の多いゴルフコースで1日を過ごすゴルファーには必需品と言ってもいいかもしれません。

また、偏光レンズであれば、乱反射からの光のギラツキを抑える効果もあります。

しかし、ゴルフでサングラスをする場合には、そうした機能に加え、フィット感も大事なポイントになりますし、距離感をわかりやすくする、緑の多いコースで緑色光線を弱め、シャープな視界で集中力を高めやすくするための機能なども必要になります。

つまり、普通のサングラス以上に、細部までスペックをチェックしてから購入しなくてはいけないものなのです。

まず、タイプはファッショングラスよりも当然スポーツタイプ。

レンズの色はグレー、グリーン系よりも茶色やピンク系がゴルフ向きです。

レンズの機能としては、UV、ブルーライトカット、偏光レンズ、それにレンズの歪み、クリア感、撥水などもチェック。

フレームはフィット感のいいアジア人向けのモデル。重さは20~30グラムが主流。

もちろん、耐久性や質感、ルックス的に似合うかどうかも大きなポイントになるでしょう。

価格は1000円~6万円ほどでピンキリですが、売れ筋は3000円~3万円といったところでしょうか。

低価格でも購入できるサングラスもある

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これまで書いてきたように、目の保護という観点からは極端な粗悪品は論外だとしても、低予算でも買えるUVカットのサングラスも数多くあります。

百均で買えるサングラスであっても、目を紫外線から守るという意味では、十分な機能を果たす商品もあるのです。

ただし、安価なものにはゴルフに必要な品質や機能が十分に備わっていないことが多々あります。

特にレンズの性能、フィット感、耐久性などで、高価な商品とは大きな差がつくことが多いのはしょうがないですね。

とはいえ、比較的安価な2000~3000円の価格帯の商品は、選択肢も多く、購入する人も多いそうです。

レンズの性能、フィット感、耐久性などの点で、まずまず合格点のサングラスであれば、このクラスのものでも十分かと思います。

高級ゴルフ用サングラスについては、part2で解説したいと思います。