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初心者向けスイングチェックリスト⑨「重心を高く構えているか?」

みなさんこんにちは! ライターの今日一です!!


「現在進行形の100切りレポート!」。
「スイングチェックリスト9」、「重心を高く構えているか?(軽く膝を曲げた状態で、尚かつ膝裏がピーンと張っているか?)」です!

ほとんどのスポーツでは「膝を曲げる」のが基本!?

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ゴルフ以外のスポーツでは、「膝を曲げる」ことで「瞬発力があり、柔軟性のある動き」が取れるようになるケースが多いですよね。

私もいろいろなスポーツをかじってきましたが(かじって直ぐに飽きての繰り返しでしたが・・・ゴルフは飽きない自信があります!!)、例えばスノーボード。

下手なりに膝をしっかり曲げ、重心さえ低くしていれば初級~中級程度のコースは格好良く(格好良い雰囲気で)滑ることができます(それ程上手くありませんので、スノボの滑り方の詳細は割愛させていただきます)。

膝を曲げることで、「上下左右自由に体重移動できるようになる」ことがポイントです。

他にかじったスポーツでは、テニス、サッカー、野球(打撃、守備ともに)、バスケットボール等がありますが、それぞれ「膝の柔軟性」が非常に重要と認識しております。

「膝を伸ばす」べきスポーツ、私の知る限りではスキーのジャンプくらいです。

※他にもあるかもしれませんし、ジャンプについてもあまり詳しくないので、突っ込みご無用でお願いいたします。

ゴルフでは、膝は曲げない方が良い???

ゴルフを始めた際にも、同じく膝を曲げたフォームからスタートしました。

上記画像が以前のフォームです(膝をこれ以上曲げていました)。

「ゴルフでは(初心者の場合)膝を曲げない方が良い結果になることもある」と知ったのは以下の経緯からでした。

ある日のラウンドで、「今日一さん、また小さく構えているよ」と「師匠」から指摘され、「あぁ、またもや猫背気味になっていたか」と、「スイングチェックリスト8」の課題をクリアできていないことを残念がっていました。

しかしそこで「師匠」から「背筋は伸びているよ」とOKが。

その上で「でも重心を高くするといいよ」と考えてもいなかったアドバイスをもらいました。

今までスイングの軸がブレないようにと、むしろ「重心を低く」と意識していました。

「え、低くじゃないんですか?」と思わず聞き直してしまいました。

背筋を伸ばした状態で「重心は低くしないと!」と考えていたため、無意識に「膝を曲げる(それもかなり大きく曲げていました)」という選択をしていました。

前述の通り「スポーツ=膝を曲げて重心を低く」の認識があったためです。

膝を曲げないことで・・・

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「膝はほぼ真っ直ぐ、右膝裏の筋がピンと張って、少し痛いぐらいがちょうどいい」と教えられ、さらにベルトの腰の部分を持ち上げられて「ダフり、トップが収まるまでは、コレくらい腰高でイイよ」と言われ、そのままスイングしてみました。

両膝ともまったく曲げずに打ってみたため、捻転不足で距離は出ませんが、どのクラブも不安なく振れました。

ダフらないしトップも出ない!方向性も良い!!

この即効性は驚きでした!

※最近は「右膝は一切曲げずに左膝だけ軽く曲げる」のがしっくりきています。

この頃よく指摘されていた、「小さく丸まっているように見える」の原因も膝にあったようです。

膝が曲がっていたことによる最大の弊害は「上半身の上下動」でした。

「捻転のパワーを蓄えるために、右膝は動かさない」と意識してはいましたが、左右のブレは押さえられても、自分では気付かない「上下のブレ」が生じていたようです。

今まで、短い距離のアプローチを安定して打てたり、バンカーショットは得意と感じていたのも、「膝の曲げ過ぎがプラスに働くシチュエーション」でたまたま上手くいっていただけだったのか、と腑に落ちました。

膝を曲げないフォームを取り入れたことで

上記画像が修正後のフォームです。

取り入れた最初の内は、膝裏がピーーーーンとし過ぎて痛いし、捻転できないし・・・。

「自分には向いていない構え方なのでは?」と、ラウンド中の良かった思い出など消え去ってしまいそうでした。

でも継続して練習していたら、「やっぱり当面コレで行こう」と思うようになりました。

膝裏がピーーーーン
⇒膝の高さが保たれているので、やはりダフり・トップがほとんど出ない!

捻転できない
⇒膝を曲げた低い姿勢で捻転できて、膝を固定したら捻転できないということは? 下半身から捻っていたということじゃないか! そういうのはパワーが溜められないダメな捻り方だと、前に教わったゾ

と一人で勝手に盛り上がっていました!!

こういう「思い込みで突っ走る」感もゴルフの魅力ですよね(という「思い込み」)。

見た目はなんとも言えないフォームですが、初心者仲間の皆さんにもぜひ一度は試してみてほしいです!!

次回のチェック項目は「前傾姿勢」の予定です!!