ゴルフスイングの微妙なロジック「壁を感じろ!」編

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こんにちは! 飛太郎です。

今回は初心者の内から耳にしやすい、「壁を作れ、壁を感じろ」というロジックについてです。

何らかのスポーツ経験者ならば、なんとなくニュアンスはわかったりもするんですが……。

はたして、身体のどこに壁を作ればいいんでしょう?

それができればどうなるか、あるいは、できなければどうなるのか?

実はこれ、意識しなくてもできちゃう動きなんです。

なので今回はサクっといきます♪

壁とは一体何なの? 意図して作るべきものなの?

壁とは一体何なの? 意図して作るべきものなの?
初心者の内に「壁を作れ、壁を感じろ」と言われても、それがどこで形成されるものなのか、そしてどんな役割があるのか、なかなか理解できませんよね。

一般的に壁と呼ばれているものは、本来意識して作るものではありません。

写真をご覧いただきたいのですが、実はスタンスを取った瞬間から、もうそこには壁が存在しています。

母指球から上に向かって緑のラインを2ヶ所引きました。これが壁だと思っていいかと思います。

「え!?」と思われるかも知れませんね。

「そんなワケないよ」と異論をお持ちの方もいらっしゃるやも知れません。

まぁまぁ、そこをグッと飲み込んで、どうぞ続きをお読みください♪

右にも左にも壁はあります。人間の身体はとっても優秀なんです!

右にも左にも壁はあります。人間の身体はとっても優秀なんです!
まず初めに、「壁」は何も左サイド(右利きの場合)にだけある訳ではありません。

左右どちらにも「壁」となり得るあるモノが存在することを先に述べさせていただいて、続きをお話ししていきますね。

写真は、先ほどのスタンスからトップオブスイングまで移行させたものです。

少々誇張してわかりやすい形を作ってみました。

※今回は「頭の位置」はこだわらず、説明用に撮影しておりますので、その辺りはご容赦ください。

「え? 壁からはみ出してるじゃん!」

もしもそういったご意見が挙がったとしたら、それはごもっともだと思います。

僕がお伝えしたいのはまさにソコなんです。

確かに写真を見る限りでは、上半身が大きくラインからはみ出していますね。

では、下半身はどうでしょうか? はみ出していませんね。

実は壁とは、下半身で「すでに形成されているもの」なんです。

厳密に言うならば、壁は「股関節」の動きが主体となって形成されます。

ご理解いただきたいのは、上半身で過度に「壁」を意識するのではなく、それは下半身で自然に形成されている、ということです。

ですから「左右にそれは存在する」とお話しした次第です。

そして、母指球からラインを引いたのは、スイングにおいて母指球より股関節が外側に出ることはないからです。

もしも母指球の外側に股関節を出そうとすると……もうおわかりでしょうか?

そうです、「膝が割れる動き」をするしかないんです。

股関節の可動制限を上手く活用しましょう!

股関節の可動制限を上手く活用しましょう!
さて、トップオブスイングの状態で、股関節はどうなっていると思われますか?

右股関節側にズボンのシワが入っていますが、これは左股関節が「内旋している」状態、そして同時に右股関節が「外旋している」状態です。

これ以上、股関節は構造上右斜め上方に稼働できません。

それが何を意味するか。

そうです、壁は一連の動きの中で自然に作り出されるものであり、「可動域の制限」が壁を形成してくれるから、次のアクションに移れるんです。

※逆説的になりますが、ここからさらに無理やり捻転させようとすると膝が割れたり、上体が反り返ったりします。

またインパクト前後、左サイドにおいては左股関節が外旋・右股関節が内旋し、右と同じく稼働制限に差し掛かります。

それが「左サイドの壁」となる訳です。

その際、カウンターの役割も担うため、慣性の法則を発生させることができるんです。

このように、股関節の可動域と制限を上手く使うことが、実はスイングにおいてとても重要になってくるんです。

身体の働きに逆らわず、スムーズなスイングを!

身体の働きに逆らわず、スムーズなスイングを!
上半身を過度に使って、まるでパントマイムのように見えない壁を意識してしまうと、スイングはこじんまりと窮屈なだけになってしまい、打球も当然乱れます。

また、股関節の役割を理解できていないと、膝を使って両サイドの壁を感じようとしてしまい、写真のようにスウェーが起きる大きな原因となります。

ですから、膝が割れてしまう方やスイングの軸が感じにくい方は、特に股関節を注意して改善に取り組んでいただければ、と思っています。

上体はプロペラのように、下半身というエンジンに導かれるままに、思い切って動かしてもいいと僕は思いますよ。

「壁」を語る上では、股関節以外の下半身が余分な動きをしないこと、これが何より重要なんです。

※当然、左右どちらにおいても「膝が割れる動き」は不要と前提しておきます。

人体って、実はめっちゃくちゃスゴイんですよ!

「過度に意識しないほうがいい」というアドバイスをさまざまな場面でよく聞きますが、それは身体に任せましょう、ということでもあると僕は考えています。

そうすることで、負担の少ないスムーズなスイングが体現できるのだと思います。


いかがでしょうか?

ゴルフにおいて、さまざまな役割を一手に担ってくれる股関節。

その八面六臂の活躍ぶりに関しては、また別の記事で改めてお伝えしたいと思います♪

それではまた! 飛太郎でした。
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飛太郎

ドライバーの飛距離に魅せられて、ドラコン競技にもたまに参加しています。 トレーナーもやってます♪ 独立開業間近。 ”飛ばすだけがゴルフじゃない。 それは分かっちゃいるけれど、飛ばさずにはいられない。 飛ばしちゃダメと言われるその日まで、黙って飛ばし続けたい。 飛ばしちゃダメと言われても、きっと飛ばしちゃうんだろうけど。” そんなアツいあなたの、何か少しでもお役に立てたら幸いです。

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SRIXON ZX201007-1107
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