Gride

gettyimages/845196652
getty

ゴルフスイング

もーりー

ボールを右へ行かせたくない人に実践してほしい3つのポイント

皆さんゴルフを楽しんでいますか?

こんにちは、ライターのもーりーです。

打てども打てどもボールが右に行く、つかまらないという人に実践してほしい3つのポイントを紹介したいと思います。

※この記事で示す左右の向きは右打ちを前提に記載しています。

1.アドレスでのボールの位置をやや左寄りにする

ボールが右に飛びやすい人は、アドレスでのボールの位置が右寄りになっていることが多いです。

基本的にはアドレスでのボールの位置が右寄りだと右方向に、左寄りだと左方向にボールが飛びやすくなります。

ついつい右寄りにボールをセットしやすい人は、ボールの後ろ側(クラブでボールをヒットする部分)を見ながらアドレスを構えるようにしましょう。

最初のうちは練習場やティーアップでボールをセットできる時は、ボールの文字部分やラインをクラブフェースが当たる面に向けてセットして目印にすると良いでしょう。

こうすることでボールの位置が右寄りになり過ぎることもありませんし、ゴルフスイングに理想的なほんの少し軸が右に傾いた形でアドレスができるので一石二鳥です。

2.ルックアップをしない

getty

ボールが右に飛んでしまう原因でこれまた多いのがルックアップです。

ボールの行方が気になり、インパクト前から顔が左を向いてしまっている状態です。

インパクト前に顔がターゲット方向を向いてしまうと、バランスが崩れてインパクト時にクラブフェースが右に開きやすくなります。

そうするとボールは右へ右へと飛んでしまうわけです。

そうならないためにはクラブをボールにインパクトさせるまでルックアップさせない、いわゆるビハインド・ザ・ボールの状態を作る必要があります。

ビハインド・ザ・ボールというと難しく聞こえますが、要はスイング中のどのタイミングまでボールを見続けてからターゲット方向を向けば良いのかということです。

よく言われるのはインパクト後に右手が左膝を通過するまでボールを見続けてからターゲット方向を向くというもの。

私の場合は右肩をポイントにしています。

インパクト時に右肩を右頬にぶつけに行くイメージでスイングします(実際のスイング中はぶつかるというよりは触れるくらいの感触だと思います)。

右アゴが右肩に当たるように頭を動かさないことで、ルックアップだけでなくインパクト前に必要以上に体が開くことを防ぐこともできます。

3.体をしっかり回してフィニッシュを決める

getty

最後のポイントはインパクト後のフォローで体をしっかり回すことです。

せっかくアドレスでのボールの位置やルックアップをしないように修正をしても、それらを意識し過ぎてフォローで体が回らない、というケースが非常に多いです。

体の回転がインパクトで止まると、クラブヘッドだけが体の左に回り、左肘が引けたようなスイングになります。

こうなると今度は引っかけやチーピンが出やすくなり、それを嫌がればフェースが開いて、元の右にプッシュする出球に逆戻りです。

フォロー以降もしっかり体を回すことでしっかりフィニッシュの体勢が取れるようにしましょう。

体をがしっかり回せてフィニッシュで左足に体重が乗せられていれば、右足の裏側がターゲットと反対方向を向いているはずなのでチェックしてみてください。

特にルックアップをしないように意識しているとフォロー以降で体の動きが止まりやすいです。

ルックアップさせないことと体を回すことは動きとしては相反するものですからね。

そこで効果的なのはスイング前の素振りです。

顔を一切ターゲットに向けないままフィニッシュまで思いきり振り切る素振りを数回行うことで、ルックアップをしないでしっかり体を回す感覚を体に覚えさせてから実際にスイングをするわけです。

最初は違和感があるかもしれませんが、ルックアップさせずにしっかり体を回していくビハインド・ザ・ボールの動きは、ゴルフの上達には必要不可欠な動きです。

ぜひ粘り強く繰り返し練習してくださいね。

それでは、また!