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ライフスタイル

飛太郎

目指せ、QOL向上! シリーズ2【筋トレのイメージを変えよう】編

こんにちは! 飛太郎です。

以前お話しした「QOL=クオリティ・オブ・ライフ」、シリーズ第二弾として、今回は少し踏み込んでお話ししたいと思います。

ズバリ、今回は健康とは決して切り離せない関係を持つ、「筋トレ」の重要性についてです。

筋トレと聞いて・・・あ~~~っ! 画面閉じないで!!(汗)

そういった「キツい」「しんどい」「面倒くさい」というイメージを払拭するために、ちまたに出回るトレーニングへの誤解を解消しながらご説明していきます。

なにより、キツくて続かないだけがトレーニングだとしたら、それはQOLの観点から大きく外れちゃいますからね。

どうぞ、ご安心ください♪

なぜトレーニングが必要か、一緒に考えましょう!

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QOL向上=精神面、肉体面の充足=健康である事。

そこでは、「心身ともに」というのが健康の大前提である、とお考えください。

その上で、なぜトレーニングが必要であるかをシンプルに考えてみましょう。

実は僕たちは、日常的にトレーニングの環境下に置かれています。

そうです、重力です。

少なくとも自身の体重を支えながら、日々働き、遊び、生きている訳です。

そう考えるといかがでしょう?

極端な表現をさせていただきますが、「まったくトレーニングをしない」状態って、日常生活をやめてしまうのと同義だとすると、分かりやすいかと思います。

もちろん、日常的に重力にさらされて生きているとは言え、僕たちは身体の一部分でしか負荷を支えていません。

つまり、身体には日常の中で「毎日使われている部位」と「あまり使われていない部位」が生まれてしまっているのです。

所謂「偏(かたよ)り」が生じてしまう訳です。

例えば「肩こり」や「関節の痛み」などは、そうやって身体に掛かる負荷が一部位に偏ってしまうために起こる、典型的な症状です。

トレーニングが必要なのは、運動不足や加齢による衰えを抑制するだけでなく、そうした「日常で生じる偏り」を防止する効果があるためです。

「でもキツいんでしょう?」から「マッチョにはなりたくない!」まで

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さてさて、そういった理由からキチンと身体を動かして、ほどよくトレーニングしてあげる必要がある事は、少しご理解いただけたかと思います。

では「いざトレーニング」となると、ここでいつの間にか社会に浸透した、トレーニングへの誤解が障壁となり、いろんな「できない(やらない)理由」が飛び交い始めます。

クライアントさんの中からも、初めによくいただく意見なんですが・・・

「トレーニングってキツいんでしょう?」
「マッチョにはなりたくないです」
「忙しくてトレーニングする時間がありません」
「年齢的に、やっても無駄な気がする」

などなど、いかがです? ついつい口走ったこと、ありませんか?(笑)

確かに、トレーニング初心者からこういったご意見が出るのは、もっともだと思います。

でもトレーナーとしてハッキリと言わせていただきたいのは、それらすべてが「間違い」だという事!

トレーニングって、フィットネスって、そんなネガティブなものじゃないんです。

あなたが目指す理想の姿に変えてくれるもの。それがトレーニング!

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キツい、マッチョになりたくない、忙しくて時間がない、年齢的に無駄・・・。

先ほどの段落で挙げた、トレーニングにまつわる代表的な勘違いたち。

ここでまず、三つほど一挙に解消してしまいますね!

まず、キツいというのはなぜそう思うのでしょう?

きっと、何十キロ、何百キロの重たいバーベルを、真っ赤な顔で挙上してる姿をイメージするからそう思うのでしょう。

あるいは、そこまでハードでないとしても継続していく自信がないから、そうおっしゃるのかも知れませんね。

もしもあなたが、ボディビルやフィジーク(美しい肉体を競う競技)の試合に出る事を目的とされるなら、それはその通り、トレーニングはキツいと思います。

体重の倍、あるいはそれ以上の高重量トレーニングを日々こなす必要があるからです。

併せて申し上げるなら、よくいただくご意見の「マッチョにはなりたくない」に関しては、100%断言致します。

「ビルダーのようなマッチョには、なりたくてもなれない」ので、どうかそういった心配は頭の中から消去してください。

そこそこにハードなトレーニングを続けてようやく、男性の方でいわゆる「細マッチョ」になれるくらいだと思っていただいて間違いないでしょう。

彼らビルダーやフィジーカーたちは、男女問わず先ほど挙げたハードなトレーニングを積み重ねるだけでなく、綿密なカロリー計算から栄養素の摂取量・食事量の配分などに、膨大な時間とエネルギーを割いているからです。

貴方がQOL向上や、ゴルフのパフォーマンスを高める事、あるいはダイエットを目的に挙げるなら、キツい事を毎日続ける必要はまったくありません。

「これでいいの?」くらいのトレーニングで十分効果が表れます。

大切なのは、全身をほどよく刺激してあげる事なのですから。

当然、一日の中でそれに充てる時間は、朝起きてからのほんの10分や、お昼休みの5分~10分、あるいは就寝前のちょっとした時間でも結構です。

いかがでしょう? 三つほど、ご心配は解消できませんでしたか?(笑)

トレーニングは、貴方の理想を叶えてくれるものです。

僕はマッチョになりたいんで、結構キツいんですけども・・・(笑)

筋肉だけが持つ、驚きの再生能力!

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最後に「年齢的に、トレーニングは無駄では・・・」とお考えの方へ。

年齢が上がれば上がるほど、実はトレーニングは必要であり、有効性が高まるんです。

僕らの身体には関節や軟骨があります。

これらは皆さんご存知の通り、経年で消耗していきます。

よくサプリのCMでも言ってますよね?

10代や20代の頃は、これら消耗パーツが十分にあるため、痛みや弊害などは感じにくいのです。

ところが、そのまま関節や軟骨に頼りっきりで、筋肉を育てずに過ごしてしまうと・・・あとはもう分かりますよね。

よく軟骨は「ショック・アブソーバー」、つまりは緩衝剤だと言われますが、僕の見解は違います。

本来、ショックアブソーバーは「筋肉」に担当させなければなりません。

何故なら、骨の再生には7年、関節の再生には100年かかるとされる一方で、筋肉の再生は48日で行われるからです。

ましてや、軟骨は最近までは再生不可能とされており、現在も「自然再生」は難しいとされたままなのです。

そういった意味も含めて、「筋肉は生涯付き合ってくれる頼もしい仲間」であると、僕はとらえています。

大切な人生です、QOLを意識してアクティブに、快活に生きたいじゃありませんか!

長くなりましたが、ちょこっとでも筋肉に興味を持っていただけたら、僕は本当にうれしいです。

キツくないトレーニング、少しずつ配信していきます♪

それではまた! 飛太郎でした。