ゴルフクラブ
じゅんやあく
ドライバーが苦手な人に贈る冴えたソリューション2選
こんにちは、じゅんやあくです。ドライバーが苦手です。
そこで、ドライバーが苦手な人はどうすればいいのか解決策を二つほど実践してみたので、ご紹介したいと思います。
目次
そもそもドライバーって難しくないですか?
ドライバーって、他のクラブと違い過ぎますよね?
まずヘッドの大きさが大き過ぎるし、そのためにフェースの広さはもちろん、重心距離や重心深度も他のクラブとまったく違います。
スイング時のヘッドの物理的な挙動も他のクラブとまったく異なるわけです。
クラブ長さも長いですし、他のクラブと比べて極端に高くティーアップして打つのもドライバーだけです。
……というわけで、イマイチドライバーが上達しない私は、練習せずにこの課題を解決しようと思った次第です。
(写真はフィニッシュが乱れた私です)
解決策その1:短くする!
最近、PGAツアーでも短尺ドライバーが流行しつつあります。
2017年フェデックスカップ勝者のジャスティン・トーマス(写真)は44.25インチ、リッキー・ファウラーは43.5インチ、ドライバーの短尺化に先鞭をつけたジミー・ウォーカーはなんと42インチだそうです。
テーラーメイドやキャロウェイなど、可変スリーブ(いわゆる“カチャカチャ”)のついているドライバーでしたら、同じメーカーの3番ウッド(3W)用のシャフトがそのまま装着できます。
私の場合は、昨年残念ながらクラブ事業から撤退してしまったナイキ社製のドライバーでしたので、同じナイキの3Wに刺さっていたシャフトを使用しました。
ここで注意することは、元のドライバーと振り心地を揃えるために、ヘッドかシャフトを重くすることです。
私の場合は、元々ドライバーに45インチの50グラム台のシャフトを使用していたので、60グラム台のシャフトに変更し、ヘッドにも鉛を2グラムほど貼って調整しました。
短くしたドライバーを打ってみた!
実際に簡易弾道計測器でヘッドスピードや初速を計測してみた結果、45インチと43インチで有意な差は見られませんでした。
ただし、これは人(スイング)によると思われます。
短くすることでヘッドスピードが落ちる人もいれば、振りやすくなって速くなる人もいると思います。
一方、方向性に関しては、かなり改善しました!
まだ1ラウンドしか統計を取っていませんが、約10パーセントフェアウェイキープ率が上がりました。
飛距離がほとんど変わらず、方向性がアップするならいいですよね!
解決策その2:ティーショット専用3Wをバッグに入れる!
2013年、史上初でフェデックスカップとヨーロピアンツアー賞金王を同時に獲得したヘンリク・ステンソンという選手をご存知でしょうか。
彼は、ティーショットで3Wを多用し、ほとんどドライバーを使わないことで有名なのです。
また、最近某千葉の有名コースでクラブチャンピオンになった私の知人も、その試合の準決勝と決勝ではドライバーを一度も使わなかったと言っていました。
つまり、ドライバーなんていらなかったのです!
ヘッドスピード40メートル/秒前後では、ロフト15度の3Wでフェアウェイから打つのは至難のワザですが、ティーアップして打つのなら、13度くらいでも打てます。
私が入手したナイキ製の3Wですが、ロフトを13度から17度まで変更することができるのです。
ティーショット専用3Wを打ってみた
そこで、ロフトを13度に設定して、45インチのドライバー(ロフト11度)と打ち比べてみました。
構えてみると(写真)、さすがにロフトは立って見えますが、それほど違和感はありません。
実際に打つと、これはさすがに、ドライバーの方がヘッドスピードも初速も速くなりました。
しかし、その差平均して約1メートル/秒。飛距離にしておよそ6ヤードくらいでしょう。
一方、安心感は、短尺ドライバー以上にあります。
私がそうなのですが、ティーアップしたフェアウェイウッドが得意な人にはかなりオススメの作戦です。
これはまだコースで試していないのですが、練習場ではほとんどミスしませんでした。
しばらくどっちで行くか悩みそう……
練習場でヘッドとシャフトをトッカエヒッカエしながら試していたのですが、短尺ドライバーもティーショット専用3Wも、どちらも使えそうです!
当分、この両方をバッグに入れてラウンドしてみようと思っています。
ちなみに、3W用のシャフトをドライバーに刺すと、ロフトの表記がおかしなことになりますが(写真)、これは11度設定です。
ドライバーが苦手な人、ぜひ真似してみてください!