5番アイアンの代わりに6番ユーティリティ使ってみませんか?飛距離や使いやすさは?

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あなたのゴルフバッグに入っている5番アイアン。

もしかしていつまでも使われぬまま“お飾り”になっていませんか?

せっかくセットで買ったんだからキャディバッグには入れておかないと、でも5番アイアン苦手なんだよなぁ……こんな方も多いようです。

使わない5番アイアンを入れておくくらいなら、同じ飛距離が打てて、さらに使いやすいクラブを入れてみてはいかがでしょうか。

そんな魔法のようなクラブが「6番ユーティリティ」です。

難しいの? 5番アイアンとはどんなクラブ?

難しいの? 5番アイアンとはどんなクラブ?

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「5番アイアンを抜いてみませんか?」というテイストの記事ながら、まずは5番アイアンについて軽く触れてみたいと思います。

5番アイアンは、アイアンセットで揃っている中で、ほとんどの場合最も長いアイアンでしょう。最近では6番や7番からのセットとなっているモデルも増えてきています。

また、5番アイアンはキャディバッグに入ってはいるけれど、ラウンドでは使わないという方も多いクラブです。その理由は、使いこなすには技術を必要とする点でしょう。

人によっては、ダフる、当たらない、飛ばない、ミスのイメージしか湧かないと、非常に難易度が高いクラブが5番アイアンです。

逆にアイアンが好きな方もいて、こうした方には5番アイアンはロフトが立っていて距離も出ますし、必要以上に吹け上がらないので飛距離のロスも少ないんです。

そのため5番アイアンを使う人、使わない人に二極化しているのがエンジョイゴルファーの現状です。

簡単なの? ユーティリティとはどんなクラブ?

簡単なの? ユーティリティとはどんなクラブ?

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5番アイアンに引き続きユーティリティについて見ていきましょう。

ユーティリティは比較的歴史の浅いクラブで、フェアウェイウッドとアイアンの中間の性能を持つクラブです。

フェアウェイウッドはボールが上がりやすく、ヘッドスピードがなくてもそこそこ飛距離が稼げます。しかしある程度クラブに長さがあるので、ちゃんとミートできるようになるには練習が必要になります。

フェアウェイウッド、とりわけショートウッドと呼ばれるクラブと飛距離が重なるアイアンは5番アイアンが一般的。この5番アイアンもアイアンにしては長く、しかもスイングがしっかりしていてダウンブローで打てなければ理想のボールが打てません。またミート率も低くなってしまいます。

ただ5番アイアンがダウンブローでしっかり打てた時は、多少のラフでも芝を切り裂いて、しっかりスピンが効いたボールを打てます。

それぞれのメリットを持ちつつ、さらにデメリットを解消したクラブとしてこのユーティリティが多くのゴルファーに選ばれているんですね。

ユーティリティにはウッド型とアイアン型があります。

ウッド型を選ぶゴルファーが多いのですが、その理由はやはりクラブの簡単さです。フェアウェイウッドよりも短い、そしてアイアンよりも打ちやすい点が、ウッド型がより選ばれている理由です。

ユーティリティのロフト角と目安になる飛距離

ユーティリティも他のクラブと同じく、番手によってロフト角が固定されているわけではありません。しかしラインアップのロフト角を見てみると、おのずとカバーする飛距離の範囲は決まってきます。

一般的な男性なら170ヤードから200ヤードくらいがユーティリティで打てる飛距離の目安。

一般的な女性なら150ヤードから120ヤードくらいがユーティリティで打てる飛距離の目安となります。

宮里藍選手のクラブセッティングを参考に比較

宮里藍選手のクラブセッティングを参考に比較

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ユーティリティ(UT)ってウッドとアイアンの間の距離を埋めるように持っている方も多いと思います。

そこで5番アイアンの代わりに、というコンセプトなのでアイアンとユーティリティを比較してみました。

とある年の宮里藍選手のクラブセッティングを参考に比較してみます。

宮里藍選手も実は5番アイアンを抜いて6番UTを愛用していた選手の1人なんですね。

アイアンはブリヂストンTOUR B X-CB
#5 ロフト角25度 シャフト長さ37.75インチ

UTはブリヂストンPHYSユーティリティ
#6 ロフト角28度 シャフト長さ38.50インチ

このようになっていました。

ロフト角25度の5番アイアンを抜いて、この28度のUTを使っていたようです。

5番アイアンと6番ユーティリティは飛距離に差は出ないの?

5番アイアンと6番ユーティリティは飛距離に差は出ないの?

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飛距離に関して重要な要素を占めるロフト角。

ロフト角が3度も違えば飛距離も相当差が出てしまうことが予想されますが、結果はシャフト長さが6番UTのほうが長いため、ヘッドスピードが増加。

それに伴いアイアンは低い弾道でランも多く出る、ユーティリティは高い弾道でしっかり止まる、というそれぞれの特性はありますが、飛距離には差がほとんど出ません。

重心が深く、スピンがよくかかるというユーティリティならではの特性を生かして2打目を確実にグリーン上に止める、という狙いもできて戦略の幅も広がりそうです。

5番アイアンを抜いて6番ユーティリティを入れるメリットは大きい

5番アイアンを抜いて6番ユーティリティを入れるメリットは大きい

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5番アイアンをしっかり振っていけるアマチュアゴルファーは多くないと思います。

その理由は、スイートスポットが狭く、シャフトも長め、しっかり上から打ち込んでいく必要があることなど、ベストショットを打つには比較的高い技術が要求されることがあります。

またパンチショットやドローとフェードの打ち分け、高さの調整など広い範囲で調整ができる分、スイングに迷いが出ることも。

それが6番ユーティリティの場合、ボールを打つことだけに集中して振り抜くだけでクラブが勝手に仕事をしてくれます。

シャフトが長くなって扱いにくくはなるものの、それを補って余りあるスイートスポットの広さ、方向だけしっかり決めて振り抜くだけでいい、というシンプルさのメリットは男女関係なく非常に大きいものです。

だからこそミスの確率が高い5番アイアンを抜いて、6番ユーティリティを入れるとラウンドで大きな武器になります。

注意点も!? イマドキストロングロフトの飛び系アイアンとは?

注意点も!? イマドキストロングロフトの飛び系アイアンとは?

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5番アイアンと言えばなんとなく25度くらいのロフト角をイメージしている方も多いかと思います。

けれども最近よく見る「ぶっ飛びアイアン!」なんていう宣伝文句の飛び系アイアンは、ロフトがものすごくストロング(立っている)。

少し前のモデルですが、テーラーメイドの「M2」シリーズもその1つで、6番ユーティリティ(テーラーメイドでは「レスキュー」という名称です)は28度で同じです。

が、M2アイアンの5番はなんと21.5度。(6番アイアンが25度)。

このように番手1つ分ロフト角が違うんです。

こうした場合は5番アイアンと6番アイアンを抜いて6番ユーティリティを入れる、という選択をすることになってくるでしょう。

こうしたストロングロフトのアイアンは何もM2に限ったことではありません。

自分のアイアンのロフト角はしっかりチェックしておきたいですね。

見るべきはクラブの番手よりもロフト角

見るべきはクラブの番手よりもロフト角
中にはクラブの番手に非常にこだわる方がいます。

例えば「5番アイアンを抜いたら、絶対に6番ユーティリティを入れなければならない」と考えたくなりますが、そこにこだわる必要はありません。

そもそも番手ごとのロフト角は、規格品のように決まっているわけではありません。そのため各社どころか、ブランドやモデルごとにそれぞれロフト角が異なります。

同じメーカーの兄弟アイアンですら、大きくロフト角が違うケースもあります。だからこそ番手にこだわるよりも、ロフト角にこだわってほしいんです。

またロフト角を基準にクラブを購入していけば、クラブ更新のタイミングでも距離感が大きく変わらないモデルを選べます。しかし番手で選んで購入をしていると、新しく買ったクラブで距離感がまったく合わなくなるケースもあります。

それがロフト角が大きくなって飛ばなくなったのならば、まだケガは少なくて済みます。しかし逆にロフト角が立ってしまい飛び過ぎてしまうようなセッティングになってしまったら、番手間の飛距離が開き過ぎてしまい、スコアを大きく崩す原因にもなりかねません。

5番アイアンを抜いてユーティリティを入れる時のロフト角は?

5番アイアンを抜いてユーティリティを入れる時のロフト角は?

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苦手な5番アイアンを抜いて6番ユーティリティを入れようと思った時、ロフト角はどのようにして選んだらいいのか見ていきましょう。

選び方には3つの方法があります。

まず1つ目。5番アイアンのロフト角と合わせてしまうのが一番簡単です。

飛び系アイアンならば、ロフト角が21度や22度あたりになるでしょうか。同じロフト角でユーティリティを選んでおけば5番アイアンに代わるクラブとして使用できます。

ただこの時、飛距離はまったく同じになるかと言うとそうではありません。ヘッドスピードやスイング軌道によってアイアンよりも飛距離が出るケースがあります。

さらに重心もアイアンより深いのでボールが上がりやすくなります。キャリーが増える可能性も考慮しましょう。

そして2つ目は5番アイアンの前後のクラブの真ん中を取ってもいいでしょう。

5番アイアンの上が5番ウッド、下は6番アイアン、というケースではウッドとアイアンの中間のロフト角であるユーティリティを入れるんです。

こうすれば残った距離に応じてクラブが使い分けられます。ただしぴったり真ん中になるかどうかはクラブやスイングの特性上、必ずしもそうはならないケースもあるので注意しましょう。

最後に5番アイアンの距離と合わせてしまうのもありでしょう。

アイアンとユーティリティの特性上、アイアンよりもユーティリティのほうがほんの少しシャフトが長くなり、ボールが上がりやすくなります。そのため5番アイアンを抜いた距離を埋めるためには、1度から2度くらいロフトの大きなユーティリティを選ぶと飛距離が揃ってきます。

一概には言えませんが、5番アイアンのロフト角を見ていきましょう。飛び系ならば21度、ノーマルロフトのアイアンならば24度くらいが一般的なロフト角です。

ノーマルロフトのアイアンの場合、飛び系5番アイアンの21度が4番アイアンに該当してくるケースが多いですね。

なので、21度の5番アイアンと入れ替えるなら22、3度のユーティリティ、24度の5番アイアンと入れ替えるなら25、6度のユーティリティを選ぶと飛距離の階段が揃いやすくなります。

アイアンとフェアウェイウッド、ユーティリティ、それぞれの重なる距離は200ヤード前後

アイアンとフェアウェイウッド、ユーティリティ、それぞれの重なる距離は200ヤード前後

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5番アイアン、フェアウェイウッド、ユーティリティと、それぞれが重なる距離は200ヤード前後が多いでしょう。ヘッドスピードが遅めのゴルファーなら180ヤード前後になる場合もあります。

5番アイアンを抜く場合、この200ヤードを埋めなければいけなくなりますよね。この200ヤードという距離が、実は絶妙なんです。

パー3のホールで長いところなら200ヤードほど。短いパー5ならセカンドショットが残り200ヤードくらいになるところもあります。つまり、200ヤードがきっちり打てれば、スコアメイクにつながる! という場面が意外と多いんですよね。

そこはもちろん無理をせず刻んでも問題ありませんが、狙いたくなるのもわかります。しかし平均していい点数のショットを打とうとするとどうでしょう。

次項で考えてみましょう。

特性別に見るクラブの選び方! 5番アイアン

特性別に見るクラブの選び方! 5番アイアン

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さてそれでは200ヤードを打つ時、クラブ別にどうなるのか見ていきましょう。まずはゴルフクラブの中でも苦手な方が多い5番アイアンから。

5番アイアンは、ボールが吹け上がりにくい、ボールを左右に曲げてコントロールしやすいというメリットがあります。

そのためコースなりに曲げて打ちたい、低いボールでラインを出したいと思った時に非常に打ちやすいクラブです。低いボールが打てるので、強風下でも風の影響を受けにくいショットが打てますね。

タイガー・ウッズの代名詞ともなっている「スティンガーショット」も、主にアイアンが使われています。タイガーのようなショットは難しくとも、パンチショットで攻めて風を攻略している上級ゴルファーはたくさんいます。

しかしアイアンにはデメリットがあります。上からしっかり打ち込まねばならないため、払い打ちタイプのスイングをするゴルファーは、どうしてもボールが上がりにくくなります。

しかもボールの高さを出す時には、ヘッドスピードが必要。思い切って振らねばならず、苦手意識を持っている人には不安を覚える人もいるかもしれません。

そのためミスショットが出る可能性も高く、飛距離を平均してみるとバラツキが出てしまい、それほど飛距離が伸びていないという方も。

5番アイアンを振っていける人は、普段からアイアンが好きでよく使っている人で、男性ゴルファーが多い印象です。しかも上からきっちり打ち込める人。

こうした方が打つ場合には、ボールは低い弾道で飛び出して、グングン伸びていきます。そしてボールが舞い上がるように上がった後に落ちてきますので、キャリーもしっかり出てスピンが効いてランが少なめになります。

またヘッド軌道で左右に曲がる球を打ち分けられる人ならば、球筋を操りやすい特徴があります。

もちろん最初からアイアンセットに入っていることがほとんどなため、アイアンの重量フローやバランスなどが最初から揃っているのはうれしいポイントですね。

特性別に見るクラブの選び方! ユーティリティ

特性別に見るクラブの選び方! ユーティリティ

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ユーティリティはとにかく打ちやすいのがメリットで、多くの人に選ばれているのも納得の性能です。

フェアウェイからはもちろんのこと、ラフからでも打っていけるのがフェアウェイウッドにはない強みです。

ラフにボールが完全に沈んでしまっている場合ではアイアン(しかも距離をあきらめてショートアイアンになる場合が多い)をチョイスしなければなりませんが、半分程度沈んでいるだけならウッド型ユーティリティでも問題なく打って行けます。

しかもロングアイアンの距離をカバーしながらも、重心距離が深いためボールが上がりやすい上に、つかまりがいいのもメリットです。

普通に振るだけで、オートマチックにつかまえてくれて、飛距離も稼いでくれるという万能なクラブ。さすが「ユーティリティ」と名付けられたクラブだけあります。

ユーティリティにはデメリットらしいデメリットはほぼありません。強いて言うなら、つかまり過ぎて左に行きやすいことでしょうか。

ラフでも、芝の上に乗ってさえいればアイアンよりも広いソールを生かして、ユーティリティで払うように打っていけます。

ラフに沈んでしまったらあきらめて短めのアイアンで脱出をする、という選択肢ができれば、さほど大きくスコアを崩す原因にもなりにくいでしょう。

しかしユーティリティならば守りの選択だけでなく、ピン方向に飛距離を狙っていく攻めの選択ができる分、攻略の幅が広がるメリットがありますね。

ヘッドスピードが速い方でも遅い方でも使いやすいユーティリティは、中弾道で強いボールが出るのが特徴です。

ユーティリティが爆発的に広がってからは、ユーティリティを入れている人が多くなってきています。そこである程度長い距離を打つ場合にユーティリティをチョイスする人が増えてきています。

そのため練習場での練習頻度も比較的高いようです。普段練習をしているので、成功率や弾道、ミスのクセなどもある程度計算できるゴルファーが多く、ある種安心感を持ってショットに望めるのもユーティリティのアドバンテージでしょう。

ミスショットが少ないということは、ある程度平均した飛距離も期待できます。1発の飛距離ではなく、平均した飛距離がどれくらいか、毎回似たような距離を安定して打てるかは、コース攻略上ものすごく大切です。

特性別に見るクラブの選び方! フェアウェイウッド

特性別に見るクラブの選び方! フェアウェイウッド
ドライバーに次いで飛距離が出る3番ウッドですが、ゴルフクラブの中では難易度が高く、アマチュアゴルファーには苦手としている方も多いでしょう。しかしながら7番ウッド、9番ウッドなどのショートウッドには、3番ウッドほどの難しさはありません。

それはクラブが短くなっているからで、ユーティリティと非常に近い感覚で打てます。

さらにフェアウェイウッドの特徴として、重心深度が深いこともメリットとして挙げられます。重心が深いとインパクト時にフェース面が上を向く方向に力がかかります。

そのためボールが上がりやすく、飛距離が出しやすくなります。さらに構えた時のヘッドの大きさは見た目にも安心感を与えてくれます。構えた時の安心感は、メンタルが重要と言われるゴルフでは非常に大切な要素の1つです。

先述しているとおり、アイアンやユーティリティと距離が重なるところではショートウッドの出番となるわけですが、ユーティリティ、5番アイアンで代用している方も多いのです。

そのため、なかなかショートウッドを積極的に使っている方はそこまで多くない印象ですが、使いこなせるようになると、ある程度長い距離もライさえ良ければ大きな武器になってくれるでしょう。

このフェアウェイウッドのデメリットは、やはりラフからのショットに難がある点です。大きなヘッドでラフから打ってしまうと、芝が抵抗になってヘッドが下に入らなかったり、シャフト周りに芝が絡んだりしやすくなります。

そのため深めのラフに入ってしまったような場合は、フェアウェイウッドの選択肢を外さなければならなくなります。

今のクラブ選びの流れは、より「簡単なもの」を入れる時代に

今のクラブ選びの流れは、より「簡単なもの」を入れる時代に

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最近のクラブ選びの流れは、より簡単に、より遠くへ飛ばすという考えが主流で、クラブもそのように進化してきています。アイアンは操作性や飛距離など求めるものが人によって変わるので、ちょっと違うのですが。

ドライバー、ウッド、ユーティリティは「より簡単なもの」をゴルファーが求めるようになっていますので、アイアンが抜かれてユーティリティがチョイスされている理由がわかります。

難しいクラブを使いこなした時の何とも言えない気持ち良さもありますが、それではスコアを期待するのは難しくなります。

そのためミスショットがミスショットにならない、ミスに対する寛容性の高いクラブが求められているんですね。それがユーティリティなのです。

長く難しいクラブは思い切って抜いてもいい

長く難しいクラブは思い切って抜いてもいい

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長く難しいクラブの代名詞とも言える5番アイアン。フェアウェイウッドでは3番ウッド。これらのクラブは使いこなせないのならば思い切って抜いてしまうという選択肢も十分にありでしょう。

だって、使わないのに入れていては、クラブの本数制限である14本以内というルールを上手に使えていないという考え方もできます。また色気を出して苦手なクラブでついついショットしてみたものの、それが盛大にミスにつながる、なんてこともなくなります。

ゴルフは良いスコアで回ってこそやはり楽しいものですし、1打を削り出すヒリヒリした楽しさもありますよね。

それには「難しいクラブ」はあまり重要ではないのです。「シングルになりたい!」「クラブ競技で優勝したい!」となるとまた話は変わってきますが、100切りを目指したい、90台で回りたい、というレベルならば、思い切って長くて難しいクラブは抜いてしまいましょう。

1本からお試ししやすいユーティリティは中古クラブもおすすめ!

1本からお試ししやすいユーティリティは中古クラブもおすすめ!

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アイアンやドライバーを含むウッド類は、クラブの流れというものが存在します。もちろんユーティリティにもありますが、揃える本数が少なくていいのです。

例えば3番ウッドではものすごく叩きに行けるハードなスペックのウッドなのに、5番ウッドでつかまりのいいやさしいウッドをチョイスしてしまっては、使うクラブによって特性がまったく変わってしまいます。

ショートウッドを入れる場合なら7番、9番ウッドも同様に性格を揃えていかないといけません。そのためには、同じシリーズを購入していくのが簡単なのですが、中古だと見つけるのに難しい場合もあります。

もちろん重量やバランスはユーティリティでも考えなければいけませんが、ユーティリティは1本もしくは2本、という方が多いでしょう。

そのため中古市場でも1本だけ購入ができるので、シリーズで揃えるにもお試しもしやすいのです。

しかも値段もお値打ちですしね。またユーティリティは販売本数も多く、中古市場にも「名器」と呼ばれるクラブもゴロゴロ。

ついついユーティリティを買ってしまって、本数が増えてしまうなんて方もいるようです。

おすすめ&名器の中古ユーティリティ

中古市場でもたくさんのクラブがあふれているユーティリティですが、ここでおすすめのユーティリティを見ていきたいと思います。

ロフト角が20度から26度くらいのユーティリティをチョイスすれば、5番ウッドから5番アイアンで打てるくらいの飛距離がカバーできます。

積極的にユーティリティをクラブセッティングに加えてみましょう。

おすすめ中古ユーティリティ:キャロウェイ ローグスター ユーティリティ

おすすめ中古ユーティリティ:キャロウェイ ローグスター ユーティリティ
2018年3月に発売されたキャロウェイのユーティリティです。

ローグスター ユーティリティは中古での流通もたくさんあり、見つけやすいのもポイントですね。このユーティリティをおすすめする理由はその飛距離性能と構えやすさではないでしょうか。

構えた時にリーディングエッジが前に出ている、いわゆる「出っ歯」の度合が少ないのが特徴です。アドレスをした時にアイアンっぽい感覚で構えて打てるため、アイアンからの流れでセッティングに加えたいゴルファーにおすすめです。

ものすごくつかまるクラブではなく、ほんのりとしたつかまりを感じられるクラブです。思い切って叩いていきたいゴルファーにはうってつけ。

またインパクトが多少バラついても、飛距離のロスや曲がりが少なく、オートマチックに強い弾道が打ちやすいモデルと言えます。しっかりとボールを拾ってくれるため、高さも出しやすいユーティリティです。

おすすめ中古ユーティリティ:ダンロップ ゼクシオ イレブン ハイブリッド

おすすめ中古ユーティリティ:ダンロップ ゼクシオ イレブン ハイブリッド
2019年12月に発売されたダンロップの看板ライン。ゼクシオの11代目となるゼクシオ イレブンのユーティリティです。

ちなみに同社では、ウッド型ユーティリティを「ハイブリッド」、アイアン型ユーティリティを「ユーティリティ」と呼称しています。

ヘッドスピード38メートル/秒をターゲットとして開発された「ゼクシオ イレブン」。シニアゴルファーやレディースゴルファーにちょうどよく、絶大な支持を得ているダンロップの人気シリーズですね。

ちょっと大き目のヘッド形状は構えた時の安心感を与えてくれます。実際に打ってみても、フェースがボールをしっかり弾いて強い弾道が打ちやすいのが特徴。

ヘッドスピードが遅めなゴルファーに最適化された設計で、前へ前へ伸びていく力強い弾道が持ち味でしょう。もちろんクラブのやさしさはゼクシオシリーズなのでお墨付きです。

おすすめ中古ユーティリティ:ホンマ TW747-UT

2018年11月に発売された、ホンマのTW747-UT。

アドレスをしてみると、前述のローグスター ユーティリティとは対称的にフェアウェイウッドっぽい見た目です。

大きなヘッドの安心感が感じられる形状なのが、ホンマのTW747-UTです。

ユーティリティの中でも大型ヘッドなので、オフセンターヒットになってもボールのブレが少なく済むのがうれしいポイントです。狙った方向へきっちりと打ち出していける安定感を求めるゴルファーにピッタリでしょう。

ちなみにホンマでは各クラブに冠の名前が付けられていて、そこである程度どんなゴルファーに向けた設計がされているのかわかるようになっています。

TW:ツアーワールドと呼ばれるものでアスリート向けモデル
ビジール:アベレージゴルファーに向けたモデル
ベレス:シニア層に向けたモデル

こちらのTW747-UTはアスリート向けモデルのユーティリティとなっていますが、実は中身はそこまで難しい印象はありません。

しっかりボールを拾ってくれますし、200~180ヤード前後の長い距離が残った時でも高い弾道でピンを狙いやすいクラブと言えます。またつかまり過ぎるクラブではありませんので、安心して叩いていけるモデルでもあります。

5番アイアンを抜いてユーティリティを入れてみよう

5番アイアンを抜いてユーティリティを入れてみよう

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いかがでしたか?

ロングアイアンやミドルアイアンの距離をアイアンで無理に狙うより、簡単で打ちやすいユーティリティを入れたほうがゴルフが簡単になることが伝わったでしょうか。

ユーティリティ、フェアウェイウッド、アイアン、それぞれの特性を比較してみましたが、やはりユーティリティはメリットが大きいように感じますよね。

ロフト角的にはユーティリティのカバーできる範囲は18度から27度くらいが妥当でしょうか。ショートウッドやロング/ミドルアイアンに変わる武器として積極的に使っていきたいですね。

アマチュアゴルファーの強い味方でもあるユーティリティを、5番アイアンの代わりに使ってみませんか?
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