Gride

bs_banner
gettyimages/152123425
getty

初心者

タイガー

自分の得意クラブをつくるメリットとは?

タイガーです。

みなさんは自分の得意クラブってありますか?

僕は得意クラブをつくることに多くのメリットがあると思っています。

そのメリットを紹介していきます。

得意クラブは基準クラブ

getty

得意クラブをつくることで、自分のスイングがいつも通りか判断することが可能です。

基本的にはパター以外のすべてのクラブで同じスイングをできていることが理想です。

しかし同じようにスイングしているつもりでも、各クラブで微妙に調節を行っています。

その調整の振り幅によって自分がどのようなスイングをしているか分からなくなることがあります。

僕はよくその状態に陥ります。

得意クラブを振ることで感覚をリセットすることができます。

僕の場合だと得意クラブは6番アイアンです。

練習場でいい当たりが出なくなってくると、すぐに6番アイアンを取り出しています。

そのクラブをスイングしてダメだったときは、かなりスイングが乱れているなと察知できるのです。

そこからの練習はその一本だけです。

真っ直ぐ100ヤードを打つ練習からボールを打たない素振りなどを繰り返していきます。

僕はこうすることでいつものスイングを取り戻すことができています。

6番アイアンは得意クラブであり、自分の基準となるクラブなんです。

得意クラブに応じたコースマネジメント

getty

得意クラブが一本あれば、それに応じたコースマネジメントが可能です。

もし8番アイアンが得意なのであれば、9番アイアンやピッチングウェッジで打つ距離を残す必要はありません。

番手が2つ違うと20ヤードから30ヤード、距離に違いが生まれると思います。

8番アイアンの飛距離が140ヤード、残り300ヤードのホールならば、打つべき距離は160ヤードです。

160ヤードだと割とやさしいクラブを選択できるはずです。

200ヤードを飛ばして残り100ヤードを狙うのもいいですが、アマチュアにとって200ヤードは容易な距離ではないような気がします。

得意クラブから逆算すると、コースが簡単に見えてくることもあるはずです。

これも得意クラブをつくることのメリットです。

苦手クラブをつくるわけではない

getty

得意クラブをつくることは他のクラブを苦手なままにしておくことではありません。

ゴルフで同じ状態から打つことは二度とないです。

ティーショットでも風の影響などを考えると同じとは言えません。

状況に応じてショットするために14本のクラブを用意してラウンドに臨むわけです。

一本以外は不得手だ、ということではゴルフになりません。

得意クラブをつくることは基礎を固めることだと考えてください。

その基礎を応用してすべてのクラブに活かせるように練習すると効果があるはずです。