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初心者

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ゴルフ初心者はやさしいアイアンを使って効率的に上達しよう!

ゴルフのプレイ中で、もっとも使う回数の多いのが「アイアン」。

種類も多く、各々の個性が表れやすいクラブでもあります。

そんなアイアンの中でも、これから初心者を始める人には最適な「やさしいアイアン」について、基礎知識や選び方などをご紹介します!

「やさしいアイアン」って何?

(c)GettyImages/tobiasjo

やさしいアイアンとは、一体どういったアイアンのことを指すのでしょうか。

一言でいうと、やさしいアイアンとは「ミスが出にくく初心者が使いやすいアイアン」です。

やさしいアイアンの特徴

・バックフェースが深くエグれている
・ソールが厚い
・バウンス角が大きい
・グースネック

初心者の方には聞き慣れない言葉も多いと思いますので、ひとつずつ説明をしていきます。

(1)バックフェースが大きくエグれている

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やさしいアイアンの特徴、ひとつ目は【バックフェースが大きくエグれている】アイアンを選ぶことです。

このようなアイアンのことを「(フル)キャビティアイアン」と呼びます。

バックフェースが大きくエグれていると、重量がヘッドの周縁に配されることで、スイートエリアが広くなり、ミスヒットに強くなります。

このような設計のクラブは、難しい言葉を使うと「慣性モーメントが大きくなっている」と言います。

同時に、重心が下がります。

重心が地面に近づくほど、地面の上のボールを芯でとらえやすくなり、ボールが上がりやすくなります。

(2)ソールが厚い

ふたつ目の特徴は【ソールが厚い】アイアンを選ぶことです。

ソールが厚くなると、多少ボールの手前からクラブが地面に接地しても、ソールが地面に刺さらずに滑ってくれます。

よく、アイアンでダフってしまう方は、一度自分のアイアンのソール幅を見直してみてはいかがでしょうか。

(3)バウンス角が大きいアイアン

三つ目の特徴は【バウンス角が大きいアイアン】を選ぶことです。

バウンス角とは、クラブを地面に置いたときにできるクラブソール部分と地面との間にできる角度を言います。

バウンス角が大きいアイアンほど、先ほどのソールが厚いクラブ同様に地面に刺さりづらくなります。

バウンス角は、メーカーによって公表されていないところもあるのでその場合はお店の人に確認してみましょう。

(4)グースネック

四つ目の特徴は、グースネックであること。

グースネックとは、アイアンを構えた時にシャフトの延長線上よりも、ヘッドが後ろについているクラブです。

こういったクラブのヘッドとシャフトの付け根が、ガチョウの首部分に似ていることからついた名前です。

画像の、シャフトの端とフェースの先端部分の幅が横に大きくなるほどグースが強くなると言います。

グースが強いアイアンは、そうでないアイアンに比べて、ボールに当たるタイミングが遅れるため、スライスを防ぐ効果があります。


いかがでしたでしょうか。今回はやさしいアイアンの特徴についてご紹介しました。

皆さんもぜひ、今お使いのアイアンがどうか、まずはチェックしてみてくださいね!