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ゴルフスイング

keiman

難しく考えない!クロスバンカーからの脱出、打ち方や注意点は?

通常のバンカーでも捕まりたくはないのに、クロスバンカーではさらにあわててしまったりしませんか?

ミスにつなげないためにも、クラブの選び方から打ち方までご紹介いたします。

クロスバンカーに捕まってしまっても、落ち着いて抜け出しましょう!

そもそもクロスバンカーとは

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クロスバンカーとは、ゴルフコース上のバンカーの一種で、グリーン周りではなく、パー4の2打目地点やパー5の3打目地点周辺に主に配置されているフェアウェイ脇のバンカーのことです。

フェアウェイバンカーとも呼ばれます。

フェアウェイバンカーには、コースを横断するような形で作られているケースもあり、特に始めてのコースでは気をつけましょう。

グリーン周りのバンカーの打ち方と違い、グリーンまで距離が残っているので、球をクリーンにヒットするショットが必要とされることがほとんどになります。

クロスバンカーでのクラブの選択方法と打ち方

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アゴの高くないクロスバンカーからのショットは、ミドルアイアンやロングアイアンよりも、フェアウェイウッドか、ユーティリティーを使うことをおすすめします(グリーンまでの距離が残っている場合)。

この二つは、アイアンに比べてソール幅が広いことが特徴です。

たとえ平坦でもバンカーには違いないので、ボールの下は砂です。

もしダフってしまった場合、ソール幅の狭いアイアンは手前に潜ってしまい、ボールが前に飛びません。

フェアウェイウッドやユーティリティーは、ソール幅のおかげで潜りませんし、滑った上でボールにヒットしてくれます。

クロスバンカーでの詳しい打ち方は?

クロスバンカーからのショットでも、いかにいつも通りのスイングができるかがポイントになります。

ただし、ボールの位置は少し右になります。

グリーン周りのバンカーショットとは逆の考え方です。

普通のスイングでのスタンスのままで、トップ気味に打つためにボールをいつもより1個分右に置きます。

トップ気味に打つことで、ボールにクリーンにヒットさせましょう。

また、クラブも少し短めに持ちます。

ただしこれは、アゴが低かったり、アゴからボールの位置まで距離がある場合の打ち方です。

アゴが高かったり、アゴの近くにボールがある場合は、距離を犠牲にしても脱出を最優先に考えましょう。

クロスバンカーの注意点

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クロスバンカーに用いられている砂は、通常のバンカーに使われているものより硬いことが多いです。

ボールが砂に入ってしまった場合でも、それほど沈むことはありません。

普通のバンカーショットの打ち方よりも、ややトップさせるくらいの感覚でショットするように意識して打ちましょう。

クロスバンカーからショットする際には、距離も伸ばしたいことが多いので、どのクラブを選ぶかによっても大きく変わってきます。

クラブ選びが明暗を分けるので、慎重に選択するようにしてください。

スイングでは、ボールを当てたい気持ちが強いと、上から打ち込むような形になってしまうことがあります。

腕の振りではなく、体の回転でボールをとらえるように意識して振っていくことが大切です。

確実にミスを減らすためにも、焦らず、力まないで打ってくださいね!


バンカーにつかまってしまうと、それだけで気落ちしてしまい、冷静な判断ができなくなってしまうこともあります。

それでは逆にミスを招いてしまうことにもなりかねません。

クロスバンカーは、クリーンに打てさえすれば、ラフよりも打ちやすいはずです。

落ち着いて対処しましょう。