ゴルフスイング
kurumi
感性を活かすパッティング「タップ式」を試してみよう!
青木功プロなどでも有名なパッティングのやり方のひとつ、「タップ式」というものを皆様はご存知でしょうか。
最近はあまり聞かれない、やる人も少なくなってきたパッティング方法ですが、パッティングに悩んでいる方は、ぜひ一度試してみてもいいと思います。
そこで、タップ式のパッティング方法や練習方法などをご紹介します。
パッティングのタップ式とは?
パッティングのタイプには主に2つあります。「ストローク式」と「タップ式」ですね。
どちらがメジャーなのでしょうか?
現在は「ストローク式」のほうが多いでしょう。
タップ式でのメリットは、グリーンの影響をあまり受けないというところにあります。
タップ式では、「パチン!」とボールを打つため、勢いがあり、芝の影響を受けないということなんですね。
最近は、ベント芝でキレイに整備されたグリーンのゴルフ場が増えてきたので、タップ式より、再現性の高いストローク式が主流になってきたのでしょう。
逆にいうと、荒れたグリーンや芝目の強いコーライグリーンには、タップ式のほうが合うと言えるかもしれません。
パッティングのタップ式、打ち方とは?
タップ式とは、手首のスナップを使った打ち方のことを指しています。
基本的には、安定させるために肘を脇に付け、右手のスナップで打ちます。
タップ式はなかなか安定させて打つことが難しく、間違った打ち方と言われ、ストローク式と比較すると邪道扱いされることもしばしばあるようです。
しかし、ストローク式のどこか機械的な打ち出し方よりも、本能的に打ち出すことができるタップ式は、波に乗ってる時は向かうところ敵なしの如く、打ちやすいパッティング方法とも言えるのです。
タップ式パッティングを得意とするプロ
タップ式パッティングを得意とするプロと言えばやはり青木功プロでしょう。
ゴルフを最近始めた方でも、いろいろな人がモノマネをしているので見たことがある方もいらっしゃるのでは?
青木功プロは日本ツアー優勝回数51回、アメリカプロツアーで日本人初めての優勝をしたレジェンドゴルファーです。
現在は、日本ゴルフツアー機構の会長に就任しています。
青木功プロはレギュラーツアーで活躍されていた時からパットの名手として有名で、タップ式を駆使したパッティングで数多くの勝利を挙げています。
タップ式パッティングに挑戦してみる!
現在のゴルフで使われるパッティングの主流はストローク式だと思いますが、先述した通り、邪道と言われながらも、メリットは大いにあるのです。
必ずしもストローク式が良いということではないので、ストローク式にしっくりこなかった方や、本能的にパッティングしたい方、コーライグリーンでのプレーが多い方など、タップ式に挑戦してみるのも良いと思います。
また、タップ式の打ち出しを安定させることも難しいかもしれませんが、自分に合ったパッティングを探すために、一度試してみるのも手だと思います。
パッティングに限らず、自分のスタイルで楽しむことが上達の近道になるはずです。
ぜひ、ストローク式とタップ式を両方試してみて、自分に合うスタイルを見つけましょう。