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パターの名器スコッティ・キャメロンとは?世界中で人気の理由に迫る!

ゴルファーなら一度は聞いたことのある、「スコッティ・キャメロン」。

形や長さは違えど、ゴルフ場を訪れると、所有していない人がいないほどの人気ぶりです。

多くのゴルファーが憧れる、人気の理由は一体どこにあるのでしょうか?

・スコッティ・キャメロンとは?
・スコッティ・キャメロン人気の理由
・スコッティ・キャメロン3つのシリーズ

これらを中心に見ていきましょう。

スコッティ・キャメロンとは?

スコッティ・キャメロンとは、パターの名前及び、それを製造した、おそらくパター界において世界一有名なパター職人の名前です。

1962年に生まれ、アメリカで育ったスコッティ・キャメロン氏は、大学時代にゴルフ部に所属し、卒業後はパターの豊富なラインアップで有名なレイクック社に入社。

1991年に独立し、1993年、マスターズで一躍脚光を浴びました。

その後、1994年にタイトリスト社との契約をしたことでパターデザイナーとしての地位を不動のものにしています。

パターを追求し続ける氏の情熱により、独創的で魅力的な作品が生まれていき、今もなお、スコッティ・キャメロンは世界中のゴルファーを魅了し続けているのです。

スコッティ・キャメロン人気の理由

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スコッティ・キャメロンの人気の理由はどこにあるのでしょうか?

・有名プロが使用し優勝を飾っている
・見た目の仕上げと美しさ
・高い性能

これらが複合的に重なり、その人気を支えています。

有名プロが使用し優勝を飾っている

スコッティ・キャメロンが一躍脚光を浴びたのは、1993年、ドイツのベルンハルト・ランガー選手が使ってマスターズ優勝を果たしたことがキッカケです。この時、彼の名前は世界中に知れ渡りました。

その後、1994年、今なお世界中のプレーヤーに愛され続けるスタンダードモデルのクラシックシリーズをリリース。

1996年にはタイガー・ウッズ選手がスコッティ・キャメロンを使ってプロ初優勝、翌年、マスターズ優勝を果たしたのをきっかけとして、日本はもちろんのこと世界中で大ブレークとなりました。

この年以降、スコッティ・キャメロンは、PGAツアーで使用率・勝利数ともに高い数字を誇っています。

見た目の美しさ

スコッティ・キャメロンのパターは、見た目の美しさに関しても定評があり、そのデザインに惚れ込んで手にする人も多くいます。

直線と曲線を組み合わせたヘッドから、グリップの先まで、どのモデルを見ても素晴らしいバランスで作り上げられています。

「他のことに意識を置かないとすぐにパターのことを考えてしまう」と述べ、インタビュー中に音楽を流し続けてほしいとリクエストしたという逸話のある、スコッティ・キャメロン氏。

パターで人を喜ばせたいという彼の頭の中は、デザイン面でも手を抜くことはありません。

高い性能

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キャメロン氏は、現在は選手の生の声を聞き、新しいパターのデザインに取り入れるためにメジャーを中心に試合に足を運びパターを作っています。

高いレベルで技術を競い合うツアー選手の、細かい要望にも答えられるだけの技術力を持ち、性能と形状を併せ持つパターを作成。

その経験やプロの意見を生かし、市販のパターの製作も行っています。

スコッティ・キャメロンのパターは、実際にプレーをするゴルファーの意見を取り入れているため、現代にマッチしたパターが販売されていることも大きな特徴。

一般的なパターよりやや重めの設計で、現代に多い、きれいなゴルフ場の転がりの良いグリーンで安定したストロークを可能としています。

コレクターを夢中にさせる限定品の存在

見た目の美しさから、コレクターも多いスコッティ・キャメロンのパター。

通常の販売品に加え、さらにコレクターを熱くさせるのが、「限定品」の存在です。

限定品とは、その名の通り、本数限定で販売されているもの。また、ツアープロのために製作された「プロトタイプ」も、稀に市場に出回ります。

それらのパターは珍しく、いつまた手に入るかわからないため、オークションなどでは値段が高騰する傾向があります。

手に入れたい人はマメにチェックしてみましょう。

スコッティ・キャメロン3つのシリーズ

2021年現在、スコッティ・キャメロンのパターには、3つのシリーズが展開されています。

・SPECIAL SELECT(スペシャルセレクト)
・PHANTOM X(ファントム エックス)
・TERYLLIUM T22(トレリウムT22)

それぞれの特徴を見ていきましょう。

SPECIAL SELECT(スペシャルセレクト)

パターの中でも馴染みの深い、ピン型やかまぼこ型のモデルを有する、スペシャルセレクトです。

薄くて丸みのあるトップラインにより構えやすさは抜群で、完全な塊からの削り出しにより、伝統的な外観を継承しつつ、さらに美しさを増しています。

スイートエリアの拡大により、ボールの転がりが良く、どんなグリーンにも対応してくれそうな安心感が得られるでしょう。

PHANTOM X(ファントム エックス)

マレット型のヘッドを持つファントム エックス。モデルの中には、構えた時に目に映る部分に、鈍く光るシルバーのヘッドもあれば、ブラックにイエローのラインを配した革新的なデザインを取り入れたものもあります。

常にターゲットに対して安心して構えることのできるラインやドットを施した上、標準装備のグリップもマレットヘッドの優位性を高める新たなものを採用。

構えて安心感のある、マレット使いにとって手に入れたい1本です。

TERYLLIUM T22(トレリウムT22)

2019年の発売より22年前、1997年にタイガー・ウッズがマスターズ優勝を果たしたパターとして語り継がれている名器、「トライレイヤードニューポート」。

トレリウムとは、このパターのフェース面に使用された、12種類の金属素材のことです。

打感が柔らかく、タッチが出しやすいという特徴を持っています。

トレリウムT22は、打感の向上、ヘッドの振動を抑えるバイブレーションダンピングシステムを備え、現代に沿った新しいモデルとして人気を博しているシリーズです。

自分に合わせたカスタマイズが可能

スコッティ・キャメロンには、大手ショップなどに流通している前述のようなプロパー品だけでなく、一部ショップなどで取り扱っているカスタム品があることも有名です。

カスタムなら、ゴルファー1人1人に合わせたカスタマイズができることも魅力です。

・シャフトの長さ
・ロフト角
・ライ角
・ウェイト
・スタンプの有無
・ペイントカラー
・グリップ
・ヘッドカバー

ざっと挙げただけでも、これらのカスタムが可能となっています。

基本となる1本を選んだら、あとは自分の好みで調節していくことにより、世界でただ1つのパターを作れます。

キャメロン氏によるツアープロへのパターフィッティングも、このように、1つ1つのパーツを選んでセッティングされています。

予算オーバーの場合は中古を手に入れる検討も

スコッティ・キャメロンは比較的高価なパターのため(特にカスタム品)、とても手が出ない、と諦める人もいると思います。

しかし最近では、中古ショップなどで使わなくなったパターを買い取ってもらうという人も多く、スコッティ・キャメロンも多く中古市場に出回るようになりました。

新品では予算をオーバーしてしまうという人は、中古クラブを視野に入れても良いでしょう。

まとめ

現在でもツアープロに多く使われているスコッティ・キャメロンのパターは、プロアマを問わず、世代を超えた人気を誇っています。

製作者であるスコッティ・キャメロン氏の情熱により作られたこのパターは、有名プロが使用し優勝していることから性能はもちろん、見た目の美しさも抜群です。

あなたもそんなパターを手に入れて、難グリーンを攻略してみませんか?