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初心者

もーりー

100切りしたければこれ!〜アプローチは左肩でストローク〜

皆さんゴルフを楽しんでいますか?

こんにちは、ライターのもーりーです。

今回はスコア100切りについて考えていきたいなと思います。

スコア100切りレベルであれば、グリーン周りからのアプローチは1回でグリーンに乗せたいものですよね。

しかし現実はと言うと、ダフリやトップのミス連発で、グリーンの手前と奥、もしくは左と右を行ったり来たり……。
 
そんなことでは安定した100切りは期待できませんよね~(-_-;)。

まずは寄せワンを“狙い過ぎない”ことから!

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今回は『アプローチは左肩を使え!』という内容なのですが、その前にお話しておきたいことがあります。

それは何かと言いますと……。

『寄せワンを“狙い過ぎない”』

アプローチ、特にグリーンそばのラフからアプローチとなれば、ほとんどの人があわよくば寄せワンを狙いたいと思うわけです。

そう、テレビでしぶとく寄せワンを拾っていくプロゴルファーたちのプレーを想像しながら……。

しかし現実はそんなに甘くない!

まずプロゴルファーレベルの場合、グリーンを狙うショットの際には、このエリアは絶対にダメ、外すならこのエリアというリスク管理をしっかり行っています(なので、寄せワンは取るべくして取れているのです)。

それにどんなにグリーンから近いからといって、そのショットが簡単だとも言えないのがゴルフです。

ボールが深いラフにすっぽり入っている、芝が超薄いなどのボールのライ、砲台グリーンになっているなど、状況によっては上級者でも寄せワンが難しい場合は多いのです。

しかしそんな状況でも寄せワンを狙うのは、むしろアベレージゴルファーだったりするわけで(T_T)。

ですから、寄せワンを狙うべきか、それとも無理せず確実にグリーンオンを狙うかを、打つ前にしっかり判断することが重要です。

ゴルフはいかにリスクを減らしてプレーできるかで、スコアに大きく影響しますからね♪

ボールは右足寄りでハンドファーストって難しくない?

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ところでグリーン周りや20ヤードくらいのアプローチってどのように打っていますか?

『アドレスの時からインパクトの形を作っておいて、ボールはけっこう右寄りで、ハンドファーストの度合いを強めにする!』

よくレッスン本に載っている内容ですし、日本のコースに使われている芝に対応するにはベストな打ち方だと思います。

特にグリーン奥めのピンに足を使って寄せる時なんかは、イメージが湧きやすいですよね。

ただしこの打ち方ってライがかなり良ければいいんですが、ライが悪かったり砲台グリーンに向かって打つとなると途端に難しくなるんですよね。

そもそも右足寄りにボールがあることでボールは浮きづらい。

さらに打点がズレるとランが出過ぎてしまい、グリーン奥の寄せるのが絶望的に難しいエリアまでゴロゴロと転がるリスクがかなり高いです。

確かに寄せワンのイメージが出しやすいですし、直接カップインが狙えるメリットもありますが、それ以上にミスヒット(トップ、ダフリ)のリスクが出やすいという諸刃の剣だと思うのは私だけ!?

ミスに強いアプローチの打ち方

さあ、いろいろ遠回りしてきましたが、ようやくここからが本題です。

とにかくアプローチで大きなミスをしたくないという皆さんにおススメしたいのは、

“左肩でストローク”する打ち方です。

ボールの位置はスタンスのほぼ真ん中で、両足はくっつけません。

30~50ヤードキャリーを打つくらいのスタンス幅ですかね。

そしてボールの位置からもわかるように、ハンドファーストは意識せず、むしろシャフトは体に対して垂直になるくらいに構えます。

あとは手先は使わずに肩を使ってストロークをするだけです(パターのストロークのイメージに近いです)。

アプローチは通常のショットに比べて下半身を固定して打っているように見えますが、しっかり体幹を使って打たないと、どうしても手打ちになってダフリやトップのミスが出やすいです。

そこで肩を振り子のようにしっかり使うことで手打ちを防ぎましょう。

その際には、特にフォロースルーをしっかり取るように、そして打ち急がないように意識しながら、事前に決めた振り幅でしっかりスイングしてみてください。

ハンドファーストに構える打ち方よりも確実にミスヒットしづらいですし、特にベアグラウンドに近いような悪いライでもしっかりボールを拾えますよ。

適度にボールも浮かせられるので、砲台グリーンへのアプローチでも大きなミスは少ないと思います。

とにかく1回でグリーンに乗せることを優先するなら、このボール真ん中で肩のストロークを使った打ち方のほうが非常に簡単です。

ダウンスイングも左肩を意識せよ!

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そしてこの打ち方でのアプローチで最大のポイントになるのは左肩。

と言うのも、肩を使ったストロークというとどうしても振り子のイメージになりますよね。

そこで多くの方はバックスイングで左肩主導で動かして、切り返し以降(ダウンスイングは)右肩手動で動かしがちになります。

しかしアプローチがいくら小さなスイングとはいえ、右肩主導でダウンスイングをすると、右肩が下がり過ぎてしまいます。

右肩が下がり過ぎるとダフリやすくなるわけで……。そう、これこそがアマチュアがアプローチでダフリやすい最大の原因じゃないかなと思っています。

イメージに惑わされず、左肩で始動したものは切り返し以降も左肩主導で動かすほうが適正な振り子の動きになりやすいですよ!

アプローチは左肩でストロークする。

気になった方はさっそく試してみてくださいね。


といったところで今回はこのへんで。

それでは、また!