Gride

gettyimages/1287600200
getty

初心者

ノザ@ゴルフライター

初心者は「球を潰す感覚」で打つほうが芯に当たる!?その理由を説明します

毎日スクワット40回やってます!(これが限界)

どうも~ノザです。

今回は、「芯で打ててない人は、球を潰す感覚で打つと良い」をテーマに書いていきます。

いきなり球を潰す感覚といっても「どういう意味?」と考える人も多いと思います。当記事は、「練習はしているんだけど、なかなか芯に当たらなくて……」という初心者向けの内容となっています。

ある程度スイングが固まり、空振りはなくなってきた。

でも芯に当たる感覚がなく、ただ当たっているだけ……と悩んでいる方は、「球を潰すように」打てば感触が変わると思うんです。

これは実際僕が通った道です。

では球を潰す感覚とはどういうことか、説明していきます。

芯に当たらなかった頃にされたアドバイスは「球を潰す」だった

getty

僕は練習場では上手く打てるのに、コースに出ると球の感触が悪いという悩みがありました。

実際コースで使う球は「コース球」なので品質が練習球より良い。かなり球の恩恵を受けています。にも関わらず芯に当たってない感覚が伝わるので、よほどコースでは当たりが悪いんだと思います。

まぁとにかくラウンドになるとダメで、そこそこ飛ぶんだけど、インパクトの音もまちまちで、自身では芯に当たってないことがよくわかる。

いろいろな人のアドバイスを受けたり、レッスン番組を観て解決の糸口を探している最中にピンと来るアドバイスがありました。

それが「球を潰す感覚で打つと芯に当たる」という内容でした。きっかけはローカルテレビのレッスン番組。

何となく観ていたのですが、これだ! と思いましたね。

そこから実戦でもそのイメージで打つようにしました。明らかにインパクト時の手の感触が違う。芯に当たっているのが感覚でわかるし、飛び出していく球の勢いも全然違う。

たった1つのアドバイスでこれほど変わるとは。

プロでも低迷が続いていたのにいきなり優勝し、そこから何勝も勝ち星を重ねる事例が多くありますが、きっとあのプロも同じ感覚なのだと思います。

もちろんプロのそれと僕を一緒にするのはおかしな話ですが、何か1つのきっかけで歯車が合うというか。

とにかく球を潰すというのは今も意識しているポイントです。

では球を潰す感覚にするとどんなメリットがあるのか? なぜ急に芯に当たるようになったのかを説明したいと思います。

初心者は全員ダフっているという事実

getty

結論から言うと、初心者の頃は皆少なからずダフっています。良いショットが打てた! 今のショットはいまいち! とかあっても、実はどちらもダフっている。そのダフリが小さいか大きいかの違いだけ。

ダフっているということは、当然ですが球の手前を叩いているってことです。この意識を変えないことにはダフリは消えない。

手前を叩いているなら、「もっと先にクラブの最下点を持って来ないと!」って漠然と考えても難しい。

本能で危ないと考え、手が自動的にヘッドをボールの手前に落としてしまうから。

なので「球を潰すイメージ」なのです。

球を潰すとなると、球の頭にクラブヘッドを落とすイメージになり、ソリッドにクラブが入ってくる。

そうすると実はピッタリ。芯に当たるのです。

これはアイアンでもドライバーでも同じ。

ただ芯に当たり出すと、今度はスライスに悩むようになりますが(アウトサイド軌道が強まるので)、それはまた先の話。

とにかく芯に当たる感覚を身に付けるために、鋭角に打ち降ろしましょう。

球を潰すくらいの感覚のほうがぴったり合う

getty

スイングでも「理想のスイング」と「現実のスイング」のギャップがあります。

理想通りのスイングをしていると思っていても、動画で観てみると全然違うトップ、フィニッシュだったりと愕然とすることが多々ある。

ゴルフは理想と現実のギャップを埋めていくスポーツだと思っていて、それはインパクト時にも言えると思うんです。

しっかり球をクラブの最下点で捉えたと思っても、現実ではかなり手前からダフっている。

最初はなぜこんなにイメージと違う動きをするのか悩みましたが、ゴルフとはそういうスポーツだと割り切りました(笑)。

例えばインサイドにクラブを上げていると思っていても、実際はアウトサイドに上げている。ならもっと大袈裟にインサイドに引く。これでちゃんとしたインサイドになるんです。

球を潰すというイメージももう少し積極的に、「え? これじゃ頭の上を本当に叩いちゃうよ!」くらいでちょうどなんです。

熟練者になれば現実と理想のギャップも埋まるでしょう。それまでは割り切ってイメージを大袈裟に変えることが必要です。

まとめ・初心者は全員ダフっている! だから潰す感覚でちょうど良い

ということでまとめます!

【芯に当てるためには球を潰す感覚が良い理由】
1.初心者は少なからずダフっている
2.球を潰すという感覚でちょうど良いインパクトになる

以上になります。

イメージの話なので人によりますが、球を潰すというフレーズに僕は本当に助けられました。

人によっては「球の頭を叩く」や、「球の前を叩く」くらい大げさにしたほうがインパクトが合う人もいますよね。

とにかく僕はこのフレーズで芯に当たる感覚を覚えました。僕と似たタイプの方がこの言葉で救われれば記事にした甲斐もあります。

とりあえず練習場で試してみてください。「球を潰す意識で打つ」です!

それではまた!