フェアウェイウッドとユーティリティーのセッティングはどうすればいいのか?

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昨今のアイアンセットは、5番アイアンからピッチングウェッジまでの6本セットで売られているものが圧倒的に多くなっています。

その理由は、ロングアイアンよりも打ちやすいフェアウェイウッドやユーティリティークラブを選ぶ女子プロや一般アマチュアが多くなったからですが、そんなアイアンの本数が少ないクラブのセッティングをする場合は、いくつかの点に注意する必要があります。

以下、その点について解説いたしましょう。

最近の傾向を見てみましょう

最近の傾向を見てみましょう

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前述のようにアイアンの6本セットが主流になったので、キャディーバッグの中には、パターとサンドウェッジ、そして5番アイアンからピッチングウェッジまでのアイアンを6本、そして、ドライバーを入れますと、その合計は9本になります。

ということは、14本のフルセットを考える場合は、フェアウェイウッド(以下FW)、もしくはユーティリティークラブ(以下UT)を最大5本まで入れてプレーすることができます。

もちろん、アプローチウェッジ(ギャップウェッジ)を入れる人も多いと思いますが、それでもFWやUTは合計4本までバッグに入れることができ、最近の傾向はFWとUTを上手く組み合わせて入れたセットにするというものです。

そこで、ここではFWやUTの違いを簡単にレビューした後に、その4本、あるいは5本のクラブをどのような考え方でチョイスすれば、最も理に適ったセッティングになるかということについて考察してみましょう。

フェアウェイウッドについて

フェアウェイウッドについて

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まず、FWは昔からあるクラブですが、1995年くらいまでは5番ウッドまでで7番ウッドや9番ウッド、ましてや11番ウッドなんていったクラブはありませんでした。

ご存知のように、3番(3W)、4番(4W)、5番ウッド(5W)にはそれぞれスプーン(Spoon)、バフィー(Baffy)、クリーク(Cleek)という呼称がありますが、7番ウッド(7W)以下のFWにはそういった呼び名はありません(7番ウッドを“ヘブン(heaven)”と呼称するメーカーもあります)。

そして、FWの呼び名、デザイン、ロフトやシャフト長などのスペックのメーカー間の違いは比較的少なく(UTはメーカーやモデルによって違いが大きい)、大体呼び名とスペックはほぼ統一されています。

4Wは例外でありますが、通常は偶数の番手のクラブはありません。かつてブラッシーと呼ばれた2Wがよく使われていた時代もありましたが、近年は13度前後のロフトのFWを“3+W”などと表記しているのが一般的です。

チタン、アルミ、コンポジットなどの軽量素材を一部に使用したモデルもありますが、あまり大きなクラブヘッドではなく、総重量をドライバーよりも重くする必要があるので、スチールなど比較的重い金属で作られたモデルが多いです。

ユーティリティークラブについて

ユーティリティークラブについて

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一方、UTは「ハイブリッド」とも呼ばれることもありますが、FWとアイアンの中間的な特徴を持つクラブで、デザイン的にはFWに近いモデル(ウッド型ユーティリティーと呼ばれることが多い)が主流です。

しかし、アイアンに近いモデル(アイアン型ユーティリティーと呼ばれます)もあって、その呼び名、デザイン、スペックのメーカー間、モデル間の違いが大きいのです。

しかし、そうした差こそあれ、そのクラブヘッド大きさや重心深度、シャフトの長さなどは、アイアンに近いスペックになっているのが一般的です。

その呼び名は同じようなスペックのクラブであるのにもかかわらず、3H、4H、7Uなどと様々ですが、ほとんどのモデルが、アイアンのロフトと番手をベースに数字を付けたものです。

稀にですが、FWのロフト番手をベースに数字を付けたものもあります。

いずれにしても、UTはアイアンに近い感覚で振ることができる一方、ボールが上がりやすく、多少ダフったり、芯を外しても飛距離のロスが少ないクラブで、安心感を持って使えるというメリットがあります。

また、FWほどではないにせよ、同じロフトのアイアンよりも高い弾道になるのも特徴で、加えて、ラフからのショットも打ちやすいというメリットも見逃せません。

最適な14本のセッティング

最適な14本のセッティング

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以上がFWとUTの特徴の違いですが、4本、もしくは5本のクラブセッティングは、すべてをFWにするか、FWは1~2本にして、残りをUTにするというのがお勧めです。

FWが好きという人は前者のセッティングで、比較的距離の短いショットはアイアン、そして、ある程度の距離以上のショットはFWという2通りの大きな選択になりますが、マネジメントもシンプルに行うことができるというメリットがあります。

しかし、FWがあまり得意でない人はもちろんのこと、一般的にはUTを2本以上入れることで、アイアンとFWのギャップを埋め、ロフトの重複を最小限にするようなセッティングがお勧めです。

ドライバーと3Wは迷わずバッグに入れるとし、まず5Wと3Uのスペックが近いから、そのどちらかを選ぶかを考えます。

また、6Uと5番アイアンのスペックも近いので、それをどうするかも考えます。

そうするとあなたなりに理に適ったセッティングが見えてくるでしょう。

いずれにしても、FWが好きな人を別にすれば、6本のアイアンセットの場合であれば、4U、5Uを入れて、5Wにするか3Uにするかを選択するのが、最もオーソドックスな考え方になると言えるでしょう。

前述したように、UTの名称とスペックは、メーカーによってその差は大きいですから、その点は十分注意するようにしてほしいものです。

また、FWとUTを選ぶ際に注意したいのがシャフト重量です。

FWはドライバーよりも少し重いものを、UTはFWよりも少し重く、アイアンよりも少し軽いものを選ぶことが基本です。

特にUTの純正シャフトには、スチールでは重過ぎ、カーボンでは軽過ぎというものが多いので、十分注意して選ぶようにしましょう。
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