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初心者

もーりー

パッティングでは“基準となる距離”を決めることでパット巧者になろう!

皆さんゴルフを楽しんでいますか?

こんにちは、ライターのもーりーです。

スコア100切りを目指すアベレージゴルファーがけっこう苦手意識を持っているのがパッティング。

たしかに3パットを連発しているようでは、なかなか90台のスコアは難しいかもしれません。

ではパッティングを安定させるためにはどうしたらいいのでしょうか?

距離感を作るうえでの近道、それは基準となる距離を決めること!

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いきなりですが、パッティングが上達したいならまず基準となる距離を決めることから始めてください。

ラウンド中に常に同じような距離でパッティングできればいいのですが、実際のラウンドではそういうわけにはいきません。

18ホールもあれば、ショートパットからロングパットまで、様々な距離のパットを打つ必要がありますし、むしろラウンド中に同じような距離のパットを打つことのほうが少ないはずですからね。

そこで大事になってくるのが基準となる距離を決めることなのです。

基準となる距離を決めて徹底的に練習して体に染みつかせることが、距離感を作る近道になりますよ。

自信を持って打てる、つまりは軸となる距離がひとつふたつ見つかれば、あとは芋づる式に距離感が合ってくるようになりますよ。

では早速基準となる距離の設定について、いくつかピックアップしてみましょう。

まず最初は5ヤード、10ヤードのふたつを基準となる距離にする方法です。

まずは5ヤードの距離感を出せるようにしてみましょう。

5ヤードの距離感さえ作れたなら、その2倍で10ヤードとなりますから、10ヤードの距離感は比較的容易に作れると思います。

さらに5ヤード間隔の2つの距離が打ち分けられたら、あとは比較的簡単に距離の打ち分けができます。

5ヤードと10ヤードのちょうど中間の感覚で打てば7〜8ヤード、さらに5ヤードの3倍(もしくは10ヤードの1.5倍)の感覚で打てば15ヤードという感じですね。

5ヤードと10ヤードのふたつの距離を基準にして、5~15ヤードの間を2~3ヤード刻みくらいで打ち分けられたなら、確実に3パットの確率は減るはずですよ!

一番心地よい力加減のパットを基準にしてみましょう

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次はより感覚を重視した基準となる距離の決め方です。

それは一番心地よい力加減のパットを基準にするという考え方です。

先ほど紹介した5ヤード間隔でを基準となる距離を決めていく方法の場合、まず距離を先に決めてから自身のストロークの振り幅やタッチの強さを合わせていくということになります。

しかしながら、なかには先に距離を決めてから力加減を一定にしながら合わせるのが苦手な人もいることでしょう。

そんな皆さんは苦手なことを無理にする必要はなく、むしろ真逆の手順を踏めば良いのです。

まずは目印などを置かずに、自分が一番心地よいと思う力加減で3~5球ほどストロークしてみましょう。

もし距離がバラバラになるようなら、ボールの転がる距離がある程度揃うまで追加でストロークしてください。

その後ボールが集まっている箇所までの距離を歩測します。

そして、「歩測した距離=基準となる距離」に設定すれば良いのです。

基準となる距離は何ヤードじゃなきゃダメ、という決まりなんかありません。

7ヤードとか13ヤードといったような中途半端な距離でも、それが心地よいのなら、それが基準となる距離でいいのです。

仮に一番心地よいパットが8ヤードなら、それを基準にして、その半分で4ヤード、2倍で16ヤード、というように距離感を作っていきましょう。

特にロングパットが苦手だという場合はこの方法のほうが距離感がつかみやすいかもしれませんね。

ラウンド前に基準となる距離を必ずチェック!

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ここまで基準となる距離感の作り方を見てきましたが、いかがだったでしょうか。

最後に基準となる距離がわかってきたら、必ず実践してほしいことがあります。

それはラウンド前のパット練習場で基準となる距離をチェックするということです。

なぜかというと、ゴルフ場によってグリーンのスピードが違いますし、天候やその日の自身のコンディションによっても微妙にパッティングのフィーリングが変わってしまうからです。

なのでラウンド前のパット練習場で改めて基準となる距離の出し方を調整する必要があるということなんですね。

ラウンド前にこのひと手間を行えるかどうかが、ラウンド中の距離感に大きく影響します。

スタートギリギリにゴルフ場に到着しているようでしたら、少し早めに家を出発して、ラウンド前のパット練習を必ず行うようにしてみませんか?

基準となる距離をしっかり決めて、パッティングの苦手意識を克服してくださいね。


といったところで今回はこのへんで失礼します。

それでは、また!