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ゴルフクラブ

Yanagi@TPIトレーナー&ドラコンプロ

ピン G425 MAX フェアウェイウッド 7番試打レビュー

2020年9月28日発売予定の、ピン「G425」シリーズですが、ピンの素晴らしいところは試打クラブが豊富であること!!

さすがにフィッティング」という文化を根付かせてきたメーカーという感じです。

ゴルフクラブの新シリーズが発売されると、ドライバーや3番ウッドの試打レビューはたくさん行われますが、7番ウッドの試打レビュー記事って少ないですよね。

最近7番ウッドが欲しくてたまらない私は、さっそく「G425 MAX フェアウェイウッド」の7番を試打してきました!

男性ではプライドが邪魔してか、7番ウッドを使う人は多くありませんが、3番ユーティリティよりはるかに使いやすいなと痛感する今日この頃ですので、アスリートゴルファーの方にも読んでいただければと思います!

7番ウッドの役割

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まずは、7番ウッドの主な役割を考えていきます。

飛距離に関してはヘッドスピードによって大きく変わりますが、3番アイアンや3番ユーティリティと同じような飛距離を持ったクラブです。

3番アイアンや3番ユーティリティと比較してソールが広いため、フェアウェイからであればある程度ダフっても前に飛ばしてくれますし、重心が低く後方にあるためボールも上がりやすい特徴があります。

3番アイアンや3番ユーティリティと比較してシャフトが長くなるという点では扱いにくくなりますが、ライのいいフェアウェイからは大ケガなく距離を稼いでくれます。

ただ、ラフや土手に近いフェアウェイバンカーからのショットは苦手ですので、ユーティリティより使用範囲は狭くなりますが、200ヤード前後のグリーンを狙ってボールを止める「攻める」クラブとして活躍できます。

7番ウッドにできて3番ユーティリティにできないこと(またはその逆)

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いいライからのショットであれば、アイアンが得意、ドライバーが得意といった分け方でチョイス、自信のあるほうを選べばいいと思います。

一方で、ボールの置かれた状況によっては、得意不得意が生まれてきます。

■7番ウッドが得意なこと
高弾道でグリーンに止める
ダフっても大ケガしない
アップダウンのあるコースで活躍

■7番ウッドが苦手なこと
シャフトが長く斜面から打ちにくい
フェアウェイバンカーからは土手に当たる可能性あり
ラフでは使いにくい
強風でのラウンド

■3番ユーティリティが得意なこと
ボールに当てやすい
斜面やラフからでも打てる
フェアウェイバンカーでも大活躍
強風の下を潜る強弾道
チッパー変わりのアプローチ

■3番ユーティリティが苦手なこと
アップダウンのあるコース
グリーンを直接狙って止める

7番ウッドと3番ユーティリティは同じような飛距離を打てるクラブですが、得意不得意、メリットデメリットは対照的な特性を持っていたりします。

個人的には、カマボコ型のユーティリティは1本あれば十分かなと思いますので、4番や5番のユーティリティを持っている人は、その上のクラブは3番ユーティリティではなく7番フェアウェイウッドのほうが、攻めるゴルフができると思います。

ピン「G425 MAX フェアウェイウッド」7番試打レビュー

お待たせしました! いよいよ本題です。

まずは、「G410」シリーズから「G425」シリーズになり、新たに加わった新技術のおさらいです。

■フェース・ラップ・テクノロジー
極薄で高強度のマレージングC300フェースの面積をソールとクラウン部分まで拡大することで、約23%たわみが向上した新フェース構造へと進化。

■スピンシステンシー・テクノロジー
新バルジ&ロール設計により、ミスヒット時でも最大のキャリーと飛距離を生み出す。

これら2つのテクノロジーとピン得意の高MOI(慣性モーメント)で、ミスヒットにめちゃくちゃ強くなっています。

■試打レビュー
私のヘッドスピードだと、7番ウッドは210ヤード程度飛んでグリーンを直接狙えるクラブとして使いたいのですが、ボールの高さや飛距離はバッチりでした。

このデータならシャフトをフィッティングすれば、グリーンをガンガン狙っていけるお助けクラブになりそうです!

試打クラブが純正の柔らかいシャフトしかなかったので、どうしてもつかまり過ぎてしまったのですが、めちゃくちゃ振りやすくて安心感のあるクラブでした。

マレーシング鉄の何とも言えない弾き感と柔らかさが同居した打感はさすがで、何球でも打ち続けたくなります。

そしてなによりカッコイイ!!

「G425」シリーズは、「G410」シリーズと比べてカップフェースやバルジの設計が変更され、よりミスヒットに強いクラブに仕上がっています。

フェアウェイウッドはユーティリティと比較してシャフトが長くなる分扱いにくくなるデメリットがありますが、ピン得意の高MOI設計で解消した、素晴らしいフェアウェイウッドですね!!

私は現在「G410」の3番ユーティリティを使用していますが、「G425」の7番ウッドに変更したほうがラウンドがずっと楽になる予感です。

最近のピン人気はすさまじく、各店舗のフィッティング会は発表即日で予約がいっぱいになっているようですので、みなさんも試打会のチャンスを見つけたら迷わず予約&試打してみてください!!

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