4スタンス理論に学ぶ、参考にすべきプロゴルファーは誰?

100人いれば100通りのゴルフスイングがあります。

世界的に有名なコーチである、マイク・アダムスとE・A・ティシュラーは「バイオスイング・ダイナミクス」を提唱する中で、スイングパターンを何百通りにも細分化しています。

つまり、誰かのスイングをコピーしても、自分のスイングが完成することはない、ということです。

とはいえ、参考にするプロが一人も見つからないのは困りものですよね。

そこで今回は、「4スタンス理論」のおさらいとその特徴、自分の参考にすべきプロについてご紹介します!

「4スタンス理論」のおさらい

「4スタンス理論」のおさらい

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「4スタンス理論」は、JGTOアドバイザーの廣戸聡一氏が提唱した独自の理論で、「すべての人間の体の動きは4タイプに分かれる」というものです。

「4スタンス理論」は人間の身体特性を「A1」「A2」「B1」「B2」と4タイプに分類し、体の動かし方の特徴や力の入り方の違いを解いています。

もちろん「4スタンス理論」のカテゴリーが同じであれば、スイングもそっくりかということではありません。

例えば、世界ランキング上位のジャスティン・トーマスとトップクラスの飛距離を誇るキャメロン・チャンプはともに「A1」ですが、スローで再生すると似ているけど決定的に違う動きをしています。

トーマスはアップライトなトップを作っているのに対して、チャンプはスイングプレーンに忠実なトップを作っています。

そのため、ダウンスイングから膝の使い方や右脇、右腰周辺の動きが違ってきます。

「A1」としての特徴がしっかり表れているのは、しっかりと左右方向にウェイトシフトしている点、上昇しながらインパクトに向かう点ですね。

テイクバックで右サイドに乗せた体重をインパクトでは大きく左にスライドさせながら体重移動しつつも頭は右サイドに残ります。

右つま先はわずかに残っていた体重を支えるようにつま先立ちになります。

「右足を粘らせる」というアドバイスをよく聞くと思いますが、これは「4スタンス理論」でいうと「B1」「B2」タイプの足の動きなので、「A1」「A2」の人が取り入れようとしても違和感しかないと思います。

というように、同じタイプの中でも多少の違いはありますが、まずは自分のタイプを把握すること、そして同じタイプのプロを探してみましょう!

4スタンス理論のカテゴリーの分け方と特徴

4スタンス理論のカテゴリーの分け方と特徴

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まず、4スタンス理論では何を診断しているかというと、「重心のバランス」です。

廣戸氏曰く、人間には先天的に備わっている体の特性として「重心のバランス」があり、それは大きく4つのタイプに分類されるとのこと。

4スタンス理論では、「重心のバランス」によって以下の4種類に分けています。

・A1タイプ:つま先の内側
・A2タイプ:つま先の外側
・B1タイプ:かかとの内側
・B2タイプ:かかとの外側

実はこのタイプによって、普段の仕草にもそれぞれ違いが表れています。

「A1」タイプのイチロー、ジャスティン・トーマスなんかは、素振りやスタンスに入る過程で腕を上げ、シャツの肩あたりを触る動作が入っているのもこの特徴とされています。

4スタンス理論簡単チェック方法

4スタンス理論簡単チェック方法

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4スタンス理論がゴルフ界で有名になってから5年以上経っているため、様々な書籍やWEBサイトにてタイプ診断ができます。

詳しい診断方法は専門書にお任せし、ここでは簡単なチェック方法をご紹介します(書籍の中では20項目近いチェック方法が紹介されています)。

実際にやってみると「アレ? どっちだろう?」と思う診断項目もありますが、重心のバランスをチェックする上では以下の方法がオススメです。

【AorB判定】
■しゃがみ方の違い
1.両足を1センチほどの感覚を開け、真っすぐに立つ
2.膝が前に出ないように誰かに押さえてもらう

Aタイプ⇒しゃがめる(股関節を動かしてしゃがむタイプ)
Bタイプ⇒しゃがめない(膝を動かしてしゃがむタイプ)

【1or2判定】
1.椅子に浅く腰掛ける
2.膝が外方向に動かないように誰かに押さえてもらう

1タイプ⇒立てる(内旋しているタイプ)
2タイプ⇒立てない(外旋しているタイプ)

※膝が内方向に動かないように押さえた場合は、逆の結果

【クロス・パラレル】
A1、B2の人⇒クロスタイプ
A2、B1の人⇒パラレルタイプ

この2つの分類は運動の軸を身体の内側に作るか、外側に作るかで決まります。

パラレルタイプの人は平行に軸を取り、クロスタイプの人は文字通りクロスするように軸を取るという特徴があります。

クロスタイプは、身体を交差させて自分の軸を動かしながら動く動作感覚を持ち、パラレルタイプは、回転するように身体の左右を入れ替えて動く動作感覚を持ちます。

グリップを手のひらに対してに斜めに握った方が力が入りやすい人はクロスタイプ、真横に近く握ったほうがいい人はパラレルタイプです。

4スタンス理論別プロゴルファー

4スタンス理論別プロゴルファー

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各カテゴリーの代表選手をざっとピックアップしましたので、参考にしてください。

■「A1」タイプ
キャメロン・チャンプ
ジャスティン・トーマス
ザンダー・シャウフェレ
アダム・スコット
トニー・フィナウ
ジョーダン・スピース
チェ・ホソン
石川遼

■「A2」タイプ
タイガー・ウッズ
ジャスティン・ローズ
ブルックス・ケプカ
ダスティン・ジョンソン
アニカ・ソレンスタム
アーノルド・パーマー
ベン・ホーガン
宮里藍

■「B1」タイプ
セルヒオ・ガルシア
ジョン・ラーム
トミー・フリートウッド
パトリック・リード
フランチェスコ・モリナリ
ブラント・スネデカー
グレッグ・ノーマン
リー・ウエストウッド
ルーク・ドナルド
藤田寛之

「B2」タイプ
リッキー・ファウラー
ジェイソン・デイ
ルイ・ウーストハイゼン
バッバ・ワトソン
フィル・ミケルソン
ブライソン・デシャンボー
ジェイソン・ダフナー
イアン・ポールター
マット・クーチャー
池田勇太

スイングを参考にする時は、ぜひ自分のタイプに近い選手からお気に入り動画やレッスンを探してみてください!

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Yanagi@TPIトレーナー兼ドラコンプロ

TPI認定トレーナー兼JPDA(日本ドラコンプロ協会)所属のドラコンプロです。 168cm(60kg)とドラコンプロとしては小柄ですが、ドライバーの飛距離は300ydを超えています。 身体の使い方、クラブの使い方を工夫するだけで、飛距離は簡単に伸びます!! TPIのメソッドやドラコンプロとしての知識や経験を活かし、フィジカルやメンタルのコントロール方法に関して、専門的な知識を噛み砕きながら、能力をフルに発揮するための豆知識をお伝えしたいと思っています。 Twitter("Yanagi"で検索! https://twitter.com/Out_Drive300)やブログでも情報発ししていますので、気になる事があればお気軽にお問い合わせください! https://drive4show.org/

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