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ライフスタイル

亜月

突然の打球事故!起きたときにどう動けば良いの?

こんにちは、ライターの亜月です。

時々、プロゴルファーの放った球がギャラリーに当たり、そのボールをプレゼントしている光景をテレビやニュースで見かけます。

一度着弾して転がった球が当たるなど、笑いごとで済めば良いのですが、それはただラッキーだったという話。

では、打球事故を起こしてしまったらどうすれば良いのでしょうか?

打球事故は怖いんです

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わたしは自分自身が当たったことはありませんが、一緒にプレーをしていた同伴者の首筋にボールが当たったことがあります。

本人いわく、ボールが飛んできた音がして無意識に首を逸らしたので、直撃ではなく首をかすめたという話でしたが、一瞬後に私たちが見たときには、言葉が出ずうずくまっていた彼女がいました。

直撃を免れたと言っても、その首筋はみるみる腫れていき、キャディさんからクラブハウスに連絡、そのまま病院へ。

一般的にドライバーで打った打球は、時速200km以上の初速が出ているそうです。

あれが首筋でなく頭だったらと思うと、今でも寒気がします。

ボールを当ててしまったら?

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故意でないにしろ、自分の打った球が誰かに当たってしまったら、どうすれば良いでしょうか?

自分のボールが人に当たったことに気づいたら、とにかく容体を確認し、謝罪しましょう。

相手が平気そうにしていたとしても、ゴルフ場のスタッフに報告をすることも大切です。

もし、後日病院に行き、治療費など損害賠償請求を相手から起こされた際に、ゴルフ場から「事故証明書」を出してもらい、保険で対処する場合もあるからです。

打球事故は基本的に示談となるため、相手の連絡先を聞いておくことも忘れないでください。

打球事故を起こさないために心掛けること

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当てないよう気を付けることももちろん大切ですが、当たらないように気を付けることも大切です。

「ファー!」と危険球を知らせる声が聞こえてきたときは、頭を抱えてしゃがみましょう。

同伴のプレーヤーが打つときは、それより前に出ないようにしましょう。

「狙いの線上にはいないから大丈夫」と思っていても、不意なシャンクでボールが飛んでくる可能性がありますよ。

自分のボールを早く確認したい気持ちも分かりますが、前に出たことで打つ人の視界に入り、スイングの集中を乱してしまうこともあります。

誰からボールが放たれるかをしっかり確認し動くことが、自分の身を守ることにつながります。

楽しいゴルフが悲劇になることのないように、今一度、しっかり確認して行動するようにしましょうね。