タイガーのパッティングスタイルはまさに教科書だ

お気に入り

以前、青木功プロにインタビューをしたとき、「最近のプロたちのスイングには個性がないな。同じウェア着せて、遠くから見たら、誰が誰だか分かんないよ」と言っていました。

確かに、青木プロの時代は、本人を含め、杉原輝夫プロなど、個性的なスイングは遠くからでも分かったものです。

昔のパッティングスタイルは、強く打つことが大切だった

昔のパッティングスタイルは、強く打つことが大切だった

getty

最近のプロゴルフの世界は、洋の東西を問わず、ゴルフスイングだけでなく、パッティングスタイルも個性派は少なくなりました。

「パットに型なし」と言われてきましたが、確かに過去のパッティングの名手たちを見ても、青木功、ジャック・ニクラウス、ジョニー・ミラーなど、そのスタイルは様々でした。

「カップインすれば、形なんて関係ない」という考えが主流だったのです。

しかし、この考えはゴルフコースの管理状態が悪く、重くてボコボコしたようなグリーンが多かった時代の話です。

芝目やアンジュレーションに負けないように「強く打つ」ことが大切だったから、青木のように手首を使って、パチンと打ったりする必要があったのです。

グリーンの高速化によって、個性派がいなくなった

グリーンの高速化によって、個性派がいなくなった

getty

最近のグリーンは、コンディションが良くなり高速化しています。

そうなってくると、「強く打つ」ことよりも「狙ったところへ芯で打つ」ということが大切になり、プロたちのパッティングスタイルにも個性がなくなってきました。

つまり、確率の高いパッティングスタイルが確立されたのです。

そのお手本になるのがタイガー・ウッズなのです。

タイガーといったら、ドライバーの飛距離やアイアンショットのキレが印象的ですが、プロに言わせると、「タイガーは何よりもパットが一番上手い」と評する人が圧倒的に多いのです。

では、タイガーのパッティングスタイルのポイントとは?

パッティングアドレスの注意点

パッティングアドレスの注意点

getty

まずはこの形からマネしてアドレスを作るべきですが、そのときにいくつかの注意点があります。

まずはパターヘッドを地面に押し付けないこと。

地面に触れていても、パターを吊るすように重さを感じて持つこと。

そして、背中や腰、下半身に張りを持たせて構えること。

パターヘッドの重みを腰で感じるイメージです。

要するに、体の大きな筋肉を意識して構えるのです。

タイガーに見る6つのアドレスでのポイント

タイガーに見る6つのアドレスでのポイント

getty

1.スタンスは肩幅よりも少し狭い

2.背筋は伸ばし、股関節から前傾を作る

3.両脇は締まり、ひじは軽く曲げる

4.左ひじから下の腕がシャフトと一直線になる

5.ボールの位置はスタンスの中央よりボール1個分左にセット

6.パターヘッドが体の真ん中にあり、手はボールの真上でややハンドファースト

どうですか? アドレスだけなら、タイガーのマネは誰にでもできますよ。

お気に入り
Nick Jagger

元某ゴルフ雑誌編集長。ゴルフ取材歴30年以上。現在フリーランスのライターとして、単行本、ゴルフコミックの原作など多数執筆中。

このライターについてもっと見る >
ゴルフ5 コーデバトル200403-0416

カートに追加されました。