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ライフスタイル

亜月

自分勝手な解釈はNG!ゴルフの撮影マナーを考える

こんにちは、ライターの亜月です。

先日、愛知県の新南愛知カントリークラブで行われたデサントレディース東海クラシックの観戦に行った時のこと。

試合は前日からの8打差をひっくり返し、見事に全英女王・渋野日向子プロが優勝を飾って幕を閉じました。

その中で、気になったことがあったので書いてみました。

私の目の前で行われたこと

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トーナメントに観戦に行かれたことがある方はすでにご存知と思いますが、試合観戦中の写真撮影、動画撮影は禁止となっています。

最近では撮影OKと掲げられた「フォトエリア」を大会側も設けていますが、それ以外でも、プロを自分のスマホに収めようと、こっそり携帯を取り出す人の多いこと多いこと。

先日のデサントレデイース東海クラシックの中でも、私の2列前くらいに陣取っていた60代くらいの男性が、「動画なら音がしないし良いかな」と話しながら、自分のカメラでプロがホール間を移動しているところを、足元から上にカメラを向ける形で、撮影していたのです。

ゴルフはマナーを重んじるスポーツ

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「音がしないからいい」と、禁止されていることに対して勝手な解釈をし、堂々としたその行為に対して、私と一緒に行っていた友人は、とても不快でした。

「海外は禁止していない」と高らかに言う人もいるようです。

確かに撮影音がしなければ、プロのスイングに影響を及ぼすことはないかもしれません。

しかし、許可を受けたカメラマンのみが撮影を許されているその中で、勝手な解釈で禁止行為をすることは、いかにバレなかったとしても、マナー違反に当たると思われます。

ゴルフは、紳士淑女のスポーツとして、ルール以外にもマナーが重んじられます。

観客の立場とはいえ、そのマナーを守らないことは、ゴルファーとしてのマナーに反していると考えます。

グリーンのボールマークを直すこともしかり、バンカーの足跡をきれいにすることもしかり。

元々審判がいないスポーツであるゴルフ。プレーヤー自身が自分を律することで調和が生まれますので、この点をしっかり考えるのが良いと思います。

自分も周りも楽しくゴルフ観戦ができるように!

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今回の撮影者も、心の中で罪悪感を覚えながら、撮影をしたかもしれません。

撮った動画をスマホに収めて、それを堂々と他人に見せられるでしょうか。

それを目撃した私も友人も、その行為を不快に感じました。

たくさんの人がいる中で、自分1人くらいなら、または他の人もやっているだろうと、禁止行為をすることはやめましょう。

せっかくプロのプレーが目の前で見ることのできるこのチャンス、カメラではなく自分の網膜に焼き付けて、楽しい時間になるようにしてくださいね。